脱原発四万十行動

脱原発四万十行動のブログです。

脱原発四万十行動からお知らせ

2015-04-28 17:00:22 | Weblog
皆さんへ、転送します。
昨日のミーティングで決まった事をお知らせします。
 
4月26日(日)ミーティング、カテコテにて 13:00~18:30(途中の出入りあり) 出席者10人

○「日本と原発」リレー映画会について
 此の内容は昨日の大西さんからのメール(★下に転載)の通りです。(もう一度目を通しておいて下さい)
 転送したこの画は、今城さんが元絵から会場に合わせたポスターを作ってくれる事になりました。

○5月30日(土)「湯浅一郎講演会」について
 高知県西部の太平洋沿岸の漁業関係者と連絡を取り、協力の申し入れをする事。
 それについての係りを決めました。
★ チラシ、チケットを預かってくれる人は申し出てください。

○今後のミーティングの有り方について
 2ヶ月に一度くらいはゆっくりと話せる時間を持つ。
 以前の「サロン日曜日」を復活させる。
 簡単で良いから、通信の発行(内容は全方位的に取り組む)

○デモへの呼びかけ
 はがき作戦など
 
以上の事が決まりました。
宿毛から伊与田さんが出席してくれ、活発な議論になりました。(もちろん、和気藹々)
東は中土佐から、西は宿毛までと、いつも遠くからお疲れ様でした。
時間もたっぷりとり、あっちへ跳び、こっちへ跳びと楽しい一日でした。
デモの前の30分ではこんな会話は出来ないので、やはり、「サロン日曜日」は必要ですね。
と言う事で、質問、ご意見などお聞きしますのでメールを下さい。
 
  脱原発四万十行動 山本祐子
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★メール
 
脱原発四万十行動では、映画「日本と原発」(河合弘之弁護士が監督したドキュメンタリー、2時間15分)を、5月24日から6月23日にかけて、高知県の須崎市から以西でリレー上映会を行なうことを決めました。

この映画は3月8日に四万十市で上映しましたが、視聴した人たちから「いままでみた映画でもっともわかりやすかった」と好評を得た作品です。

http://www.nihontogenpatsu.com/

出来るだけ多くの方たちに視聴していただき、草の根から原発再稼働反対の世論を高めていくためにとりくむことにしたものです。
つきましては、各地で上映会をとりくんでくださる方たちを募集します。

条件は次の通りです。
①共通入場券(一般前売り800円、当日1000円、中学生・高校生は当日のみ500円)で売上合計から会場費など必要経費を差し引いた分を脱原発四万十行動に収めていただくこと。
②上映会に必要な機材と上映については脱原発四万十行動が担当する(自前で出来るところはこの限りでない)。
③チラシ、ポスター、共通入場券は脱原発四万十行動がつくり提供する。
④全体で大幅な余剰金が出た場合は、映画製作者にカンパすることなど、脱原発運動を発展させるために活用する。

上映素材がDVDなので、会場をかまえて大小の映画会をやることはもちろん、家庭のテレビなどをつかっての鑑賞会も可能です。

伊方原発再稼働の危険性が高まっているいま、草の根から再稼動反対の世論を高めるためにも、ぜひ映画「日本と原発」上映運動にとりくんでみませんか。

以上、呼びかけるものです。お気軽にご連絡ください。

上映会ご希望、ご相談の方は山本まで連絡ください(℡0880-34-0901、34-0902)。

「3.11メモリアル高知・四万十集会」会計

2015-03-27 11:59:50 | Weblog

皆さん、3月8日四万十集会では、原発を考える一日になりました。

先のブログでの報告に有るとうりです。

ここで、会計報告です。

 
 
収入    映画「日本と原発」入場者75名        ¥75000
           集会会場でのカンパ                        ¥23312
合計¥98312
 
支出    会場使用料 (映画、集会)               ¥15420
          映画フィルム費(送料込み)                ¥51872
          スクリーン制作費(送料込み)              ¥4600
          2月10日記者会見高速、ガソリン 代    ¥3200
          印刷物費用                                   ¥11218
          事務費(切手、コピー、など)               ¥2318
          横断幕製作お礼                             ¥1890
合計¥90518
収入ー支出=¥7794
 
メルトダウン商会売り上げ                                ¥1900
喫茶志保売り上げから                                 ¥5840
合計¥7740
 
