小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

北岳・間ノ岳(2) 2013,9,20~21

2013年09月30日 | 山登り

2013,9,20~21

北岳(3193m)

間ノ岳(3189m)

 

山梨県・静岡県

(2)

北岳山荘―間ノ岳山頂―北岳山荘―北岳山頂-二俣―広河原

(1)からよむ

■北岳山荘 5:30

この日をずっと待っていた。計画すれば、お天気やら仕事やらで延ばしに延ばして、平成25年。

朝食は5時40分からと聞いて、弁当に変更し山荘から稜線に登ると、東には雲海に浮かぶ富士山。

▲雲海に浮かぶ富士山(クリックで拡大)

本当に富士山は雲の海に浮かんでいるんじゃあないかと思わせる光景。

今日も、すばらしい天気に恵まれたと確信した瞬間です。

▲ご来光

富士山から左の北側に目を転じると、ご来光!これ以上何を望むのか?

▲これから向かう間ノ岳への稜線

これから向かう、間ノ岳への稜線もモルゲンルートに染まって行った。

▲北岳

北を見れば、北岳もオレンジに染まっている。

▲富士山と雲海(クリックで拡大)

さあ、間ノ岳へ向かおうか!左側には常に富士山が見守ってくれている。南アルプス特有と言おうか、ランドマークを

クッキリ望むことができる。

■中白根山 6:16

▲間ノ岳(クリックで拡大)

ゆったりとした中白根山山頂。ここから間ノ岳まで3000mを越える日本最長の稜線だ。

この山行での楽しみの一つだ。

傾斜も緩やかになりガレとザレが交互に交わる道で、緊張を強いられないリラックスして歩ける道だ。

小太郎は心の中で、昨年歩いた白馬岳から杓子、白馬鑓への縦走路とオーバーラップさせていた。

稜線に道があるのではなく、尾根の少し下の西側を巻くように緩い傾斜で南に伸びている。

何度かのピークを越え、より傾斜が緩やかになった頃、目的の間ノ岳が目の前に迫った確信した。

■間ノ岳山頂 7:22~7:58 (3189m)

▲南アルプス南部(クリックで拡大)

日本で4番目に高い間ノ岳山頂は、たくさんの人が達成感を胸に、笑顔で撮影と展望を楽しんでいた。

天気はこれ以上望むものがないほどの晴天だ。しいて言えば、西からの風がかなり強いか。

広く緩やかな山頂からは、南アルプスの名峰たちが勢ぞろいだ。丸い山頂の塩見岳、奥に悪沢岳と赤石岳。

3000mを越える山々を見下ろす快感。

▲間ノ岳から北岳(クリックで拡大)

しかし、振り返るとここよりも高い2つの山が、秀麗な姿を見せてくれている。北には今歩いてきた道の先にある「北岳」

▲富士山(クリックで拡大)

そして、東には「富士山」。間ノ岳から見る富士山は本当に美しい。シルエットは、農鳥岳へ向かう登山者だ。

本来ならば、後を追って歩くところだが、今回は農鳥より北岳と決めたのだ。いつかはと思い、涙を呑んで北岳に向かう為

間ノ岳を後にする。

▲北岳

北岳山荘近くまで下りてきました。この位置からの北岳が一番カッコいいかな。

■北岳山荘 9:15~10:00

▲北岳山荘のお弁当

北岳山荘で弁当にしてもらった、朝食弁当を食べました。ごはんはお寿司で、疲れた体にもススッと喉を通ります。

おかずは、鮭の下にも魚の甘露煮があり、夕食のメインも魚のかば焼きだったし、山小屋で魚料理ってめずらしいと思う。

お弁当を食べながら、これから登る北岳を眺めてみる。途中までは、ルートをたどることが出来るのだが、その先が

全くわからない。山頂直下がかなり険しそうなのはわかるのだが・・・・・。

地図にある「滑落注意」の【危険】マークが不気味だ。

                                                         (3)につづく

 



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