死んでたまるかぁ～っ！！！＜宇宙戦争＞

宇宙戦争観てきましたよ。
さすがにお金かかってる映画です。地球征服を企む宇宙人からの襲撃で人がブッ飛び、街が次々と壊滅していく様は映像、音響ともに迫力があり恐怖感が伝わりました。

が、やはりストーリーとなるとどうなんでしょう。

もともとＨ．Ｇウェルズの古典ＳＦがベースのＳＦアドベンチャースリラー（な、長いっ）との事でパニック映画なんだけども、その中で描かれている家族愛がテーマでもあって、トム扮する父親がが二人の子供を命がけで守ろうとします。今まで子供に関心がなかった父親が徐々に父性を取り戻していくのですが、そこいら辺りの描写がもっと欲しかったような・・・。息もつかせない攻撃シーンが続く中での、そういった場面をもう少しじっくり見てみたかったです。もともとおへそが派手なアクションやＣＧ映像よりも人間の心の動きとか細かい部分がゆっくり描かれている映画の方が好みなもので、しょうがないのですけどね。

それにしても、わけもわからずいきなり宇宙人に襲われる恐怖よりも極限のパニック状態に陥った人間がどんな行動を起こしてしまうのか・・・の方が恐ろしいです。宇宙人襲来なんていう想像もつかない世界じゃなくても十分おこり得る事だから。

ツッコミどころというか、そりゃおかしいだろ的な部分も結構ありましたけど、そんな中でトムとティムロビンスのシーンでこんな台詞が・・・
「大阪では2、3機倒したそうだ！日本人に出来て俺達に出来ないはずはない」
宇宙人が操る巨大トライポッド（タコみたいな乗り物）を大阪では人間が頑張って反撃したそうな。
いきなりオオサカがでてきてニンマリ。大阪の人はもっとうれしいだろな。
(　￣ー￣)
も～大阪人が「死んでたまるかぁ～！ワレー！！！」てな感じでポッドに突撃し、よじ登っていくような光景をを想像したらおかしくておかしくて・・・　ぐふふ。いやはや、やっぱりすごいパワーですから。