おへそのひみつ 

好きなコト嫌いなコトあんなコトこんなコト。。。

本能のままに。

2005年07月22日 | 雑記
自分で買った本を先に読んでいる為、図書館で借りていた分がなかなか消化できない。気がついたらもうそろそろ期限日じゃないですかぁ。ということで久々に読書三昧の日々を送っています。毎回、10冊ほど借りてくるのですが今回はエッセーなどの軽めの本が混ざっていなくて長編物ばかりで結構大変なのですよ。(この三昧がうれしくもあるんですけど^^)
本当は自分で購入した本を後回しにすればいいんですけどねぇ、でも面白そう!と思って衝動買いしてるくらいなんだから、今すぐにでも読みたい・・・
でしょ?

そういえば、うちのだんなによく言われる・・・。飲み物は賞味期限を考えて飲め!と。例えばパックに入った飲物とかなんですけどね、何種類かあるのなら早く期限が切れる方から優先して飲みなさいと言うんです。これって本にも言えることなのかなぁ?

でもね・・・性格的にムリなんですよ。そういうの。
いつだってその時に食いたいモノを食い、飲みたいモノを飲み、読みたいモノを読みたい!
そう、あと先考えず気分優先、計画性ゼロの性格・・・の私。(こういうタイプの方が多いんじゃないかと思うんだけどなぁ・・・どうっすか?)

まぁ、賞味期限が過ぎたら捨てればいいし、読みきれなかったらとりあえず返せばいいでしょって話かも知れませんがね。( ´ー`)ふぅ~



憂き世店(うきよだな)松前藩士物語<宇江佐真理>

2005年07月21日 | 
「いつか必ず蝦夷松前へ帰ろう」
相田総八郎は藩のお国替えのために浪人となり、妻なみとともに江戸・神田三河町の徳兵衛店に移り住む。帰封をめざし、傘張りや大工仕事になどに勤しむ総八郎とそれを支えるなみ、そして二人を見守る個性豊かな長屋の住人たち。やがてなみは総八郎の子を身ごもるが・・・・・。
(本書あらすじより)


今でいうリストラにあった主人公の奮起と長屋の人々を通しての悲喜こもごもの江戸人情物語。
離職の憂き目にあいながらも藩への忠誠心を忘れずにひたすら帰封を願う姿には頭が下がる。長屋での暮らしには、暖かい人々とのふれあいばかりではなく、貧しさの中から生まれる悲哀なども描かれていて、せつなくもあり・・・
これぞまさに「憂き世店」
十数年後、漸く叶った帰封ではあるが、長年親しんだ江戸との別れには主人公同様、感慨深いものがある。

時代小説(江戸物)は好きな方なので、次回は人気の「髪結いシリーズ」に挑戦。夏休み中に読破できるといいんだけど。








明日から夏休み♪

2005年07月19日 | 給食日記
今日でお仕事終わりましたっ!
ぃぇ━━━━━ヽ(o´д`o)(o´д`o)ノ━━━━━ぃ!
おへそは小学校で給食の仕事をしているので今学期はこれで仕事終了です。
明日から長い長い夏休みの始まりだぁ!・・・ざっと40日以上かな。
うらやましいでしょ?うっへへへ!
でも、よく考えたらその間、完全に無収入です(涙)
悲しすぎる・・・(T∇T)

血の味<沢木耕太郎>

2005年07月18日 | 
中学三年の冬、私は人を殺した。ナイフで一突きしたのだ。ナイフはBONEというアメリカ製のもので、刃渡りは八・七センチだった。

15歳の時に殺人を犯した男。彼は少年院で過ごした2年間を代償に殺人の記憶を封じ込めることができるようになったと思っていたのだがそれは違っていた。そして、ふとしたきっかけから過去の記憶を取り戻してしまう。
女装した中年男との出会い、嫌悪感を覚えつつも元ボクサーだという男の話に興味を持ち近づいていく少年は、自らも走り幅跳びで突然跳べる事ができなくなり挫折を味わっていた。そして・・・


