何故か秋は京都へ。
友から電話有り。以前、銀閣寺に行ったから今年は金閣寺に行かない？
たわいもない理由を作り出かけることになった。降りそうな雨も私達が出かけるよと言うと青空に変わった。精進が良いねえ。
この前書いたけれど、銀閣寺は紅葉真っ盛りの日曜日だったもので紅葉鑑賞より人の頭の禿具合（失礼）を見に行ったようなものだった。
紅葉が赤く染まるには早い１０月の平日だから観光客も多くなく静かじゃない？じっくり味わおうよ・・・友と２人、ＪＲ京都まで行き金閣寺前までバスで。
静か？とんでもない小学校、中学生達の修学旅行で団体客がいっぱいでザワザワ、ガヤガヤ。ガイドさんの案内旗のパレードだった。
だが、鏡湖池に望む３層の桜閣の金閣寺、華やかな中にも荘厳なたたずまいに、大勢の観光客は消え１人の世界が広がり、目をつむると書院造り、枯山水の庭園、水墨画等々の室町時代文化の豊かさが浮かんできて・・・
龍安寺の石庭もＯＫＵさんに、昔連れて頂いたことがあり、普通は入らせてもらえない茶室、有名な「つくばい」も見せて頂き感激したこと思い出す。
京都、奈良も３０分あれば訪れることの出来る大阪に住んでいて幸せ！
室町の文化を求め次は何処へ行こうかと考えながら大阪京橋まで戻り、大瓶３８０円の安い居酒屋で喉を潤す、室町文化にほど遠い世界、これまたチグハグも良いかなと思うリリオー達の１日。愉快であった。
