「根本酒造」
誠実に 酒と向き合い 酒を想い 酒造りに全てを捧げてきました
私ども根本酒造は、この豊かな自然に包まれた奥久慈の地で1603年の創業以来四百年以上にわたって酒造りをして参りました。伝統の技を守りながらも、その年の米、その日の気候に合わせて、酒に心を砕きながら、より美味しい酒を求めて造り続けてきました。これからも酒に頑固に向き合い、お客様に喜んでいただける酒を造り続ける努力をして参ります。
根本酒造の四百年の歴史「武家発祥の武士の酒」
当蔵元のルーツは、徳川幕府開幕の頃。常陸国久慈郡を治めていた大名佐竹氏の家臣が慶長八年(1603年)に酒蔵を創業いたしました。藩主へ納める味噌・醤油などを製造していた技術を応用して酒造りを始め、以来20代にわたって伝統と歴史を守りながら酒造りをし続けて参りました。
経験に裏付けされた酒造りを代々続けながらも、日々研究を重ね、技術や策を革新し続けながらより美味しい酒造りを心がけております。
根本酒造の『水・米・技』
当蔵元がある奥久慈(茨城県常陸大宮市山方)は、県立自然公園に属する八溝山を源とする“清流”久慈川が流れる大自然に囲まれた里山の田園風景が広がる中山間地域にあります。昼夜の寒暖差が激しいこの地域では、米をはじめとする農作物が豊かに実り、美味しい酒造りに適した自然の恩恵に包まれた地域です。
自然豊かな久慈川水系のすぐ傍にある当蔵元で、酒造りに使用している水は名水として誉れ高い駒形神社に湧出する御神水。奥久慈の雄大な山々に蓄えられて湧き出でる清純な水は、酒造りに必要なミネラル(マグネシウム、カリウム、リンなど)を適度に含んでおり、酒造りに非常に好適。当蔵元が代々使用してきた名水です。
また使用している米は、高品質の酒造好適米(山田錦、美山錦)をはじめ、地元で採れるひたち錦を惜しみなく贅沢に使用しています。
それらの選び抜かれた水と米、そして長年にわたり培われた酒作りの技術をもって、熟練の南部杜氏と蔵人が丹精込めて酒造りをしております。
根本酒造 茨城県常陸大宮市山方630
代表銘柄
カミマル 純米吟醸55
従来のコンセプトを一新し、甘口でさっぱりとした味と、更なる飲み易さを追求した純米吟醸です。
原料米:ひたち錦 精米歩合:55 %
久慈の山 純米酒
純米酒のスタンダード。伝統の技術で米の旨味を存分に活かした、まろやかで深い味わいのしっかりとした純米酒です。
原料米:日本晴 精米歩合:60 %
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