おはようございます。
今朝の朝日新聞の1面に「河合塾 海外大学を目指す中高一貫校設立へ」という見出しに釘付けでした。
詳しくは記事の「さわり」が朝日新聞のサイトに「河合塾が東京で中高一貫校設立へ 海外名門大進学めざす」として掲載されています。(詳しい記事はお金をくださいだそうです\\\\\)
要約すると
1.目黒(林試の森公園の北側)にある経営難、定員割れ、赤字の男子高校=東京学園高等学校がある。
校舎も築50年と老朽化しており生徒の安全面から建て替えを迫られているが資金難である。
2.河合塾は大学進学を東大を目指すのではなく海外名門大学を目指す一定のニーズがあると判断。
通学の放課後塾では英語教育から受験対策までの一貫教育は難しいので
学校経営=中高一貫校での指導が最善と判断した。
3.郊外に学校を一から新設しても時間もコストも懸かる。
ニーズが在住する場所に近い既存校を取得した方は早いだろう。良いだろう。
3.両者の思惑が合致。
4.今春、経営陣9役員中5人(過半数)を河合塾派遣者に入れ替えを実施し運営の全権を掌握。
学校改革計画と校舎建て替え計画が動き出す。
5.当初の思惑では2015年春の高校入学者を最後に高校募集を停止。
2016年春より1期生の中学生を入学させようと計画。
募集定員は現在の240人/1学年:男子のみを 80人/1学年 共学へ。
6.6月より父兄保護者へ説明を開始。しかし入学したての父兄保護者などから反発の声。
こんな声があったのでは・・・(私の想像です)「高校3年間のほとんどが仮校舎?はあ?」
「何で新学期が始まってそうそうの6月に保護者に知らせる?」などなどかな?
7.学校側はその声に譲歩し1期生の入学を1年先送りし2017年春に1期生入学とした。
と、いろいろあったようですが、目黒区で学芸大学駅、武蔵小山駅、目黒駅に囲まれたエリア=周囲は城南エリアの富裕層が多い閑静な地域です。
この地域で英語教育を徹底(半数がネイティブ教員とか)し、ハーバードを目指す、という趣旨なら定員80名は十分ではないでしょうか。
良い拠点を見つけ良い交渉をした河合塾の目の付け所にビジネスセンスを感じます。
詳しい情報は朝日新聞をご覧いただければ幸いです。
参考になれば幸いです。