はやくも6月突入。
世間ではスーパークールビズとかいうニュースが話題になったり。日本ってなんでルールにしたがるんですかね。大人なんだから個人の自由でいろいろやればいいのに。もちろん、自由の裏には責任があるわけですが(高校時代の生活指導の先生がよく口にしていた)。
◎スーパークールビズ始動 3年目は女性にも呼び掛け ジーンズは×
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/130603/cpd1306031239008-n1.htm
社内でも先月「【重要】今夏の節電方針等について」なんてのが回ってきましたが、結局昨年度と同じ節電やるぞになっている企業も多いんじゃないかとおもいます。
以前Facebookに書きましたが、震災被害や原発被害という緊急事態にどう対応するかということで、国民全体が「痛みを伴っても協力してなんとか乗り切ろう!」と善意ではじまったものが、いつの間にか経営者の「コスト削減できてシメシメ」な本音にすり替わり、建前は「今年も政府目標はないものの協力していく必要がある」とか言ってるのは、ホント駄目だと思います。
人の善意を裏切ってこういうことをすると、その信頼を回復するのはとても困難です。そうやって日本を駄目にしてきたんじゃないですか。この20年の反省が全くできていないと言われても仕方ないと思います。
協力した、乗り切れた、よくやった。
そうやって区切りをつけて、きちんとメリハリを付けることが大事です。
そうしないと、「善意での協力」「困っている人がいるなら協力するのがあたりまえ」という、日本人が世界でも特に優れていると評価される「美徳感」がどんどんと崩壊していきます。みんなの協力が必要な時に「どうせおまえらこれで協力したのを既成事実化して止めないんだろ!?」なんて言われて物事が進まなくなるわけです。
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うーん。
もうちょっと、みんな大人になりませんか。