総合計¥7794+¥7740=¥15534の黒字と為りました。
これは、今後毎月かかるデモの申請費¥2200に当てたいと思います。
 
以上の様に、集会、デモと映画を組み合わせる事により、メモリアルの費用が赤字を出さずにすみました。
集会会場での皆さんのカンパも大きかったと思います。皆さんに感謝です。
 
4月から又、月例デモが始まります。
皆さんの参加を心よりお待ちします。(山本祐子)

3.11メモリアル高知・四万十集会報告(その4)

2015-03-15 13:59:19 | Weblog

3月11日東日本大震災、福島原発事故から4年。

いまなお10万人をこえる人びとが避難を余儀なくされ、それをこえる人たちがふるさとに帰ることができません。原発事故は収束するどころかいまなお放射能を流し続け、メルトダウンした燃料棒が何処にあるかすらわかっていません。

この日、メモリアル集会で確認した集会宣言と申し入れ書をもって、脱原発四万十行動のメンバーが四国電力中村支店を訪問しました。

はじめは動画を撮ろうとしたのですが「動画は遠慮してください」ということなので、写真での報告となります。
応対してくれたのは総務課長と社員の二人。

参加メンバーはこの五人とカメラマンのわたし。
 

四国電力の二人。

はじめに祐子さんが集会宣言と申し入れ書を読み上げました。
 

そして、文書を総務課長に手渡し。
 

この後、30分間の懇談。
参加者の5人が発言し、四国電力側からも質問も出されました。
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こうして「3.11メモリアル高知・四万十集会」のすべての取り組みは終わりました。
でも、これは始まりです。
原発を動かさずこのまま廃炉にさせることができるかどうか、それは一人ひとりが自分のできるところ、できることから声をあげて行くことだと思います。
脱原発四万十行動も4月11日から、本年度の月例デモを再開します。
午後3時30分お祭りひろば集合、午後4時出発です。

ぜひおいでください。

 


3.11メモリアル高知・四万十集会報告(その3)

2015-03-15 13:23:12 | Weblog

集会は四万十市社会福祉センターです。
ここでは午前中に映画「日本と原発」を上映。
ふたたび戻ってきました。

集会はまず4人のメインスピーカーから「基調報告」をしてもらいました。
まずは東電の元社員、木村俊雄さん。
福島原発事故が、津波襲来以前に起きていた可能性が高いことを東電のデータから明らかにさせ、規制委員会の再稼働基準を見直すことを求めている活動についての報告と、「節電こそ簡単な発電。原発をやめさせるためには電力会社の電気を出来るだけ使わないことがだいじ」と呼びかけました。 

 

このほど木村俊雄さんが本を出しました。
洋泉社からで1500円+税。
「節電が発電」など、原発ゼロを訴える人だけでなく、すべての人に読んでもらいたい本です。 

次は「原発を止めた男」こと、島岡幹夫さん。
東北にいって感じたことなどを話してくれましたが、原発推進派をまえに14時間話しても話し足りなかった島岡さんにとって15分(という制限でしたが25分話しました)は短い。ごめんなさいね。
でも、島岡さんもこのたび高知新聞社から、自分の半生を語った本を出すそうですから、ぜひそちらをご覧ください。

 

高知県太平洋核被災支援センターの山下正寿さん。

高校生たちと追跡したビキニ被爆。ついに日米政府てか日本政府の重い扉をこじあけ、第五福竜丸だけでなく大勢のマグロ船員たちが被爆していた資料を公開させ、船員たちの公的な健康診断にまでこぎつけました。
お話では「ビキニと福島は根っこは同じ、政府による被爆隠蔽体質は変わっていない」と舌鋒するどく告発していました。
そして福島原発事故による海洋汚染は深刻になっていること、伊方で事故が起きれば瀬戸内海は「死の海」と化すこと、伊方原発の再稼動は絶対に許されないことをも強調していました。
 

高知県平和運動センターの山崎秀一さん。

伊方原発訴訟の様子について報告してくれました。
裁判では四国電力側の弁護人が投げやりな態度でいること、みずからの発言すら責任を持っていないことなど、横柄な態度を怒りをこめて糾弾していました。
こんな無責任な会社に原発を動かす資格はありません。
 

4人の報告のあと、集会宣言と四国電力に対する申し入れを参加者の意思として確認。
その後、フリートークとなり、八幡浜から参加したかたや、外京さん、田中全前四万十市長など大勢の方々が発言しました。
 

