おかだ小児科医院公式ブログ

けが火傷のなつい式湿潤療法、江部流糖質制限食、渡辺派MEC食、おかゆから始めない離乳食、ボディソープを使わないスキンケア

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医者のかかり方

2018年12月17日 | 健康
とりあえず、医者に行っても必ずしもいい結果になるわけではありません。
とくに、根拠もなく抗生剤を出す医者にかかるべきではありません。
ウイルスによる風邪には抗生剤は効きません。
子どものうちに不要な抗生剤を内服すると腸内細菌が弱りアレルギーのリスクが増えたという論文もあります。
ましてや、多くの医者が出すフロモックス、メイアクトは吸収が悪くてほとんど便に出ます。それでDU薬(だいたいウンコ薬)と言っています。
神戸大学感染症科教授の岩田健太郎先生もフロモックスとかメイアクトばっか出す医者にはご用心と言っています。
またオラペネムやオゼックスという薬をよく出す医者がいますが、他の薬が無効なときのみに使う最終兵器のような薬で、当院ではほとんど使うことはありません。蓄膿という診断でこんな薬をずっと出されていた1歳児がおられました。蓄膿(副鼻腔炎)には適応がありません。他剤が無効な「肺炎・中耳炎」にしか適応がありません。
また、ペリアクチン、テルギンG、ザジテンという鎮静性の抗ヒスタミン剤は、けいれんを起こしやすかったり、発達にも影響が出るのではないかと言われています。鼻水を止めるためと称して多くの医者が出しますし、市販薬にも入っています。鼻水を粘稠にして余計長引くと考えています。
よく貼っている子を見かけるホクナリンテープは咳止めではありません。【気管支拡張剤】です。
気管支喘息という診断のないまま、処方する薬ではありません。喘息の人が早朝に気管支が収縮し発作を起こすのを予防する薬です。添付文書に「過量投与で突然の心停止を起こすことがある」という注意が書かれています。

みなさんお子さんのお薬手帳を見てみてください。
誤解のないように言っておくと私は反医療でも反薬でもないです。
不適切な薬があまりにも説明もなしに漫然と使われていることが問題なのです。

また、インフルエンザに対するタミフルなどの抗インフルエンザ薬ですが、確かに48時間以内に内服すると有熱期間が一日短くなります。それだけです。脳炎を予防するという証拠(エビデンス)は有りません。
誤解のないように言っておくとタミフルを飲んだ後の異常行動はタミフルのせいではなくインフルエンザそのものの症状だと考えられます。
当院では、インフルエンザと診断した人の3-4割くらいの人が抗インフルエンザ薬を使用します。説明して使うという人がそれだけだと言うことです。
使っても良いし使わなくてもいい。48時間以内に受診して検査してインフルエンザなら抗インフルエンザ薬を使うという風潮は全く間違っています。
最後にけが火傷は湿潤療法を正しく行っている医療機関にかからないと一生後悔します。
「新しい創傷治療 熱傷の湿潤療法をしている医師」で探してください。もちろん、当院でも診させていただきます。
医者はどこにかかっても同じではないです。とりあえず医者に行っておけば安心と言うわけではないです。
この本がかかりつけ選びに役に立ちます。子育てハッピーアドバイス小児科の巻

ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンをきちっと接種していれば、全身状態を注意深く観察し、看病することが出来ます。
意識がおかしい、呼吸がおかしいということがなければ、救急受診は必要はありません。
もちろん、信頼できる要らない薬を出さない先生がいれば、受診してください。
私はこどもの発熱は診察所見、指先採血などして、ウイルス感染の可能性が高いなら薬を出さず「おかあさんの看病で治る病気」と言っています。もちろん状態が変わったり、熱が続けば受診するように言っています。
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