小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

裏銀座最深部縦走(6) 2012,9,12~15

2012年10月13日 | 山登り

2012,9,12~15

鷲羽岳(2939m)

水晶岳(2986m)

雲ノ平(2550m)

 長野県・岐阜県・富山県

(6)

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新穂高温泉-双六小屋-三俣蓮華-鷲羽岳-水晶岳―祖父岳―雲ノ平―黒部川源流―双六岳―新穂高温泉

夕食を終え部屋に戻ると、足の踏み場が無いほどのパンパン状態。連休前ってやっぱりすごいんですね。

 

朝4:00に起きると、部屋の半分の人はすでに出発した後でした。登山者の朝は早いです。これは、4日間で痛感したことです。

5:00からの朝食は、昨夜の夕食時の約半分の人数。日の出前から、思い思いの場所へ向かったようです。

■双六小屋 5:41

外に出ると周りはガスガスで風もすごい。4日間で一番コンディションが悪いかも知れない。

まあ、新穂高へ下りるだけだからと気にせずに出発。日の出はすでに過ぎているようですが、ここは谷の中のような所。

サクサクと歩き、尾根へ向かいます。

▲槍ヶ岳~~~~~ 出て来い!

尾根に到着すると、西鎌は完全なガスの中。しかし、槍ヶ岳はガスが、ガスがどんどん取れて行く。

幻想的な本日の天気。ウソのように西鎌尾根も先ほどのガスがすっかりと無くなり、あっという間に絶好の登山日和に。

▲槍ヶ岳~~Yes!

どうです、この天気!槍ヶ岳もドーーンです。

▲最後?の鷲羽岳

振り返ると、最後かな?の鷲羽岳の雄姿。今回の山行で実感したのは、鷲羽岳は間違いなく偉大なる山であるということ。

もう一つ水晶岳もと言いたいとこですが、ガスに巻かれ心が動かされるまでに至らなかったのが残念です。

▲尾根道

尾根道をテクテク。

▲笠ケ岳ズーム

尾根道を歩いていくと、笠ケ岳がドドーンと登場です。

■弓折乗越 7:05

▲弓折乗越

ゆっくりと写真を撮りながら歩き、やっと弓折乗越に到着。先を越された人達の多くがそのまま尾根道を笠ケ岳へ向かう人の多さ。

この時間で明日から3連休なら笠ケ岳に向かうのは自然の流れか。

うらやましさ半分、裏銀座満喫の満足感半分の小太郎。いつかは、と思いながら鏡平小屋を目指します。

 

鏡平小屋までの道のり途中、多くの登山者とすれ違う。あいさつ方々「今日はどちらまで?」と聞くと、

「笠ケ岳」と答える方が多い。

双六じゃないんだ。笠ケ岳か・・・。こんなに人気なのは、ビックリ。

■鏡平小屋 7:40~8:00

▲鏡池からの槍穂(クリックで拡大)

鏡平小屋から鏡池に到着すると、有名な池に写り込む槍穂の風景。3日前に見ることができなかったので

これには大満足です。

ここで、声をかけられた。見ると、雲の平小屋でご一緒だったご夫婦。写真が趣味で、この風景を撮りがために

鏡平小屋に泊まったとのこと。

朝5時からここでシャッターチャンスを狙っている。写真を撮るのも大変だ。

 

ここからは、登ってくる人の数が尋常じゃない。テン泊のでかザックの人や、そんなに小さくていいの?って思ってしまうザックの人や

さまざまな人が息を切らしながらやってくる。もう、すれ違いで泊まっている時間の方がはるかに多い。

3連休って想像以上の人の多さだ。

■秩父沢 9:47

▲秩父沢

秩父沢までやってきた。ここまでくれば、先が見えてくる。タオルを沢の水に浸し、首筋に当てるとひんやりして気持ちいい。

さあ、出発しようと思った所下から団体がやってきた。首に目印の黄色いタオルを掛け、次々とやってくる。

あまりにも多いので、聞いてみると総勢100名! 今日は鏡平小屋に宿泊し、明日は笠ケ岳だそうだ。

それでなくても3連休で多いのに、プラス100名の団体。今日の鏡平小屋は立ったまま寝るんじゃないか。

■新穂高 12:06

 

この後も、登山者の数は途切れない。小池新道も終わり、林道をとぼとぼ新穂高を目指す。憧れの4日間を無事終えた

満足感を胸に新穂高に到着。



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