衝撃的な文章に思わず惹かれ、一気に読み出した沢木耕太郎著の
「血の味」です。
退屈な授業、腹のたつ教師、深く交わることのない同級生・・・思春期の苛立ちはどこにでも普通に転がっていると思う。そしてそれは容易に止めることもできない。自分自身にもよくわからない感情だからだ。ただ静かに本を読み続ける寡黙な父、突然出て行った母親、自覚はしていないまでも少しずつ蓄積されてきた孤独感やわけのわからぬ苛立ちは次第に増大していったのだろう。
オカマ男への突然の不信感や忌まわしい行いによる裏切りによって少年の怒りは爆発するが、凶器が向かった先は最終的にはその男ではなかった。予想を裏切る殺人事件の真相にはなんともいえない悲しさが残る。揺れ動く思春期のやり場のない感情をを少しだけ思い出したような気がした。


 



堤の夏<姑獲鳥の夏>

2005年07月18日 | 映画
「姑獲鳥の夏」観て来ました。
んん~~っ、やっぱり2時間ちょっとで収められる作品じゃなかったですねぇ。キャスティングの違和感もさることながら、時間が短いだけに人物の1人1人に深みがないような・・・。あの、気になっていた京極の薀蓄も適当に短くなってましたが、全体的にうまくまとめる為にほとんどのシーンの削られすぎ感が強く、その結果すべてが淡々と描かれてしまったような気がしました。
そしてさっぱり怖くなかった(これが1番残念)ある程度、映像化の限界というかそういうものは薄々感じていたので、細部はともかく全体を通しての妖しげな雰囲気やおどろおどろしさをかなり期待してたのですけどね・・・そこのところは本当に残念。(期待しすぎのせい?)久遠寺の病院とか、眩暈坂とかはセットっぽさがありありでしたし。ああいう坂って探しても見つからなさそうだから仕方がないのかな。

堤真一の京極堂はやっぱりイメージと少し違ってて、陰陽師という雰囲気じゃなかったです。京極堂=豊川悦史がいいという人が多いけれどそれもちょっと・・・。雰囲気はわかるけど、あの薀蓄語らせるあたりは今ひとつかと思うんですけどね。そんなおへそは椎名桔平派。さぁ、どうでしょうか。小説を読んだ人はそれぞれのイメージが既に出来上がってるから難しいです。

そうそう、永瀬正敏は見た目なんだか大江千里じゃなかった?あの眼鏡と髪型のせいで。(ちなみに昔、大ファンでした^^)
いしだあゆみはやっぱりあのシーン(絶叫)にすべてが集約されちまってました。宮迫は・・・ん~~もういいか。

おへそはただいま「魍魎の匣」に取りかかり中ですが、やっぱり京極ワールドは本がいい。無理はしないほうがいいです。

堤真一は「フライダディフライ」に「姑獲鳥」に大活躍。そしてお次は
「吉原御免状」の舞台。これぞ堤の夏でありますな。( ̄ー ̄)ニヤリ











煮物なら得意です!!!

2005年07月17日 | 雑記
久しぶりに母親の顔を見に実家へ行ってきました。
おへその母さんは3年前、脳梗塞で倒れ左半身が動かない体になってしまったので、毎日ヘルパーさんのお世話になっています。CMでおなじみの某有名介護サービス会社からの派遣なんですけど、まぁ、いろんな方が来るようで・・・。

母さんは杖を使えば自力で歩けるし、トイレにも自分で行く事が出来るので、お願いしているのは食事の支度や部屋の掃除、病院への送迎などです。ヘルパーさんというのは有資格者(ホームヘルパー2級)であって、それは介護に関する事だけらしく、当たり前だけど食事作りや掃除の仕方なんていうものには研修などないので、そこのところはその人自身の経験や知識におまかせという事になります。ま、料理なんていうものは好みがあるわけで、こちらはお願いしてる身だしそんな細かい事はいいませんよ。味が薄けりゃ調味料をかければいいんだし、濃かったら・・・しょうがないと我慢するまでだし。(笑)
そんな中で、たまに「ええっ!?マジですかぁ~?」なんて人が来たりするらしいです。

