１７回忌

今日、１０月２２日は、我が愛おしい息子、ロッキー様の１７回忌であります。
母、リリオーは朝から墓参りに行き、仏壇に線香、ローソクに花を供え、じっと手を合わせ法要したのであります。何度も書いておりますのでもう書きますまい。いや、少しだけ書かせてください。
可愛ゆい、男前、ハンサム（同じか）賢い、偉い（同じか）もう、もう、日本で、いや世界で一番のお犬様で有ります。エエッ、お犬様って？この前、競馬中継で、キャスターが３頭のお名前をと言って・・・馬に「お」を付けるなんておかしいじゃないかと書いたじゃないかってですか。
その「お」はおかしいですよね。でも、ロッキー様に限っては良いのです。「お」を付けようが「様」を付けようが、なんて言ったってリリオーの宝だったんですから。
リリオーが店に出かける時は「行ってらっしゃい」と寂しそうに早く帰ってきて欲しいと手を出し握手を求め、、帰ってくると、もうメチャクチャ喜びを体で訴え母に飛びついてきて、寝るときは「さあ、寝ましょう」とお布団に入ると、すっと母の横に寝そべり、ママ、チュチュ頂戴と可愛い唇をツンと出すのです。母はロッキー様の唇にチュチュすると安心してニコッと笑い、母の手枕でスースー。
でも、ロッキー様はもう帰ってきません。「もう、僕のことは忘れて幸せになって」と言ってくれているような気がしますが、「ダメ、ロッキー様のいない生活なんてつまらないのよ、幸せはいらないの」と仏壇に手を合わせて申しました。
今日は、ロッキー様と過ごした１２年半を忍び、アルコールは断ちましょう。
「何言ってるの、ママのお酒を飲んでいる姿が良いよ。飲んで天国の僕と話そうよ」と言ってくれているような。そうか、じゃ、飲もうか、傍にいてね、愛しのロッキー様・・・結局は今日も又酔っぱらったのであります。
犬のことで、大げさな、おかしいんじゃないか・・・申す無かれ。痛い、苦しいと転げ回っても助けてやれなかったのに最後はママに抱かれ「サヨナラ」と言って天国に召された長男、胸がつまります。お水を・・・いや、ビールで胸のつまりをおさめましょう。
話せばもっともっと長くなるのですが、少しだけ書かせてくださいと言いましたのでほんの少しだけにいたしました。ワンワン