いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<日本酒> 無濾過純米原酒 開明 2001年

2021-10-24 06:38:50 | 日本酒

 ワイングラスでおいしい日本酒アワード プレミアム純米部門

 <最高金賞> 14/16 「無濾過純米原酒 開明 2001年」

原料米 自社栽培山田錦60%
精米歩合 60%
アルコール度数 17.5%
日本酒度 +5
適温 ロック~常温

 

Vintage(ヴィンテージ)熟成酒

Vintage熟成酒とは、1999年から2017年に上槽し、定温熟成による味の変化を目的とした無濾過純米原酒です。濾過をせず瓶詰めをしておりますので、ワイン程ではありませんが時を重ねる毎に熟成によるを味の変化を楽しむことができます。『ワイングラスでおいしい日本酒アワード2021』のプレミアム純米部門で最高金賞を受賞した『無濾過純米原酒 開明 2001年』は、安政年間に建てられた本蔵での定温熟成(18度以下)により、色は琥珀色、香はカラメル様となり、シェリーのような味わいに仕上がっております。
他のVintageをご要望の場合には、ご相談ください。※各上槽年、720mlで1000本限定

ワイングラスでおいしい日本酒アワード2021 プレミアム純米部門 最高金賞受賞

 

テイスティングノート

【タイプ】熟成タイプ
【外観 】透明感のある明るい黄褐色、透明な黄金飴のような色合い。 高額白ワインのように見える。
【 香り】 熟成がもたらす芳醇で旨味のある香りが複雑に絡み合っている、個性的な香り。黒蜜、キャラメルの濃密さ、伽羅(キャラ)のような品の良さ、干しシイタケのような熟成香など様々な要素が凝縮した複雑な香り。
【 味わい】 しっかりとした熟成感のある濃厚な味わい。丸み、旨味のある味わいが一気に口中に広がる。豊かな酸が、芳醇な味をうまくまとめており、余韻は長く、まろやかな甘味が最後まで感じられる。
【美味しい飲み方】お酒をよく理解している方、個性的なお酒を探している方にお勧め。ウイスキー感覚のオンザロックで酒だけを楽しむ場合は、ブランデーグラス。冷たいとコンプレックス(複雑性)な香りが出にくいので、『15℃以上』でボルドータイプのワイングラスを使用。 相性が良いのは、しょう油、ミリンで作った、タレを使った重厚な料理。ウナギのかば焼き、焼き鳥、すき焼き、ブリの照り焼き、牛筋の煮込みなど。『10℃~25℃』では、酒の表情が変わるので温度管理を要求される。重厚な旨味成分を楽しむには少し高めの15℃ 前後、25℃ 前後だと、さらに重厚感が増すが、好みが分かれる。 10℃ 前後だと、香りのトーン、味のふくらみも控えめになるが、デザートワイン的に楽しむのであればお奨めの温度。

 株式会社 元見屋酒店 愛媛県西予市宇和町卯之町3-88

 元見屋酒店のラインナップ

 「開明」純米大吟醸 自然派・純米大吟醸 山田錦・純米吟醸  など


 ㈱元見屋酒店の位置する西予市宇和町卯之町は、宇和島藩の宿場町として栄えた江戸時代、200m程の通りに当蔵も含め造酒屋が5軒あったことが資料に記されており、酒造りの季節になると仕込み水に使用するため湧水汲みが、酒蔵間で競争となり、風物詩となるほどの賑わいをみせていたと伝えられています。高い標高は酒造りに必要となる冬の寒さをもたらし、肥沃な土地は昔から米処として名高く、当蔵裏手の雨山(坪ケ谷)からは脈々と天然水が吹き出ています。この酒造りに最適な気候と、米・水をふんだんに使える里で、元見屋酒店は江戸時代の寛政年間より弐百年間、絶えることなく酒を造り続けております。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <伝統野菜> 茨城 浮島だい... | トップ | <ぶどう> ウインク »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本酒」カテゴリの最新記事