こんにちは。
ここ数日で2つの学校開学予定の話をネットで見ました。
どちらも「国際バカレロアDP採用の中高一貫校」という共通キーワードがあり、改めて「国際バカレロアDPとは?」を自分の見識UPのために調べてみました。
1)記事は
県立広島叡智学園がH31年開校 全寮制中高一貫 国際バカロレアDP採用
大阪市に公設民営の中高一貫校、H31年開校 高校で国際バカロレアDP採用
共通要素として「公立」「中高一貫」「国際バカロレアDP」ということでした。
さて国際バカレロアDPとは何でしょうか。
2)バカロレアとは
そもそも「バカロレア」とは、フランスの高卒資格=大学受験、入学資格の名称。
日本でいう所の昔の大検(大学入学資格検定)、今の高認(高等学校卒業程度認定試験)という所かな。
3)国際バカレロアDPとは(主にwikipediaから要約)
で国際バカロレアDPは International Baccalaureate diploma programme のこと。
1968年 スイス ジュネーブで設立された非営利団体「国際バカロレア機構(International Baccalaureate)」が提供する国際的な教育プログラム。
現在は同団体による大学入学資格試験、教育プログラムも指すようになった。
4)DPディプロマ・プログラム(diploma programme)とは
DPディプロマ・プログラムとは、16歳~19歳を対象としたプログラム。
所定のカリキュラムを2年間履修し、最終試験を経て所定の成績を収めると国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)が取得可能。
原則として、英語、フランス語またはスペイン語で実施。
社団法人やNPOみたいな組織による資格試験と思えばいいようです。
ただスイスジュネーブ発の資格のため日本語対応なし。
*DPディプロマ・プログラムの下に
ミドル・イヤーズ・プログラム(MYP)11歳~16歳
プライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP)3歳~12歳
を対象としたプログラムもあり、国内で実施している学校もある(ただしインターナショナルスクールが多い)
日本語DPも実施している。
日本語DPを受ける生徒の場合、6つの選択教科のうち、外国語(英語)ともう1教科を英語で受ける必要がある。
残りの4教科及びEE(課題論文)・TOK(知の理論)・CAS(課外活動)を日本語で受ける。
受験料に加え認定料(賞状代かな・・・)も必要です。
5)まとめ
・所定のカリキュラムを2年間履修
・海外では英語、フランス語またはスペイン語で実施された最終試験の合格が必要だが国内では日本語でDP受験がある。
大枠は理解できたでしょうか・・
6)さらに詳しい説明、国内での実施校などは
https://ja.wikipedia.org/wiki/国際バカレロア
文部科学省:国際バカレロアについて
が、一番信頼のおける情報源と言えます。(ただ多少情報が古い)
参考になれば幸いです。
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