その人は、50代の中年のおばさん。成人した息子さんもいて立派な現役主婦さんです。ある日、母さんは朝食におにぎりをオーダー。しきりに首をひねってるおばさんを見て、どうしたのかなと思ったら、いきなり
「あの~私、おにぎりって握ったことないんですけど・・・」

へっ?と母さんは思ったそうです。ウソでしょ?って。

ヘルパー「え~と、おにぎりってどうやるんですか?私作ったことなくて。」

へそ母「え?一度も作ったことないの?」

ヘルパー「ええ、ないんですよ。でもね、煮物なら得意なんです。私、煮物なら自信ありますけど、どうですか」

へそ母「ん~煮物は朝からは食べたくないしねぇ。それは今度でいいわ。」

ヘルパー「そうですか・・・じゃ、おにぎり、挑戦してみますから作り方教えてくださいっ!」

へそ母「・・・・・・」

その後、母さんはおにぎりの作り方教えて無事に作ってもらったそ~です。教えるっていってもねぇ。なんたって「おにぎり」ですから。ラップ使って具をつめて・・・てな調子だったそうです。

あの~おにぎりってのは
この世で一番簡単な料理じゃないでしょうか!? 料理と呼ぶのさえ、ちょっと・・・。はぁ、世の中っていろんな人がいるもんですねえ。確かに料理本には載ってないけどさ。





君はブリーフだね。

2005年07月16日 | 雑記
最近、子供の学校から「不審者についてのお知らせ」という連絡プリントが頻繁に配布されてきます。市内や近隣地域で発生した不審者目撃情報だとか未遂事件などが書かれており、あまりに身近な情報なので毎回ビビリながら読んでいるのですが本当に怖いですよね。
例えば、不審な車がそっと近づき女の子を呼びとめ近寄ってみたらオヤジがいきなり下半身を露出!だとか、お菓子をあげるからおいでと見知らぬオバさんに声をかけられ断ると強引に追いかけてきて手をつかまれたとか(怖)・・・そんな中でなんとも意味不明というか、コイツは一体何がしたかったんだろ~的なのが1件ありました。

小学生の男の子が道を歩いていたら男が近づいて来ていきなり男の子のズボンを下ろした。そして「君はブリーフだね」と言い残し去っていった・・・
なんなのこれ。(゜Д゜≡゜Д゜)???
単純にいたずらしたかっただけなのか、はたまた自分好みのパンツを探し求めていたのか、ブリーフで納得なのか、全く訳わかりません。
それにしてもその小学生はかなり怖かっただろうね。今や、男の子といえどもまったく油断できない世の中なのだ。それにしても・・・。

お前自体がホラーだろ。<姑獲鳥の夏を観る前に>

2005年07月15日 | 映画
いよいよ「姑獲鳥の夏」公開ですね。京極夏彦は今まで読まず嫌いだったのですが嗤う伊右衛門を読んで好きになり、今、京極堂シリーズを順番ずつ読んでいるところです。映画は豪華キャスティングでとても楽しみなのですが、冒頭部分の京極堂と関口のやりとりのシーンはどんなもんかしら・・・と少し心配。何しろ京極堂の薀蓄は、アホなおへその頭の中にはなかなかスンナリ入ってくれず、かなりの難所でしたからね・・・。すべてが理解不能ではないものの、そりゃ~何度も繰り返して読むことになり正直辛かった。しかも長いしね。だから映画ではどんな感じになるのかと、誰にでもすぐに理解できるのかと思って。
それ以外の事件の展開にはかなり惹きつけられ、謎解きの結末が早く知りたくて夢中でページをめくりました。なので読み終わった後には軽い喪失感があったほど。

