小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

黒斑山(浅間山) 2013,9,10

2013年03月02日 | 山登り

2013,2,10

黒斑山(浅間山)(2404m)

 長野県

浅間2000スキー場-トーミの頭-黒斑山山頂-トーミの頭―浅間2000スキー場

美ヶ原から下山し、真田の里である上田に1泊し、もう一つの目標である「黒斑山」を目指します。

まずは、登山口である「あさま2000スキー場」に向かいます。小諸から、昨日同様に急な山道をグングンと登ります。

スキー場の名称とおり、2000メートルまで登ると、スキー場の駐車場に到着。

■あさま2000スキー場 9:48

▲登山口の森

登山口に着くと、森の中へスノーシューの轍が伸びています。早速、我々もスノーシューを装着し森へ分け入り、

葉が落ちたカラマツからこぼれる、やさしい陽の光を浴びながら歩いていきます。

傾斜も緩く、まだ起きて間のないスタートにはもってこいの道です。

▲登山道

緩やかな傾斜は相変わらずですが、そのかわりと言ってはなんですが展望が全くありません。

ひたすら森の中です。

▲高峯山方面(クリックで拡大)

傾斜がきつくなり始めた頃、一旦森を抜けた場所から、やっと西側に展望が開けました。

出発した「あさま2000スキー場」から高峯山の山々のようです。

ここらから一気に傾斜がきつくなります。正直、スノーシューよりアイゼンの方がベターと思われます。

▲急傾斜をスノーシューでガンバル!

しかし、予備知識が乏しい為、一過性の傾斜と思い我慢してスノーシューで登り続けます。

道はどんどん細くなり、それは稜線にたどり着くまで続きます。

それにしても、登山者がいません。出発が遅かったにもかかわらず、ここまで2~3名しかすれ違っていません。

■分岐 11:22

▲分岐からトーミの頭を望む

樹林帯からいきなり目の前が眩しい世界に飛び出した。180°の展望・・・。いや眼下もすんごいことになってます。

ここが浅間山の外輪山になっているのがわかる程、下を見ると一気に数百mの崖になっていて、かなりの高度感。

その最低部から浅間山がこんもりと盛り上がるような形になっている。

右に目を向けると、車坂峠からの道にはたくさんの登山者がどんどん登ってくるのが見える。

小太郎達が登ってきたルートより稜線を通るルートがメジャーなんだとわかる程の人数が向かっててくる。

先に進もう。しかし、傾斜が一層急で着雪が少ない。これは、スノーシューよりアイゼンの方がよさそうだ。

履き替えて改めてトーミの頭へ向かう。

■トーミの頭 11:39~11:50

▲トーミの頭からの浅間山(クリックで拡大)

痩せ尾根の薄い積雪の道を慎重に登り、トーミの頭に到着。ここから、きれいな浅間山の姿がやっと現した。

山頂からは、わずかながら水蒸気か、噴煙を吐き出しているのが確認できる。

▲トーミの頭からの黒斑山山頂

目を左に転ずると、外輪山の流れで一番高いところが黒斑山の山頂だろうか。そのまま稜線は北へ伸びている。 

▲小諸の街並みと八ケ岳連峰

南側には小諸の街。そしてその先には昨日登った美ケ原が大きく広がっている。

稜線を北へ辿って行く。トーミの頭までは稜線だからか着雪が少ないが、一旦樹林帯の中に入ると一気に雪が増える。

雪は多く、大勢の人が踏み込んでいるにもかかわらず、踏み固まっていない。

気温が低くて、雪がサラサラなのだ。この日、下界の軽井沢の最低気温が―11℃。標高2400mの黒斑山山頂となれば

かなり低い気温というのが想像できる。

そんな雪を踏みしめて、トーミの頭から約20分で

■黒斑山山頂 12:12~12:36 (2404m)

▲黒斑山(クリックで拡大)

黒斑山山頂に到着です。山頂は多くの登山者で賑わっている。順番を待って撮影。

よく雑誌などで見てきた、凛々しい山容が目の前にドーン!です。

浅間山の山容って何本もの沢があって、それが独特の紋様になっているのが何とも言えない。

▲拡大(クリックで拡大)

拡大してみましょう。浅間山の紋様がより一層引き立って見えます。

よく見ると、噴煙が山頂から吹き上げています。こうして見ると、浅間山って山頂まで登れるように思えます。

(もちろん×です。)でもこの山ってずっと眺めていたい!って思わせる程、独特で端正な山です。

しかし、そうも行かず下山にかかります。

▲トーミの頭

下山をしながら、天空の城のように見えてきたのが「トーミの頭」です。いやいや、こうして見るととんでもない所にあります。

▲トーミの頭より軽井沢

今一度、トーミの頭から小諸、その奥に八ケ岳連峰の雄大な景色を目に焼き付けて下ります。

▲トーミの頭から分岐へ

トーミの頭からは、少し緊張しながら細く急な道を慎重に下ります。

ここをクリアすれば、車坂峠からの道と分岐。

■登山口 13:53

同じ道を、スノーシューではなく、アイゼン装着のまま下山しました。 



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