5時過ぎくらいのニュース番組で株価が下がって北新地は・・・をやっていた。
不景気になり閉店する店が多くなった。閉店した店のママはどうするか?クラブやラウンジの雇われママとして働くらしい。それだから5人も6人もママがいる店が出現している。その雇われママ達はお客様が呼べず仕事が出来ないときは、通りの角々に立ちん坊するか新地の中をグルグル回り歩き顔なじみのお客様が歩いていないか出逢わないか目を白黒して見張るらしい。(捕まったら大変だぞ、逃がしてもらえないぞ、手錠をはめられ店に連行されるんだ)
新地中の不動産屋の話・・・以前は閉める店と開店する店は半々だったが、夏以降50店が閉め40店がすると言う感じ。それも開店するのはラウンジじゃなくレストランや居酒屋が多くなっている。
生花店の話・・・10月以降パタッと歩くお客様が減った。花をプレゼントするお客様も少ない。
洋装店の話・・・売上は去年の半分。女の子へのプレゼント激減。
ラウンジママの話・・・やめたいけれど、クリスマスを向かえる年末は少しはましになるだろうと思うからやっているけれど来年はやめる?
大変だとテレビはやっていた。悪い話ばかりだね。
でも、新地が無くなる訳じゃない。大丈夫!
でもでも、新地って面白い?
お客様はカラオケを唄い女の子は手を叩いたりデュエットをしたり、時にはお客様より女の子がマイクを握って離さないこともあり、じっくり語り合うと言う事が少ないんだよね。(リリオーの店もそうだったかも、反省!)
お客様は今度こそあの子を落としてみせる、女の子は気のある振りをして飲み代を使わせ寝そうな振りして寝ない・・・お互い心の中を探りながら綺麗に面白く遊ぶのが夜の世界。
昔、勤めていたママに言われた。寝たら終わり、寝ないで客をつかむにはどうしたらええか、それを考えて仕事をするんやと。
引っ張ったり離したり、引っ張られたり離されたり駆け引きしながら楽しい夜を遊んでもらう。それが新地の面白いところだと思う。
夜は単なるアルバイト。お昼だけでは食べていけないし旅行もしたいしと言う女の子ばかりではどうかと思うけれど。
まあ、みんな頑張ってよ。あなたも新地に行ってね。