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けが火傷のなつい式湿潤療法、江部流糖質制限食、渡辺派MEC食、おかゆから始めない離乳食、ボディソープを使わないスキンケア

抗ヒスタミン剤について

2018年11月14日 | 
鼻水があるとよく処方される抗ヒスタミン剤ですが、第一世代抗ヒスタミン剤は脳に移行し、眠気を催します。眠気だけでなく集中力の低下、学習障害、痙攣の閾値を下げることがわかってきました。
また、これらの薬は鼻汁を粘稠にして、鼻閉を長引かせると考える耳鼻科の先生もおられます。
そこで、私は鼻水に処方する薬ではないと考えています。

よく医療機関で出される第一世代抗ヒスタミン剤

テルギンG(タベジール、クレマスチン)
ペリアクチン(シプロヘプタジン)
ザジテン(ケトテン)
セルテクト
ポララミン*


市販の風邪薬にも入っていますので気をつけてください。

新潟の橋本先生のホームページです。

*第2世代ですが脳内移行量が多く、痙攣を起こしやすい薬に分類されます。

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