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大山(鳥取県)
1709m
(2)
夏山登山口-6合目-弥山山頂-6合目-夏山登山口
避難小屋を横目に、少し上り詰めると
■大山弥山山頂 11:17~12:44 (1709m)
▲大山弥山山頂の碑
大山弥山山頂に到着。2ケ月ぶりの登山で体力低下を懸念していましたが、思った以上に大丈夫でした。
山頂の碑も思いっきり出ていて、大山にも春が来たと痛感しました。
天気はどんどん回復傾向だし、目を左に転じれば大山の最高峰の「剣ヶ峰」もクッキリハッキリ。
弥山から剣ヶ峰は立ち入り禁止ですが、「立入禁止」看板が雪ノ下に隠れている時期なんで、もう一つ先のピーク
に行ってみました。(自己責任ですよ。確信犯とも言いますが)
▲剣ヶ峰(クリックで拡大)
天気は昨日の雨が嘘のようで、東側の展望もバッチリ!烏ケ山から蒜山三座も見渡すことができる。
剣ヶ峰へ目を転じると雪が少ないのがわかる。よく見ると、剣ヶ峰への縦走した足跡が見て取れる。
禁止されているのだが、それ以上に、アルピニストの本能が優先されるようだ。
小太郎一行は、弥山山頂に戻り避難小屋内で昼食を摂ることにした。
中に入ると、男性1名のみ。窓からの陽の光も十分に差し込み、拍子抜けだ。
人の少ない避難小屋内でゆっくり昼食を摂り、下山の準備に久しぶりに「ピッケル」なるものを取り出しました。
▲弓ヶ浜、美保関への大展望(クリックで拡大)
雄大な雪原を下ってゆくと目の前に、弓ヶ浜から美保関、そして日本海。大山が誇る大展望が広がった。
この景色は、本当にすばらしい。この景色を見るために大山に登る、そういわれても十分納得できるすばらしさだ。
▲弥山から剣ヶ峰の稜線(クリックで拡大)
広大な雪原を展望を楽しむようにゆっくりと下り、後ろを振り返り弥山、剣ヶ峰に別れを告げた。
山スキーヤーはここから元谷へとダウンヒルを敢行。小太郎は、尾根道を旅館街への激下りだ。
▲尾根道(クリックで拡大)
雪と対話を交わしながら下ってゆく。登りの時には、凍っていて難儀した場所も時間もたち緩んでいた。
思っていた以上に緩んでいたため、サクサクと下っていた。
すると、下から上半身裸の男性が登ってきた。いくら登りとはいえ気温は氷点下だ。
思わず、「寒くないですか?」と声をかけた。
男性からは、「えっ!もう夏なんじゃないの」
ハハハ!元気な人もいるもんだ。
さあ、ここからは一気だ。と言いたいところだが、相変わらずヘタ子の雪道の下りはヘタだ。
ところどころで待ちながら、登山口へ向かう。
■元谷への分岐 13:35
▲元谷への分岐
元谷への分岐を過ぎると、それこそ一気に下る。雪は今まで以上に腐り、グサッグサッと深く雪の中に足が入る。
■夏山登山口 14:28
▲夏山登山口
三度ほど、踏み抜きながらも怪我もなく無事登山口に到着。心地よい疲れが体中を駆け巡った。
帰りには、いつもの岸本町の「ゆうあいパル」で汗を流し岡山へと戻って行った。