２０１２，４，２２
六甲山（兵庫県）
９３１ｍ
（１）
芦屋川－ロックガーデン－六甲山山頂－有馬温泉
岡山県北はしぐれるとの天気予報。いいのは、瀬戸内側のみ。できれば、ロングコースを歩きたい。
そこにヒットしたのが六甲山。いつもなら全山縦走コースを歩くのだが、南北を貫く魚屋道（ととやみち）
を歩けば、７時間程のロングコースで希望にバッチリ合致する。
■阪急芦屋川駅 7：38
▲阪急芦屋川駅
スタート地点は阪急芦屋川駅。芦屋といえば全国でも有名な超高級住宅街。駅に送迎に来る車も
高級車ばかり。
そんな、駅から北へ向かうと高級住宅街を抜けてゆきます。
▲高級住宅街
これは本当にビックリ！岡山に住む小太郎には理解の範疇を完全に超えてました。見たことのないおとぎ話の
中のお城のような邸宅が次々と現れてくる。それは、邸宅に敷地内のガレージ（あえてガレージという）には、
メルセデス、隣はアウディ、その隣はBMWそしてボルボ。本当にここは日本か？ってくらい高級車の
オンパレード。いやいや、小太郎が下々の日本人と痛感させられました。
■滝の茶屋 8：17
▲滝の茶屋
そんな高級住宅街を抜けると、やっと六甲山入口の滝の茶屋に到着。ここでトイレを済まし、山道への気合が
入ります。とは言え、ここまで結構登ってきてます。
▲高座の滝
滝の茶屋を抜けると目の前には、高座の滝が目の前にドーン！滝を右に見ながら山道へと入ると
いきなりの急登。
▲つつじ
山道の傍らにはつつじが満開で、しんどい気持ちを癒してくれます。
▲芦屋の街並みと大阪湾
後ろには芦屋の街並み、大阪湾の展望が見えてきました。
しかし、急登は一向に緩むこともなく、
▲鎖場
鎖場まで出てきました。ただ、写真で見るほど難しくはありません。
ただ、気温が高いせいか、いつも以上に体力を使っているようで息が上がります。
■風吹岩 9：11～9：19 （447ｍ）
▲風吹岩（クリックで拡大）
やっと風吹岩に到着。ここからの展望は素晴らしく、大阪の街並みまで見え、今日は天気がいいからか、
泉南の山並みまで見渡せます。
ここで、本来の魚屋道と合流します。だからか、多くの人がここで休憩をしています。
ここからは、傾斜も緩まり新緑の山を満喫できます。ロックガーデンでのしんどさもひと段落し、いい調子です。
■芦屋カンツリークラブ 9：43
しばし歩いてゆくと、左右に猪よけのトタン製の塀が現れました。そして、どんどん狭まり、目の前には扉。
この扉を抜けて入ったのが、芦屋カンツリークラブ。歩いている分には山道ですが、右を見ると実際ゴルフを
しているのが見えます。
■雨ケ峠 10：06
▲雨ケ峠
ゴルフ場を抜けると、東屋が出現。標識を見ると、雨ケ峠と書いてある。あまり、峠と言うほどの所では無く、
この後も登りになっています。右へ行くと「東お多福山」と書いてありまが、我々はまっすぐ進み、六甲山山頂
を目指します。
本庄橋へは、一旦下り何回か川を渡ります。橋を抜けると山頂に向けて登り一辺倒になります。
車の足る音が近くなり、足元がコンクリートになると稜線の一軒茶屋は近い。
■一軒茶屋 11：08
芦屋の町から３時間３０分で稜線に到達。道を渡り、舗装路を登りつめると
■六甲山山頂 11：18～11：38 （９３１ｍ）
▲六甲山山頂
六甲山山頂に登頂。山頂は、好日山荘主催のウォーキングの参加者で大賑わい。山頂の碑での記念撮影も
列ができるほどの人。やっと順番が来ての撮影が上の写真。
もう休憩する場所の確保に困るほどの大人数で、ちょうど出発したところをゲットして、昼食をとりました。
▲六甲アイランドの景色（クリックで拡大）
山頂からは、大阪湾から大阪の街への展望が開けてすんごいです！
よく見ると、大阪梅田のビル群まで見れます。
では、六甲山からの景色も堪能したので、出発しましょう。
有馬温泉に向けて出発すると、山頂の喧騒が嘘のような静けさ。道もしっかりと整備されていて歩きやすい。
サクサクと下り、有馬温泉に到着。有馬温泉では、まだまだ桜が盛り。
■有馬温泉 12：48
▲満開の桜（クリックで拡大）
温泉街で有馬温泉名物の
▲ありまサイダー
「ありまサイダー」で喉を潤しました。あまり甘くなく、すすっと喉に入ってゆきます。
これで六甲山南北縦走も終了。観光客、宿泊者がどんどん温泉街に増えてきた中、我々はバスに乗って
阪急芦屋川駅に向けて出発した。
