ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

イーストヴィレッジギターで思わぬアンプ発見

2022-11-16 04:10:48 | Weblog

イーストヴィレッジギターズに冬の集中セミナーのチラシ置きに行ってきた。
https://www.hirofumiokamoto.com/post/2022seminor

そしたら、思わぬアンプ発見。イーストヴィレッジギターズは、
http://evguitars.com/

あんまりギターアンプを売り物で置く事が少ないので、興味津々。
AKGと言うアンプだった。

売り込みに来はったのをガンさんも試奏して気に入られたらしい。

ダンブルとフェンダーの中間のような、真空管アンプでしか出ないようなテイスティなクランチ的クリーンサウンドから、よりブルージーなオーバードライブは、ちょっと出ない響き。この個体は、ガンさんのリクエストでフェンダーに寄せてあるようです。それがまた良い。

僕は、ウエイン・クランツっていう人のギターサウンドが好きで、色々研究してましたがなかなか出ず。これでは、その音が出てかなりビックリした!
Okamoto Islandを続けていたなら、即、金策に走ったかも。(笑)

あくまで、僕にとってはですけど、ブテイック真空管アンプは、ともすれば「すごく良質のローランドjC-120」みたいになりがちだったりして、時に?だったりするんです。
僕は、やっぱりフェンダー臭がないと、良い音に感じないんですよね。

今回のAKGのアンプは、「マーシャルじゃないんだけど、なんか歪んでいるあの音」みたいなのが出せて、楽器弾きの音楽的視点と技術のバランスが良いと感じた。是非、続けてほしいと思います。

今、楽器店にエフェクトやアンプを売り込みに行くと「もっと、歪ませろ」『もっと激しい」とか言われて、自分の作りたい音がわからなくなる製作者もいます。
「自分の出したい音はこうじゃ!」と言うもっと自分軸なアーティスト的な根っこの部分を製作者に無くしてほしくないと僕は思います。
そう言う部分を感じて嬉しかった。

ガンさんは、そういう「音楽のある音」をわかってもらえる楽器屋さん。
気になる方は、一度試奏してみては?と思います。



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