おへそのひみつ 

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ダ・ヴィンチ・コード

2006年05月27日 | 映画
監督:ロン・ハワード
原作:ダン・ブラウン
出演:トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、
アルフレッド・モリナ、ジャン・レノ



【あらすじ】
ルーヴル美術館の館長の死体が発見され、周りには不可解な暗号が残されていた。暗号の中には館長がその日、会うことになっていたハーヴァード大学のラングドン(トム・ハンクス)の名前が含まれ、疑いを掛けられたラングドンは現場に呼び出されるのだった。



実は公開初日に観にいっていた、ダ・ヴィンチ・コード
久しぶりに超満員の映画館で、さすがだなぁと思いました。
(ハリーポッターに没頭していた為、書くのを怠ってました・・・へへ)

さてさて、原作を読んで予習してから観に行く方がいいのか、それとも予備知識なしでいきなり映画館に足を運ぶのがいいのか・・・私としては、半分だけ原作を読んでから映画に行け~!ってな感じでしょうか。

私のように、キリスト教のことをあまりよく知らない人は、多少の関連予備知識がないと映画を堪能することは難しいと思います。テンプル騎士団?聖杯??オプス・デイ???といった、よくわからない単語がいっぱい出てきますので。
だからといって最初から結末をすべて知っているのはつまらない。というわけで、初めに原作本を読むんだったら、途中で読むのをやめれば・・・。

と言いつつ、ひとたび読んだらおそらく途中でやめるのは、なかなかできないでしょう。ちなみに私は絶対にできません。できるわけないじゃないかぁ。そーら見ろ。

いまさらながらですけど、関連図書かなんかでキーワード的な用語を予習する程度にしておけばよかったな~としみじみ思うのです。公開前にはTVでも雑誌でもこぞって特集してたし、そのくらいにしておけばよかったかな・・・と。初めから結末を知っているっていうのは、やっぱり面白さ半減なんですよねえ。

映画観て、まるでワケわかんねぇよ!ってのも、嫌だし。
ああ、どうすれば・・・。


もともと150分では収まりきれるはずがない作品なので、多少の省略のされ方は仕方ないと思ってました。でも、謎解きの余韻というものがほとんどなくて、あっという間に暗号が解けてしまうようにみえてしまうのは、ちょっと・・・。緊張感や暗号が解けたときの達成感が薄れますよね。

やっぱりそこが、本と映像の違うところだと思います。本だったらじわじわとスリルを味うことができる・・・映画はあっという間ですからね。

ん~~~。もう1回、読み直してみようっと。


話は変わりますが、ルーブル美術館には10年前に行ったことがあります。
初めて見た「モナリザ」の印象は「え?こんなに小さいの?」でした。
これは誰もが思うみたいですね。

ルーブルには「サモトラケのニケ」や「ミロのビーナス」といった数々の有名な作品がありますが「モナリザ」はやっぱり特別です。常に大勢の人に囲まれていて、圧倒的な存在感がありました。
思わず「わー本物だぁ!」と感激したのを覚えています。

機会があったら、もう一度、行きたいんだけど・・・無理かな。
実は、前に行ったのは12月。あまりの寒さと、何日たっても太陽が出ない寒すぎるパリにすっかり嫌気がさした、うちのだんなは「こんなところには二度と来ないっ!」と毒づいてましたっけ。ええ、芸術よりも寒さが重要のようです。そして寒さよりも金が重要です。今、パリなんぞに行く資金がどこにあるっていうのか・・・あうう。

冬のパリは本当に極寒で、寒いというか痛かった思い出があります。
でも、シャンゼリゼのクリスマスイルミネーションは、素敵でした^^
ああ、だいぶ映画と離れてしまいました。ゴメンナサイ。

そうそう、ラングドンってトム・ハンクスでよかったのだろーかね。

































好きになってしまいました。

2006年05月25日 | 雑記
ん~~~気になる、気になる、気になるう・・・
韓国映画「デュエリスト」を観てから、すっかりすっかり「カン・ドンウォン」
に夢中になってしまった・・・はふぅ~私としたことが。

結局「デュエリスト」は2回観に行って、その後、韓国版DVDを手に入れて日本公開版との違いをチェック。そしてサントラを購入。

それから、カン・ドンウォンの出演した映画「彼女を信じないでください」「オオカミの誘惑」とドラマ「1%の奇跡」「威風堂々な彼女」のDVDも買ってしまった。

ああ・・・。あう・・・あうあう・・・・やられた~(><)

