大磯の風

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『大磯人国記』 樋口季一郎

2015年03月06日 05時05分01秒 | 日記

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                         今日のフォトログは10PICSです

 

                                           『大磯人国記』 樋口季一郎

           樋口季一郎 (1888年8月20日~1970年10月11日)

           最終階級・陸軍中将。  1938年(昭和13)、ユダヤ人18名がナチスの

           迫害下から逃れるため、ソ連~満州国の国境沿いにある、シベリア鉄道

           オトポール駅まで避難していた。  樋口はこの惨状を見かねて、出国斡旋、

           満州国内への入植斡旋、上海租界への移動斡旋等を行った。  その後も

           避難民が増え続け、一説には2万人とも。  自らは<悲劇の島 アッツ・キスカ

           方面軍司令官>となり、「太平洋戦争最大の奇蹟」を演出した。  そのことを

           相良俊輔は「流氷の海 - ある軍司令官の決断」で紹介している。  相良は

           死後、「樋口将軍の墓のそばに埋葬してほしい」と言い残し妙大寺に。

           樋口中将は戦後、昭和34年ごろから台町にしばらく居住。  妙大寺を大変

           気に入られて墓を移され菩提寺とされた。

 

 

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