小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

大山(2) 2012,4,14

2012年04月24日 | 中四国の山のぼり

大山(鳥取県)

1709m

(2)

夏山登山口-6合目-弥山山頂-6合目-夏山登山口

(1)からよむ

避難小屋を横目に、少し上り詰めると

■大山弥山山頂 11:17~12:44 (1709m)

▲大山弥山山頂の碑

大山弥山山頂に到着。2ケ月ぶりの登山で体力低下を懸念していましたが、思った以上に大丈夫でした。

山頂の碑も思いっきり出ていて、大山にも春が来たと痛感しました。

天気はどんどん回復傾向だし、目を左に転じれば大山の最高峰の「剣ヶ峰」もクッキリハッキリ。

弥山から剣ヶ峰は立ち入り禁止ですが、「立入禁止」看板が雪ノ下に隠れている時期なんで、もう一つ先のピーク

に行ってみました。(自己責任ですよ。確信犯とも言いますが)

▲剣ヶ峰(クリックで拡大)

天気は昨日の雨が嘘のようで、東側の展望もバッチリ!烏ケ山から蒜山三座も見渡すことができる。

剣ヶ峰へ目を転じると雪が少ないのがわかる。よく見ると、剣ヶ峰への縦走した足跡が見て取れる。

禁止されているのだが、それ以上に、アルピニストの本能が優先されるようだ。

小太郎一行は、弥山山頂に戻り避難小屋内で昼食を摂ることにした。

中に入ると、男性1名のみ。窓からの陽の光も十分に差し込み、拍子抜けだ。

人の少ない避難小屋内でゆっくり昼食を摂り、下山の準備に久しぶりに「ピッケル」なるものを取り出しました。

▲弓ヶ浜、美保関への大展望(クリックで拡大)

雄大な雪原を下ってゆくと目の前に、弓ヶ浜から美保関、そして日本海。大山が誇る大展望が広がった。

この景色は、本当にすばらしい。この景色を見るために大山に登る、そういわれても十分納得できるすばらしさだ。

▲弥山から剣ヶ峰の稜線(クリックで拡大)

広大な雪原を展望を楽しむようにゆっくりと下り、後ろを振り返り弥山、剣ヶ峰に別れを告げた。

山スキーヤーはここから元谷へとダウンヒルを敢行。小太郎は、尾根道を旅館街への激下りだ。

▲尾根道(クリックで拡大)

雪と対話を交わしながら下ってゆく。登りの時には、凍っていて難儀した場所も時間もたち緩んでいた。

思っていた以上に緩んでいたため、サクサクと下っていた。

すると、下から上半身裸の男性が登ってきた。いくら登りとはいえ気温は氷点下だ。

思わず、「寒くないですか?」と声をかけた。

男性からは、「えっ!もう夏なんじゃないの」

ハハハ!元気な人もいるもんだ。

さあ、ここからは一気だ。と言いたいところだが、相変わらずヘタ子の雪道の下りはヘタだ。

ところどころで待ちながら、登山口へ向かう。

■元谷への分岐 13:35

▲元谷への分岐

元谷への分岐を過ぎると、それこそ一気に下る。雪は今まで以上に腐り、グサッグサッと深く雪の中に足が入る。

■夏山登山口 14:28

▲夏山登山口

三度ほど、踏み抜きながらも怪我もなく無事登山口に到着。心地よい疲れが体中を駆け巡った。

帰りには、いつもの岸本町の「ゆうあいパル」で汗を流し岡山へと戻って行った。

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。