古本屋にして憑物落とし、20箇月も身篭り続ける妊婦、姑獲鳥・・・この雰囲気、まるで子供の頃、楽しみにしていた横溝正史の映画を観る前になんだか似ている。(わくわく感がね)そういう意味では本編観ないで予告だけの方がいいのかも知れない(笑)
予告といえば、いしだあゆみ。この前「食わず嫌い」に出た時、映画の宣伝をし「こわいですよ!ホラーです!」と言っていた。「お前自体がホラーだろ!」とツッコミ入れている人は、おへそだけではあるまい。劇場予告では怖がりながらみんな笑ってたよ、そんなあゆみを見て。
(ノД`。)コワイヨォォォ



ゆかいなオバとその仲間たち

2005年07月14日 | 給食日記
もす!おへそです。
今日は普通に仕事してました。ちなみにおへその仕事というのは学校関係のお仕事です。先生じゃありません。事務さんでも用務員さんでもありません。図書館司書さんでもなく~実は給食の配膳員です。一般的には給食のオバさんと言われていますが・・・ちょっぴり抵抗があるので配膳員でひとつ頼んます。具体的にどんなお仕事かというと、学校の中で調理する自家給食ではなくて給食センター方式なので調理等は一切しません。
つまり、パンや牛乳を数えたりみんなの給食が入ってるコンテナを教室前に設置したりだとか・・・まぁ、そんなところです。そして同僚は・・・オバちゃん達です。そりゃ年齢的にはおへそも立派なオバなんですけどもね(1968生まれ)でもおへそ以外は50歳~60歳の正真正銘のオバ達なのですよ。そんなわけで毎日母親ほどの年齢の人達に囲まれてお仕事してるっつうわけでして。

同年代の女性と一緒に働くよりもかえって気を使わなくていいんですけど(敬語もほとんど使ってないしね)何しろ更年期障害まっさかりのオバ様たち。辛いのは話が噛み合わないとか何とかと言うよりも話がなかなか前に進まないこと。天然記憶障害というか、中には「あの~その~え~~と」だけで終わっちゃって結局何言いいたいのか訳わかんない人もいますしね。だいたい人の名前とか物の名前とかスルスルっと出てこないらしくて・・・聞いてる方はかなりの苦しみというかね。毎回名前当てクイズに挑戦してるようなもんだから。まぁ、毎日ネタの宝庫なので笑える事は笑えますけど・・・。そう、例えるならば「あたしンち」のお母さんとその仲間たちみたいな中で働いているようなもんです。

さて、今日なんだけど、一人のオバがいきなり質問してきました。

オバA「あの~おへそさん、私はね、三浦友和が好きなんだけどねえ。いいでしょ、ほら二枚目だし。百恵さんのだんなさんだしね。で、ほら、おへそさんは俳優の中では誰のファンなの?」  
おへそ「え?あたし?誰だろなぁ~。そうだねえ」(いきなり自分から友和・・・)

オバA「わ、わかった!あれでしょ。あれあれ・・・あの・・・ほらなんだっけ?」

おへそ「あれって・・・???」(結局わかってないのね)

オバA「ほらほら~あのこうやって踊る人。言ってなかった?」
※オバ・・・盆踊りのような手つきをしてみせる


おへそ「え~?そんなの知らないなぁ。そんな事言ったことないでしょ。」
(もしかして昔、ポルノグラフィティが好きって言ったのを誤解してる?
ってか・・・踊らねぇ~よ!ポルノグラフィティ!)

オバA「あれ?違っちゃった?じゃ誰!?」

おへそ「あ、あたしね、俳優というか俳優もやってるタレントなんだけど、ユースケが好きだな」

オバA「ユースケ???」

おへそ「そ、そ、知りません?ユースケサンタマリア」

オバA「サ、サンタマリアさん?まぁ、おへそさんたら、ハーフの人が好きだったのね」

「ハ・・・・ハーフ・・・・・」


と、まぁ、こんな楽しい毎日を送っております。※決してネタではありません・・・っていうか、こんな中途半端なネタないわ。
面倒くさいので、そのまんま<ユースケ=ハーフ>にしておこうと思ったのですが、いつ何時「おへそさんたらひどいのよっ!」と言いふらされるかわからないので、とりあえず「今、TVとか映画で活躍しているから今度チェックしておいてね」と言っておいた。そしたら「そうね!きっとTV見ればすぐわかると思うのよ。ほら、顔と名前が一致してないだけだから。」

つ~か、顔も名前も国籍も一致してねぇ~だろ!!!


