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沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「くとうば じんじけー」に参加しました

2024-12-14 22:06:29 | 日記

 12月14日、日比谷コンベンションセンターホールで開催された「くとうば じんじけー ~琉球・島々のナラティブ~」に参加しました。「くとうば じんじけー」とは、沖縄の黄金言葉(ことわざ)で、言葉はお金と同じで、使い方で人を生かすことにもなり傷つけることにもなるから慎重に使いなさいという意味です。
 「琉球諸語の歴史と多様性」と題して仲間恵子さん(沖縄言語研究センター研究運営委員・琉球大学他非常勤講師。沖縄金武出身)が講演された。琉球諸語とは、奄美大島から与那国島まで約1000キロに及ぶ島々で話されている言葉で、各島々によって話す言葉が違います。明治以降の皇民化政策で、琉球語は「方言札」など用いて使わないような政策がとられ、今や消滅言語としてユネスコに登録され、保護するよう求められているそうです。
 琉球諸語は6つのグループ(奄美語・国頭語・沖縄語・宮古語・八重山語・与那国語)に登録されているが、さらに村々の言葉の研究も行っているという。沖縄山原出身の私は、国頭語や沖縄語はかろうじてわかるが、宮古・八重山・与那国語は全くわかりません。地域地域に伝わる大事な言葉、改めて多様性に富む琉球諸語に感銘をうけました。
 次に宮古出身の垣花暁子さんが「川満原のアグー」「多良間しゅんかに」のサンシンを引き、さらに「鳩間節」「繁盛節」のサンシンにあわせて日南田さんの琉舞がありました。そして、最後に沖縄・宮古・与那国出身の方々のトークセッションがあり、終了しました。琉球島々の言葉に、サンシン、そして琉舞、すばらしいいベントでした。参加者は約150名でした。


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