フリートークでは、四国電力への申し入れにある「3 自然エネルギー」云々についての項目に「自然エネルギーと言っても再び地方にしわ寄せを押し付けるものではないか」との疑問が出され、熱い討論もされました。
(お願いとお詫び:当日は司会が修正語句を提案して同意を求め、一応は承諾をもらったのですが、脱原発四万十行動で話し合った結果、議論の煮詰まり具合から見て、3を集会の意志にするのは無理があるとして、3全体を削除したものを四国電力に申し入れることにしました。この点、ご了承ください。) 

(つづく)


3.11メモリアル高知・四万十集会報告(その2)

2015-03-15 12:24:01 | Weblog

いよいよデモに出発です。

いつも見慣れたシーンですが、きょうは人数がちがう。

赤鉄橋のたもとから大橋通へ出ます。
プリンスホテル前を行くデモ隊です。

デモ最後尾(大橋通り)

 

一条通りを歩く。

一条通から大橋通へ向かうデモ隊。

四国電力中村支店前で、スタンディングデモの人たちと合流して、メルトダウンブルースを歌った後、記念撮影。

集会場所の社会福祉センターへ移動。
信号待ちのデモ隊。

 

こうしてデモは無事に社会福祉センターに着きました。

(つづく)


3.11メモリアル高知・四万十集会報告(その1)

2015-03-15 12:06:15 | Weblog

3月8日に開いた「3.11メモリアル高知・四万十集会」には多くの方が参加してくれました。
延べ人数は200人をこえたと確認しています。
あらためてご協力いただいた方々に感謝申しあげます。
午後からのようすを写真でご報告します。
なお、当日の様子はIWJ四国のほうでもみられますのでそちらもごらんください。

 出発集会のひらかれる「お祭りひろば」を堤防のうえから撮影。

赤鉄橋をバックに参加者。

北から南へ。

はたちんどんの有志のみなさん。

写真家の奈呂広さんは自作の絵を持って参加してくれました。

高知から参加してくれた外京さん。

開会宣言をする脱原発四万十行動の共同代表の一人、山本祐子さん。

デモの交通整理のみなさん。
いつもデモに参加している、森公人さん、大西友亮議員、山本哲夫さん。

このあと出発です。(つづく) 


3.11メモリアル高知・四万十集会

2015-03-08 20:01:33 | Weblog

3.11メモリアル高知・四万十集会


3・11メモリアル高知・四万十集会の呼びかけ

2015-01-25 00:49:21 | Weblog

今年も3.11が近付いてきました。

私たち「脱原発四万十行動」は、毎月、地元の四万十市で、月例デモを4年間続けてきました。講演会、映画会も年間3~5回主催しています。

そして、毎年、「3.11メモリアル」には福島、全国とつながりたいとの思いで、高知市に集まりましたし、松山市での全国集会にも駆けつけました。前年の11月24日には「高知集会&マルシェ」とデモに参加しました。

当然、今年の3.11も高知市で「集会&デモ」があるものと思っていましたが、先日、「ない」と分かりました。松山市でも「ない」ことが分かりました。

「それなら」と私たちは考えました。高知市ができないのなら、この幡多で開催しても良いのではないかと。

私たち「脱原発四万十行動」は組織ではありません。

金ナシ、組織ナシ、貧乏暇ナシ、の三重苦を抱えながら、それぞれの立場で自分のできる事を、できる時に行動を共にする為、名付けた名称そのものです。私たちの実態は「脱原発四万十行動」の名称通り、行動する事にあります。

そこで、皆さんへ訴えます。

地元で小さなデモに取り組んでいる私たちですが、「3.11メモリアル」は特別です。

福島の現状を思い、つながること、これには「3.11」は絶対に外せません。

高知ができないなら幡多がその旗をひろって掲げよう、行動しよう、ちっぽけな力かもしれないが発信しよう。「一寸の虫にも五分の魂」、どんなに小さい私たちでも、もれなく付いてくる五分の魂がある。たかだか五分の魂だけど、集まれば集まるほどに大きく膨れ上がる――それがこの集会を呼びかけた趣旨です。

ぜひ「3・11メモリアル高知・四万十集会」にお集まりください。

そして福島に思いをはせ、自らの足元を見つめ声をあげ続けましょう。

自分たちの未来のために、子どもたちの未来のために…。

2015年1月24日 脱原発四万十行動

行動提起

 

○3月8日

10時~映画「日本と原発」(四万十市社会福祉センター、入場料1000円)


