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<大阪-観光> 黒門市場

2023-10-10 07:12:38 | 観光

 「黒門市場」

 黒門市場は、大阪府大阪市中央区日本橋1丁目・2丁目に所在する市場、商店街。

 堺筋から一つ東の筋を中心に、千日前通の南側に展開する。商店街の類型は超広域型商店街で、キの字形に伸びる総延長距離約580メートルのアーケード街におよそ150~160店舗が軒を連ねる(2019年時点)。商店街は7つの町会で構成されており、生鮮三品を始めとする食料品を幅広く扱う。大阪においては、東成区の鶴橋市場、豊中市の豊南市場などと並んで食の宝庫として知られる。

 2000年代以前の黒門市場には飲食店がおよそ20軒ほどあり、黒門市場関係者や地域住民を相手にしたうどん屋などの大衆食堂が大半であった。2010年代には、立地を活かして新鮮な魚介類を使った料理店・居酒屋なども増えていった。

 2010年代前期後半(※おおよそ2014年から2015年頃に始まる)には、観光立国とインバウンド消費の拡大に官民が一体となって取り組み、全国各地で様々な成果が上がっていたが、黒門市場もこの頃からアジアを中心に「日本へ行ったら立ち寄るべき有名スポット」の一つとして海外メディアで取り上げられることが多くなり、分かりやすくて面白いインバウンド消費の成功例として日本のマスメディアでもしばしば取り上げられる、それだけの果実を得た。日本人客より外国人観光客のほうが多くなる状況(※2016年はアジアからの観光客を中心として客の7割が外国人となった)の中、店主らも英語などへの対応を心がけ、各店舗の品書きも商店街のガイドブックやパンフレット類も外国語対応が珍しくなくなった。ガイドブックは英語と中国語に対応し、日本語版より多く使われるようになった。この時代には串焼き風メニューが充実していったが、その場で焼いてもらって食べ歩きしながら味わえることが外国人に大いに受けたことと無縁ではない。また、絶対数の多い中国人観光客の場合に特にそうであるが、日本に来たからには母国では決して食べられないフグを食べてみたいという人が多く、夏場でさえも鍋料理を含むフグ尽くしを食べたいという要望が多々あった。夏にはあまりフグを食べない日本人の慣習に則って夏の黒門市場はフグを仕入れていなかったが、産地・下関と提携して2016年(平成28年)の春から仕入れ始めると、これが爆発的に売れた。

 2010年代後半には、およそ180の店舗があり、そのうち鮮魚店が約半数を占めている。そのほか、青果・乾物などを扱う店も多い。市場とは特に関連の無い総合食品スーパーマーケットなども立地している。2019年(令和元年)時の公式ウェブサイトの情報では、アーケード街には約150店舗が軒を連ねていた。

 しかし、そのようなインバウンドに依存した戦略は、新型コロナウイルスによる観光客の急減により、売り上げが激減し、多くの店が休業や閉店に追い込まれた。取材に答えた振興組合の人物は「天国から地獄」と表現した上で、訪日客中心の戦略に偏るあまり地域住民への十分な配慮ができていなかったとした。

 文政年間(1818-1831年間)の頃(江戸時代後期前半) - 圓明寺市場(現・黒門市場)の始まり/浄土真宗本願寺派寺院・圓明寺の黒門の前で鮮魚商人らが市を営み始め、「圓明寺市場」と呼ばれるようになる。
 1912年(明治45年)1月16日 - 南の大火(難波大火)が発生し、圓明寺は黒門を含む全ての伽藍が焼失する。
明治最終年中もしくは大正元年の頃 - 圓明寺が中河内郡矢田村へ移転する。市場の人々はかつてあった黒門にちなむ「黒門市場」という名称を用い始める。

*Wikipedia より

 黒門市場は江戸時代から続く歴史の長い市場で、魚や野菜、果物、衣類など様々な商品の取り扱いがあります。安くて種類豊富な食材が集まる「大阪の台所」として親しまれる一方、鮮度の高さにも定評があることから板前などのプロが仕入れに訪れることも少なくありません。串焼きやフルーツジュースなど食べ歩きしやすいものも多いので、観光の合間にぜひ訪れてみてください!

*https://www.tabikobo.com/tabi-pocket/japan/osaka/article49387.html より

 昭和の頃は「年末にふぐを買うならココ」といわしめた黒門市場。

 しかし、インバウンド特に中国人がどっと訪れるようになり様変わりした。立地的に「なんば」「日本橋」といった「爆買い」できる店舗が周辺にあり、かつ観光バスを無断に駐停車できる堺筋がよかったようだ。

 最近では少ししぼんだように思う。やはり中国人団体客頼みか?


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