カン・ドンウォンは、ものすごい人気でハマってる人は本当に多いよね。
「オオカミの誘惑」の時は、確かにかっこよかったけれど、それほどでもなかったんだがなぁ・・・おかしいなぁ。おかしいよぉ。

私の韓国映画好きは「シュリ」から始まった。「シュリ」を観た時「へえ、韓国でもこんな映画作れるんだ?」とちょっと驚いて興味が沸いたのだ。それから通信教育でハングルを勉強したりもして、どんどん韓国の映画が好きになった。
「シュリ」で韓国にハマった人は多いと思う。
そして、韓流ブームの火付け役となり、大ブレイクした「冬のソナタ」とヨン様・・・。
この韓流ブームってのがどうも嫌で、私はいまだに「冬ソナ」を観てない。ははは。

”韓国映画が好きなんですう”・・・って言うと「韓流ね」って言われることがとにかく嫌で、たとえば、韓国旅行に行きたいと言って「ああ、冬ソナツアー?」って返されるのも大嫌いだ。さすがにもう言わないか。

通信教育でハングルを習うって言った時、私の母や弟は「なんで韓国なんか?英語にすればいいのに」と言ってたくせに、いつのまにか、クォン・サンウは男前だ~!などと言うようになってしまった母。恐るべし「韓流」・・・

実は、今から十数年前、日本に来たばかりの韓国人と友達になったんだけど、その頃のあたしは全く韓国に興味がなかった。
彼女が作った手作りキムチは、いつも冷蔵庫の厄介者だったし(私はキムチがあまり好きじゃない)鉄のお箸も使いづらかった。
それから、韓国にいた頃に撮ったという観光写真を見せてもらって、彼女に「ここが38度線だよ。この向こうは北朝鮮なの。」って言われたときも、「ふ~~ん」ってなもんで特別に何も思わなかった。こんな所、観光地なんだ?ってな感じで。
無知だよね・・・ほんと無知。

あの頃、韓国というと、統一教会を思い出したりもして、今思えば、なんであの頃はぜんぜん興味なかったんだろう・・・とつくづく思う。
今では、すっかり彼女とも疎遠になっちゃって、とても残念。


韓国のドラマや映画が好きと言いつつ、いまだに「冬ソナ」を観てないのは、ささやかな抵抗なのか?だとすれば、つまんない抵抗だ。フフッ。

そういえば、昔「エヴァンゲリオン」にハマったのは、ブームがとうに過ぎ去ってからだった。それも2年もたってから・・・。アホか?アホです。
ま~なんだかんだで、みんなと同じって事に少しばかり抵抗があるのかも。
みんながいい!いいと言うと、なんとなくひねくれてみたいというかね。


でも、でもね、結局・・・いいものは、いいんだと思う。
ハリーポッターダ・ヴィンチコードもすごくよかったし、(ダ・ヴィンチは映画というより原作ね)
結局、みんなが夢中になるものはいいものだからブームとなるんだろう。

まぁ、マスコミに踊らされてる部分もあるけどね。



さてさて、そんなわけで、今回は意地を張らずに素直に言うよ


あたしはカン・ドンウォンが好きです・・・・
みんなと同じで大好きだぁ~~~!!!







連理の枝

2006年05月24日 | 映画
監督:キム・ソンジュン
出演:チェ・ジウ、 チョ・ハンソン、 チェ・ソングック、 ソ・ヨンヒ



【あらすじ】
若き青年実業家ミンスは、愛をゲームとしか考えないプレイボーイ。そんな彼が、ある雨の日に出会ったのは、病院へのバスを待つへウォンだった。早速へウォンを口説きはじめたミンスだが次第に純粋で明るいヘウォンに、今までに知らなかった感情が生まれてくる。それはミンスにとって初めての恋だった。しかし、ある雨の日、二人で出かけた動物園で、ヘウォンは突然倒れてしまう。彼女は、不治の病に冒され生きる時間がわずかしか残されていないのだった。