12時15分~食事休憩
   (お弁当550円で会場で予約販売します。予約してください)


13時~四万十川赤鉄橋「お祭りひろば」集合・出発集会

13時30分~デモスタート
   デモ行進、四国電力中村支店前でパフォーマンス行動

14時30分~集会(四万十市社会福祉センター)~17時終了予定

◆集会プログラム◆
一部:基調報告(50音順)
 ○木村俊雄(元・東京電力社員、原子炉技術者)
 ○島岡幹夫(元・窪川町原発反対町民会議代表)
 ○山崎秀一(高知県平和運動センター議長)
 ○山下正寿(太平洋核被災者支援センター事務局長)
二部:集会宣言などの提案と採択
三部:フリートーク(会場からのスピーチ)

※社会福祉センターから「お祭りひろば」までは「街バス」を利用する。

※基本的には参加形態は自由だが、集会の趣旨に合致するプラカード、ゼッケン、鳴り物などを持参してほしい。団体旗のみでの参加は遠慮してほしい。

○3月11日

 四国電力中村支店にいって、集会宣言と四国電力への申し入れ書を手渡す。

 13時に現地集合、13時30分に面談、申し入れ。


「松井英介さん講演会」会計

2015-01-21 16:50:07 | Weblog

「松井英介さん講演会」、皆さん、お疲れ様でした。

年末年始の民族大移動(我が家にも押しかけました。約7名)に端を発し、置き土産のインフルエンザに倒れ、皆さんには多大な迷惑を掛けてしまいました。しかし、皆さんのおかげで何とか無事に済み、赤字も出さずにすみました。

さて、会計です。

収入:44600円(前売りチケット37枚X800円、予約5枚X800円、当日券11枚X1000円)

カンパ:4930円(会場2430円、川ちゃん2000円、チケットおつり500円)

支出:28500円(謝礼20000円、松井ご夫妻交流費6000円、DVDと本代2000円、切手代500円)

★松井ご夫妻の昼食代はグリーン市民の吉屋さんがカンパしてくれました。(2480円でした)

★宿泊&交通費、印刷物代など、本来は四万十市側が持つべき経費を免除されました。(これは3.11へのカンパと言う事です)

★会場費、3300円、コピー代310円、封筒代216円は前払いですので、脱原発四万十行動の会計から出しています。

只今、講演会収入16100円とカンパ4930円の合計21030円が手元にあります。これは、3.11メモリアルの集会&デモの準備金として使うことを承認してください。

山本祐子


3.11幡多集会&デモ

2015-01-17 15:11:06 | Weblog
皆さんへ告ぐ!
 
先日、分かった事ですが、2011年以来開催されていた「3.11高知集会」が、今年は開催されない事になりました。
これは私にはかなりショックです。松山集会も、夜に規模縮小して、なにかするそうですが...
毎年、脱原発四万十行動は3月の月例デモを此の集会の為にあけておいたのですが、今年はナシという事で納得する事はできません。今、此の状況(汚染水の垂れ流しや改善されない被災者への対応、再稼動を急ぐ政府、など)で、「メモリアル3.11」を何もしないで手をこまねいている気持ちには為れません。
高知も松山もやらないのなら、此の四万十市で「3.11集会&デモ」をやろうと思います。
幡多には元東電社員の木村さん、ビキニの山下さん、幡多自然エネルギーの平井さん、窪川原発の島岡さんなど活躍している人達が居ます。その人達にも協力を仰ぎ、そして何よりも日々地元で頑張っている皆さんたちの協力を頂いて「3.11幡多集会&デモ」を開催したいと思います。もう、あまり準備時間がありません。どうか皆さんの賛同を得て、準備に入りたいと思います。
此のメールにご意見、などお寄せ下さい。
準備委員会の設置も急いでやりたいと思いますので、是非連絡宜しくお願いします。
 
    脱原発四万十行動    山本祐子

美味しんぼと鼻血の真実

2015-01-12 15:10:17 | Weblog

2015年1月11日に四万十市社会福祉センターで開かれた、講演会「美味しんぼと鼻血の真実」の動画をアップします。

はじめの5分くらいはカメラのトラブルで写っていませんが、主に講師の松井英介さんと高知、四万十の関係についてお話した部分ですので、全体の講演内容はほぼカバーしていると思います。

