私なりの今春の中学受験における時事問題 出題予想【3】を考えました。
時事問題 出題予想【3】
世界文化遺産登録 宗像・沖ノ島と関連遺産群について
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1、世界遺産とは
歴史的に重要な建造物や貴重な自然環境を保護するためにユネスコ(UNESCO:国連教育科学文化機関)が「世界遺産条約」を採択し1975年に始まった。
2、世界文化遺産とは
人類の創造的才能を表現する傑作など複数の基準で選ばれた子孫へ残すべきもの
3、世界遺産には世界文化遺産ともう2つの分野があります、何でしょうか
世界自然遺産 世界複合遺産
4、日本国内の世界文化遺産登録数は
文化遺産(17件)、自然遺産(4件)
5、今回選定された「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の宗像・沖ノ島は何県でどこにあるのか
福岡県宗像市と福津市にまたがる場所。玄界灘。
6、決定した資産は
・沖ノ島・宗像大社沖津宮 (おきのしま・むなかたたいしゃ おきつみや)
・小屋島 (こやじま) =沖ノ島沖の岩礁
・御門柱 (みかど ばしら) =沖ノ島沖の岩礁
・天狗岩 (てんぐ いわ) =沖ノ島沖の岩礁
・宗像大社沖津宮遙拝所 (むなかたたいしゃ おきつみや ようはいしょ)
・宗像大社中津宮 (むなかたたいしゃ なかつみや)
・宗像大社辺津宮 (むなかたたいしゃ へつみや)
・新原・奴山古墳群 (しんばる・ぬやま こふんぐん)
以上の8資産で構成されます。
7、なぜ選ばれたのか
沖ノ島では古代の祭祀(さいし:神をまつること)の時代変化が見られる貴重な「古代祭祀の記録を保存する類(たぐい)まれな収蔵庫」として評価された。また東アジアとの交流が進んだ時期に海上・航海の安全を願う文化が沖ノ島地域で現代まで継承されてきた点も含まれる。
8、なぜ古代の祭祀が沖ノ島で行われたか
東アジア大陸(朝鮮半島)と日本(北九州)を結ぶ航海上の中継地、道標(みちしるべ)となる島だった。
やがて航海の安全を祈願する「神宿る島」として信仰の対象になっていった。
9、沖ノ島とは
沖ノ島自体がご神体(神様が宿っている場所)になっており神職(神社に仕える仕事をしている人)以外は入島でない。世界文化遺産に指定された後も一切の入島は禁じられている。ただし昭和の発掘調査で出土した8万点もの遺品は持ち出され国宝に指定され現在は福岡県宗像市にある宗像大社神宝館で見ることができるが、まだ手つかずで残る遺跡も多いので沖ノ島を「海の正倉院」と言われる場合もある。
以上9題を予想ました。
例題
・今回の世界遺産指定の沖ノ島は何県にあるか、地方名と県名で答えよう(答え:九州地方 福岡県)
・沖ノ島は手つかずの遺跡が眠る「○○○○○」と呼ばれている。5文字で答えよう(答え:海の正倉院)
・沖ノ島へ入島できない理由は(答え:神の宿る島で島自体がご神体と考えられているから)
・以下の城で世界遺産に指定されている城はどれか
A大阪城 B名古屋城 C姫路城 (答え:C姫路城)
・正倉院は何処にあるか(答え:奈良県奈良市の東大寺大仏殿の近く)
参考資料 「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」公式サイト
wikipedia 沖ノ島 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群など
興味があれば公式サイトが良く出来ていますので見てみましょう。
また国内の世界遺産が何でどこにあるのか調べてみましょう。
■大人向けの問題
世界遺産の英訳は (答えは最下部)
【4】は近日中に掲載します。
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