オマエ、どんだけ寂しがりなんだ...

と、他人に言われるけど、みんな同じでしょ?

悩ましい・・・

2011年04月17日 10時55分06秒 | 雑感
どうなんだろう。悩むなぁ。なんか世間の風潮が納得いかないんだが。

NTTも、もっと震災復興にかけているカロリーをアピールしろということなんだろうか。やるのが当たり前で、わざわざアピールすることじゃないと思っているのがNTT社員の本音なんだろうが...

例えば震災発生直後より、日本全国のNTTから非常用電話を開設するための衛星電話中継車が、岩手県下に15台を超える数、宮城県下にも同程度の緊急車両が提供されていたりする。復興するために2泊3日の泊まり込みで被災地避難所に入り込んでいるNTT社員が何十人(おそらくはゆうに100人を超えていると思う)もいたりする。
Twitterで「どうせ下請けがやってるんだろ」とか言われたが、そんなことない。NTT社員の復興魂に火が付いているのだ。「15年前、神戸で世話になったと」と、当時の復興の中心であった西日本館内からも続々と応援に駆けつけている。「孫社長は100億円もの私財を投じているのにNTTは会社として10億円なのか」とも言われたが、NTTは人を出しているのだ。地震で電線が切れ、電柱が倒れたのに加え、今回は津波によって交換機が海水に浸ってしまったり、交換機を収容している局舎ごと津波でさらわれたりしていることろもある。これを復旧している人が何人いるのか、ということだ。

関東圏で「こういう支援をします!」とアピールしている人々の姿は、現地で復旧にあたっている人々からみたら「はいはい」という感じだ。「やっているのはオレ達なのは被災者が一番よくわかってくれている」と、黙々と復旧にあたっている。

しかし、しかし、だ。なんか彼らの活動が報われていないように思われなくもない。もう少しNTTもアピールしなければならないのだろうか。本当にやっている奴は、「オレこんなにやってます!」なんて言わないものなんだ、という古来よりの日本の美徳感だけではダメなんだろうか。


もっと、こういう活動に目を向けてくれるメディアがいることを信じたい。





日本は、いつからこんな国になったんだ・・・





場所がなく、グランド脇にある土俵に非常用電話を設置している。NTT社員が車中で寝泊まりして対応にあたっている


衛星を使った非常用電話。つまり、NTTは衛星を持っているということ。つなぐことが我々の使命



大阪から岩手まで応援にきて非常用電話を設置している



ドコモも移動基地局を配置。申し訳ないが、NTTグループ以外の通信キャリアの車など、一度もみなかった


通信事業者の原点に立ち返るNTT岩手の伝言預かり活動
http://diamond.jp/articles/-/11864