当日参加できなかった方もぜひお聞きください。 

また、質疑応答動画もアップしていますので、そちらもあわせてご覧くだされば幸いです。



美味んぼと鼻血の真実_質疑応答

2015-01-12 14:47:37 | Weblog

2015年1月15日に四万十市で行われた、講演会「美味んぼと鼻血の真実」での、講師・松井英介さんの会場からの質疑応答の動画です。


あけましておめでとうございます

2015-01-09 12:30:30 | Weblog

あけましておめでとうございます。

今年もどうぞ宜しくお願いします

新年早々、帰省していた孫のインフルエンザを貰ってしまい、寝込んでいます。

まじかに迫った「松井英介さん講演会」(1月11日)焦っていますが、身動きがつかず、皆さんの励みにお任せするばかりです。

前回の「崎山比早子さん講演会」では、やはり皆さんのお世話になり、旧年もお世話になりっぱなし、今年もその線で行くことになりそうです。

どうか宜しくお願いします。

崎山さんとの交流会では、大いに盛り上がり「高木学校通信」の原稿依頼を受けてしまいました。

私の酔った勢いでしゃべった馬鹿話が、崎山さんをよほど楽しませたらしく「山本さん、そのまま原稿にしてください」との事。

1200字にまとめるのには苦労しましたが、無事投稿。

「高木学校通信」届きました。以下に転載します。


 

メルトダウンブルースデモ隊が行く         山本祐子             

今日は11月8日第2土曜日、脱原発四万十行動月例デモの日だ。四万十川にかかる赤鉄橋下に集まり、「メルトダウンブルース」を歌いながら町を一周。四電中村支店前では、思い思いのスピーチをして、全行程約1時間。ユーチューブで「メルトダウンブルース」は全国区になったが、デモ隊の人数は今も変わらず10余人。それでも、デモ隊の約半数は1時間半掛けてやってくる。少数精鋭だ。私は四電中村支店には、毎月お手紙を持参して料金を払いに来る。「私係り」の課長がいつも応対。応接室でお手紙を読み上げ、約30分の雑談。「東電はガスコンバインドサイクルで黒字なのを知っていますか?」とか「ハンナ、アーレントはもうご覧になりましたか?」など話題は和やかだ。帰る時には来月の約束までしてくれる様になった。「山本さん、来月も着ていただけますか?」「はい、もちろんです。」こんな事やデモをやって何になるのかと思う時もある。しかし、28年前のチェルノブイリ原発事故の時、反原発は大いに盛り上がったが、時間と共に生活の忙しさにまぎれて、忘れられた様に静かになった。そして、福島の事故が起こったのだ。私はどんな小さな事でも続けようと思う。私自身が忘れない様に。28年前には、私達家族も一生の大転換を迎えた。小出裕章さんの一言「放射能で汚染された食品を豊かな日本の人達は拒否してはいけない。何故ならば、拒否された食品は第3世界の貧しい子供達の口に入るからだ。」これが私の胸に刺さった。私の大好きな4人の娘達に、どんな欠片でも放射能を食べさせるなんてできない。しかし…安全な食品を選ぶ毎に心が痛む。京都の生まれ育ちで、土も触った事がない私だったが決心した。「もう、自分で作るしかない。自給自足だ!」夫は会社を後輩に譲り、移住地を探しに出かけた。その一年後、高知県西部の山間で、私達一家は自給自足の生活を始めた。約7年間の山暮らしから、今は四万十市に引っ越して20年になるが、米、野菜、卵、果実など食料自給率は85%を維持している。4人の娘達もそれぞれ独立したが、3.11の時、2人が東京に住んでいた。3.11の3日後、14日夜7時のNHKニュースで「2号機に水が無い」とアナウンスされた。「それって?メルトダウン!」すぐに「今すぐ!!西へ!」と指令を出したが生きた心地がしない。「大阪行き最終の新幹線に乗った。」と聞いてどうにか安心。私はこのニュースで東京は大パニックになると思ったのだが….何故かならなかった。なんと翌日15日には、静岡の地震で新幹線はストップ。後で分かったが、15日は東京に放射能が降った日だった。こんな危ない思いを私たちは何時までするのか、福島の子供達をどうするのか、答えは分かっているはずだ。さあ、デモに出かけよう、この町の人達に福島を忘れさせない為に。


脱原発四万十行動2014年12月デモ

2014-12-28 23:42:18 | Weblog

12月20日に行ったデモです。
定例は14日でしたが、都合の悪い人も多く一週間ずらしました。
でも、連絡不徹底で14日に来た人もいらっしゃいました。
申し訳ありません。

