小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

御在所岳(1) 2011,10,29

2011年11月08日 | 山登り

2011,10,29

御在所岳(三重県・滋賀県)

1211m 

(1)

湯ノ山温泉-中登山道-御在所岳-裏登山道-湯ノ山温泉

未知の山域の鈴鹿山脈。紅葉が真っ盛りの情報を受けて、岡山を未明に出発し通行止中の旧鈴鹿

スカイラインの料金所跡を目指しますが、朝8時の時点で料金所どころか、あらゆる駐車スペースは一杯。

仕方なく、御在所ロープウェーの駐車場へ移動しますが、すでに渋滞が発生。

いきなり紅葉の御在所岳のすごさの先制パンチを食らってしまいました。

■湯ノ山温泉 8:46

▲湯ノ山温泉

少し下った駐車場に車を止め、いざ出発です。

ルートは、少々岩場のある中登山道から山頂を目指し、ロープウェイで下山。

文明の利器を思いっきり活用して、楽々登山。

それが今回のミッションです。まずは、湯ノ山温泉街を抜け中登山口に到着。

■中登山口 9:27

▲中登山口

 ここに来て、「どこからこんなに集まったの」と思うくらいに登山者が一杯。ファミリー登山者や、俄か登山者

らしき人たちも混じり、中登山道へ入って行きます。

スタートからいきなりの急登。いきなりエンジン全開の道に面食らうように喘ぎながら登ります。

花崗岩なのか、どこと無く燕岳の雰囲気に似ているような感じ。滑りそうで、気を使います。

■おばれ岩 10:00

▲おばれ岩

約30分で第一の名所のおばれ岩に到着。今にも倒れそうな巨岩を、ヘタ子は軽々と片手で支えます(さすがです)。

全容はこんな感じ。かなりの巨岩がもたれかかるように寄り添い、いつ倒れてもおかしくない。

おばれ岩を過ぎ、花崗岩の切通しを抜けると、

▲尾根道の登山道(クリックで拡大)

尾根道に出たのか、展望が開けます。そして、巨岩のオブジェが次々と出てきます。

▲御在所ロープウェイと山頂(クリックで拡大)

南には、ロープウェイと山頂。以前ロープウェーから中登山道の尾根道を見た時、どこを通るの?

なにやらとんでもない所を登山者が歩いていると思ったものだが、今まさに自分が歩いている。

見るのと歩くのでは違うものだが、今の所は順調です。でもこれから先どうなることやら。

■地蔵岩 10:24

▲地蔵岩(クリックで拡大)

少し歩くと、休憩している人達が同じ方向に向って皆写真を撮っている。その先を見てみると、

二つの巨岩の上に四角い岩が絶妙なバランスで乗っかっている。人の手が加わらず、自然のもの

とは信じられない。

有名な景観だが、実際に見てみると本当にすごいもんだ。

そして、その先には濃尾平野が常に見え雄大景色です。ただ、霞がかかっているのか伊勢湾が

うっすらしか見えないのが残念と思うのは贅沢だろうか。

地蔵岩を過ぎると直に、渋滞してしまった。

キレットが近いのか?

■キレット 10:32

▲キレット

予想通り、ここが中登山道の難所のキレットだ。登りの時に、キレットは下りとなる。

渋滞ししばらく動かないので、注意深く上から見ていると、一人動けなくなっていた。

実際に下ってみると、左程の難所ではないが、岩場に不慣れな人には、難儀するかもしれない。

ここから道は、ガレとザレを繰り返し、結構登りづらい。地図を見ると、危険マークがもう一つある。

周りの人も、もう一箇所危険なところがあると言う。

しばらくで、またまた渋滞してしまった。どうやら、ここらしい。

▲第二の難所

第二の危険地帯に突入するが、覚悟とは裏腹に、あっさりと通過。通り過ぎてから全貌を見てみると

難しそうに見えるがそうでもない。これで危険と言われているところは終了。と言いたいところだが、

この先もロープやら木の枝を掴まないと登れないところが頻繁に出てくる。小太郎の前を歩いている

おばちゃんは起用に膝を使いながら滑らないように登って行く。感心しながら進んでゆくと、いきなり

人工物の場所に飛び出した。

■富士見岩 11:37

▲富士見岩からの眺め(クリックで拡大)

富士見岩という名の展望台で、東側には大展望が広がっていた。今日登ってきた中登山道のルート

や湯ノ山温泉、濃尾平野まで見渡せる。

ただ、名前のよう富士山までは見えません。伊勢湾もアウトです。

 

                                                 (2)につづく

 



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