飛べ!オッサン 飛べ!

2005年07月14日 | 映画
今日はマンションの配水管清掃日。せっかく1日仕事を休んだので フライ,ダディ,フライを観てきました。原作本(金城一紀著)では主人公の鈴木一(オッサン)は47歳。「堤真一だと若すぎじゃ?」と思っていたのですが、彼も今月の7日にめでたく42歳になられたそうで・・・。高校生の子供を持つ父親役でも全然問題なかったですね。てっきり30代だと思っていたもんですから。さすがに若いねえ。(うちのだんなと同じ年・・・こっちはホンマもんのオッサンなのによ。ううう)

そんな堤サンですが劇中のヘタレオッサンぶりは本当に最高!ヨレヨレボロボロになりながらも愛する娘の為にひたすら頑張り続ける姿は健気だけれど笑えます。反対に朴 舜臣(パクスンシン)役の岡田准一はあくまでもクールで強くてかっちょいい男。精神的にも肉体的にも徐々に頼もしい父親になっていくオッサン堤もいいですが、時折見せる淋しげな表情の朴岡田はもっとよかった。彼は役作りの為にジム通いをしていたそうで、ロープを使っての木登りシーンは俊敏で素晴らしく、そしてモンゴル相撲で勝者だけが踊ることができるという鷹の舞は、ただただ美しい。

金城一紀は、小さい頃からジャッキー・チェンやブルース・リーなどの作品、いわゆる修行モノ映画が大好きだったそうです。ただ年上が年下に物を教えるのでは当たり前で面白くないという事で今回は高校生が師匠でオッサンが弟子という設定に・・・。
映画化によって原作がブチ壊されるという事は多々ありますが、今回は脚本も金城氏自身なので全然違和感がなかったです。と、いうか脚本のほうが先に出来たらしいのでなるほど~と納得。小説では主人公達を堤、岡田と合うように、より深みのあるキャラヘ変えていったとの事。キャスティングが先だとこういう事もできるのですね。

そんな諸々の経緯はさておき、エピソード的にはこれも映画版に入ってたらよかったのに!と思うシーンがいくつかあったので、そこはちょい残念。

例えば、大木ロープ登りのところでは、奮闘後、木の下で大の字にのびているオッサンの傍に通りすがりのおばあちゃんがウーロン茶のパックを置いていきます。それから毎回、見物客である老人達がいろんなモノを御供えしていくのです。りんごやなし、おにぎり、そして5円玉を置いて拝むシーンも。ここは読んでいて思わず吹き出してしまったので、ぜひとも映像でみたかった。
それからブルース・リー式の挨拶。オッサンが「燃えよドラゴン」のビデオを見た後に鏡で顔マネしてみせるところがなにげに面白い!ちなみにこれはどうでもいいけど、朴君がいつも読んでいた本はアガサクリスティのオリエント急行殺人事件。

とにかく原作なしでも十分に楽しめるひと夏の青春ムービー!オッサンの肉体改造計画に協力する落ちこぼれ高校生達や、バスの乗客の面々もいい味出してるし、単純にスカッと笑いたい人にはオススメの1本。
そういえば大切な人を守るため勇気を出して戦う!ってとこは宇宙戦争と同じですね。そこだけはね・・・^^

どこかで誰かが、岡田演じる高校生の役はなにも在日である必要はないのでは?と書いていたけれどそうは思わない。コリアンジャパニーズである金城氏が小説や映画を通して何を伝えたいのかは今回の映画ではちょっとわかりにくかったかも知れないけれども(オッサンの頑張り映画なので)何故、朴 舜臣があそこまで強くなったのか守るべきものは何なのかは台詞からも彼の生活シーンからも十分に伝わってくる。