2015年は4月11日からはじめる予定です。

日程がきまりしだいこちらでお知らせします。
1月~3月は冬眠期。

でも、1月11日(日)の講演会など、冬眠期は冬眠期でいろいろ屋内で活動します。 

 

脱原発四万十行動2014年12月デモ


地物カツオから放射能が検出されました(T.T)

2014-12-24 20:23:50 | Weblog

みなさん、
遅くなりましたが、「土佐沖カツオ」の放射能検査です。

12月上旬の簡易検査で微量の放射能が検出。
そこで、再度検査。
ゲルマニウム半導体検出器で測定の結果が下記へ

ボチボチ、予想をしていたこととはいえ残念な結果が・・・・・・

地物と書いてありましたが、彼らも回遊魚。

北で汚染されてきたものなのか!?
汚染水がここまで来ているものなのか!?

この結果を踏まえ、
各々のご家庭でご検討を


/四万十町:川下




川下 徳之 様


いつもお世話になっております。
おのみち -測定依頼所-の測定員の杉原です。

ご依頼のありました
「カツオ(高知県)」
について測定結果がでましたのでお送りいたします。

結果(3σ)としては、
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:115±27.2Bq/kg

との結果となりました。
また、スペクトルからみますと、

天然核種
「カリウム40」

人工核種
「セシウム137」(微量)(疑い)

の検出と判断いたします。
セシウム137については、662keVにごくわずかですがピークが確認できます。
セシウム134については、605keV、796keV共にピークが確認できません。
結果として、
セシウム137を微量の疑いとして検出、セシウム134は不検出と判断しました。

なお、カリウム40以外の天然核種を検出・不検出と判断した理由は以下になります。

鉛214:ウラン系→不検出
242keV、295keV、352keV全てにおいてピークが確認できません

ビスマス214:ウラン系→不検出
609keV、1120keV共にピークが確認できません

鉛212:トリウム系→不検出
アクチニウム228のエネルギーである、911keVと965keVにピークが確認できませんので、トリウム系全般で不検出と判断します
また、239keVにピークが確認できません

アクチニウム228:トリウム系→不検出
338keV、911keV、965keVにピークが確認できません

タリウム208:トリウム系→不検出
583keV、861keVにピークが確認できません


結果として、天然核種のカリウム40、人工核種のセシウム137(微量の疑い)を検出と判断しました。
人工核種については、セシウム137のみごくわずかですがピークが見えております。

1σ(68.3%での精度)で測定結果を出してみますと
セシウム137:0.172±0.125Bq/kg
セシウム134:<0.1Bq/kg
カリウム40:115±24.4Bq/kg

となります。
ハッキリとした値を求めるにはゲルマニウム半導体検出器で測定するしかないと思われますので、
今回は当方が追加で測定をさせて頂いても良いでしょうか?
ゲルマニウム半導体検出器での測定先は
「南福崎土地株式会社放射能測定室」
となる予定です。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


測定先は
「南福崎土地株式会社放射能測定室」です。・・・・・ゲルマニウム半導体検出器で測定


結果としては
セシウム137:0.27±0.05Bq/kg
セシウム134:<0.1Bq/kg(不検出)
カリウム40:132.62±2.33

でした。
当方の3σ(99.7%での精度)及び1σ(68.3%での精度)での測定結果は下記のとおりです。

3σ(99.7%での精度)
セシウム137:<0.3Bq/kg
セシウム134:<0.3Bq/kg
カリウム40:115±27.2Bq/kg

1σ(68.3%での精度)
セシウム137:0.172±0.125Bq/kg
セシウム134:<0.1Bq/kg
カリウム40:115±24.4Bq/kg


若干当方の測定結果ではセシウム137の値が低く出ておりますが、
ゲルマとのクロスチェックでは±の範囲に収まっております。
ピークが見えておりましたので、有るという判断は間違っていなかったようです。
なお、低い値はいろいろと難しい部分がありますが、ご参考になりましたら幸いです。



―「おのみち -測定依頼所-」――――――――――
代表者 信惠 勝彦(ノブエ カツヒコ)
所在地 〒722-0032 広島県尾道市西土堂町1-16
TEL:090-1336-4757 
http://onomichi-labo.net/
mail:reikodo.club@…
(測定依頼所のmail:onomichi_labo@…)