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2012,4,28~29
立山(富山県)
別山 2880m
(2)
室堂-雷鳥沢-剣御前小舎-別山-雷鳥荘
■別山南峰 12:43~12:52 (2874m)
剱岳を見るならココ!ってどこかの本に書いていた。で、ここに行きたいとずっと思っていたが、前回はガスの中。
今日は絶好のチャンスとばかりに向かいます。
▲別山北峰
見ての通りのたおやかな尾根。
▲雪原?
あまりの気持ちよさにスキップしたい衝動に。
一旦下って、ゆったりと登り返すと
■別山北峰 13:06~13:25 (2880m)
▲憧れの剱岳(クリックで拡大)
別山北峰に登頂。目の前には、憧れの剱岳。いや~男前です。立山曼荼羅では、針の山、地獄と称されて
いますが、針の山は確かにそうだけど、小太郎には神が宿っているように思えます。
そして、北峰からは後ろ立山連峰がずず~と白馬岳まで丸見えです。
山ヤの皆さんは、ここが今日のターゲットなんでしょう。入れ替わり立ち代わりやってきます。
やはり、男前な剱見学が目的なんでしょう。
展望も堪能したので帰りましょう。
剣御前小舎で休憩をはさみ、アイゼンを再装着して下りましょう。
▲ナイフリッジ(クリックで拡大)
まずは、奥大日岳に向かってナイフリッジをトラバースして、
▲眼下には雷鳥平(クリックで拡大)
この後は、奈落の底に落ちるように一気に下ります。見てるだけでも怖いです。
下りだすと、稜線の風が嘘のように風が止み、南向きの斜面は太陽が照りつけ、あ・つ・い!
おまけに、雪が登りの時よりズブズブで、時折膝のあたりまで埋もれてしまうという、本当にGWなのか?
あまりの腐りっぷりに、アイゼンを引っかけてしまい、お気に入りのスパッツをカットしてしまった。
まあ、パンツまで及ばなくて一安心しましたが。
雷鳥平に到着するころには、ヘロヘロになってしまいました。
▲これが地獄の登り返し
しかし、これからが最難関です。雷鳥荘への登り返しがとにかくきつい!
シャリバテで足が動きませんが、登り切ればそこはゴールの雷鳥荘。そう思ったから、一歩一歩登ろうと
しますが、足が出ません。
「ここを登り切れば、ビールが待っている。ここは、ビール坂と名付けよう。」
そんな、訳のわからないことを呟いていた。
「そう言えば、たしか初めて立山に来た時もここで難儀したんだ。」
「かれこれ10年近くたっても、全く成長してないな。ハハハッ、成長というより老化の年というのが正解か。」
もう半分壊れちゃっている。
■雷鳥荘 16:00
ほとんど這うようにして雷鳥荘に到着。到着早々、入口にある自販機でビールを買ったのは言うまでもない。