リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

読みました・・・2

2011-05-03 20:53:47 | Weblog

昨日の夜、お布団の中で一気に読んだ。「苦役列車」西村賢太著
芥川賞が決まってから3ケ月以上経ち読むのに時間がかかった。何故?店をしていたら話題に出るから直ぐに買って読んだであろうが、今は急ぐこと無しと図書館の貸し出し順番を待っていたのだ。
友もなく女もなく一杯のコップ酒を心の慰めにその日暮らしの港湾労働で生計を立てている19才の男・・・貫太
昭和の終わりの青春に渦巻く孤独と窮乏、労働と因業。
どうしようもない人間の話、ちょっとしんどい、切ない・・・とある。
そういう時代があったんだ、いや今もあるんじゃないか、そういう生活をする若者の気持ちが解る様な気がする。時代が変わっても人に頼らずその日、その日を生きるために働く。あるだろう話。
親の家に住み生活の面倒を見てもらいブラブラ短時間の労働で小遣いがあれば良しの若者を知っているから、自分で生活する青年の生活に共感を覚える。まあ、真っ当に働くことが一番だけど。
でも、途中で変化があるかと読んでいたが、これでもかこれでもかと続く模様にリリオーは少々疲れ模様。
読まれたあなたはいかがでしたか?
話は変わるけれど、連休は自粛モード。リリオーはこんな時は遠くに動かない。近場の図書館へ。池上さんの「薫陶の郷」が朝日新聞に掲載されたと聞いたので見に行った。「震災でもあきらめなかった」とある。震災とは阪神大震災の事。大きく載っていたね。コピーをして持って帰ってきた。一流の朝日新聞、テレビ朝日に出られて凄い!立派!
リリオーも前にテレビにちょこっと映ったと書いたけれど新聞にも出たことあるんだよ。大体、新聞に出るのは「悪い事した」「良い事した」だろうが、お客様関係比率は悪い事して、いや、されて出るのが、いや、出られるのが高かった。リリオーの場合は?でも、朝日新聞のような一流新聞ではないし今では廃刊になって無くなってしまった新聞だ。いやだいやだと言いながら切り抜きを今でも置いているんだから結構嬉しかったのかもね。何でも経験かな。


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