チェ・ジウの泣きの演技はもうお腹いっぱいな私・・・。
本当は迷ったんですけど「オオカミの誘惑」で素敵だったチョ・ハンソンが相手役だったので観てきました。

最初は、病気とは思えない茶目っ気たっぷりの元気なヘウォン(チェ・ジウ)。
個人的には、泣いてるチェ・ジウより、こっちの方が可愛らしくて好き。
コメディータッチで描かれている前半部分は、肩の力が抜けて面白く、ミンス(チョ・ハンソン)の先輩のギョンミン(チェ・ソングック)がとてもいい味を出している。
でも、そのままだと連理の枝にはつながらない・・・という訳で、後半はどっぷりとシリアスな展開になっていきます。
ん~~それにしてもなんだかなぁ。。。やっぱり感動することはできなかった。
死に至る病とはいっても頻発されると冷めてしまうし、所詮は作り話だという気持ちが強くなってしまって残念だった。涙の女王、チェ・ジウの演技も、チョ・ハンソンもそれほど悪くなかったと思うので、やはり後半の半ば強引な展開に問題があるのでは・・・?

連理の枝(大きな二本の木の枝の部分が、まるで一本の大木のように連なりあっている)は、もともと観光名所としてあったのかと思っていたらそうではなくて、済州島から船で20分のところにある牛島という孤島に実物大のセットとして植えられたんだそう。現在もそのまま植えられていて、本当に観光名所となっている。












ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女

2006年05月08日 | 映画
監督:アンドリュー・アダムソン
出演:ウィリアム・モーズリー アナ・ポップルウェル ティルダ・スウィントン
    ジム・ブロードベンド


【あらすじ】
第二次世界大戦下のイギリス。ペベンシー家の4人兄妹、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーはロンドンの空襲を逃れ、田舎に住むカーク教授に預けられる。古めかしく広大な教授の屋敷は、子どもたちにとって最高の探検場所。好奇心旺盛な末っ子のルーシーは、かくれんぼをしているうちに、空き部屋で大きな古い衣装だんすを見つける。導かれるように衣装だんすに入り、毛皮のコートを押しのけて奥に進むと、ルーシーはいつしか雪に覆われた真夜中の森に立っていた。



やっと観てきました!ナルニア国物語
古いお屋敷の中にある大きな衣装だんすの奥には、誰も知らない不思議な世界が・・・。
なんてワクワクする設定なのでしょう。子供から大人まで存分に楽しめる最高のファンタジー映画でした。

ナルニアの国って、特別に凝りに凝った世界でもないと思うんだけど、雪に覆われた深い森や氷の湖、広大な緑の大地など、実に美しく神秘的に感じてしまう。これは、何が起こるかわからない未知の世界への好奇心と、ナルニアに住む不思議な動物やキャラクター達に魅力があるからなんだろうと思う。(もちろんCGのおかげでもあるけど・・・^^)

私は、初めてナルニアの世界に足を踏み入れたルーシーが突然、半神半獣のフォーン・タムナスさんと出会うシーンが1番好き。

ファンタジーっていいなぁ。おとぎ話って子供だけのものじゃなくて、ちょっぴり現実逃避したい大人のためでもあるんだよね。
ある日突然、誰も知らない不思議な世界へ辿り着き、冒険の旅が始まる・・・
こんな素敵な物語の世界にはきっと誰もが憧れるはず。

ちょっぴりじゃなくてどっぷり現実逃避したい私は、まだ読んでいない原作本の中に旅してこよう。



タイフーン

2006年05月08日 | 映画
監督 脚本:クァク・キョンテク
出演:チャン・ドンゴン、イ・ジョンジェ、イ・ミヨン


【あらすじ】
民間貨物船を装い、米軍の兵器を秘密裏に運んでいたアメリカ船舶が東シナ海の海賊に襲われ、積荷が強奪された。直接介入を避けたい米国防総省は、韓国海軍のエリート将校カン・セジョン(イ・ジョンジェ)に事件の調査を命ずる。一方、兵器を奪った冷酷非情な海賊シン(チャン・ドンゴン)は、生き別れの姉ミンジュを必死に探していた。その情報を知ったセジョンは、シベリアの売春宿に彼女がいることを突き止め、現地に急行。そして彼女と接触したセジョンは、姉弟が脱北者だったことを知る。



GW中に終わってしまうので、慌てて観に行きました。はぁ、危なかった・・・。

チャン・ドンゴンはこの映画の為に7キロも痩せたとのことで、南北分断の悲劇を背景に怒りと深い悲しみを背負った海賊シンを大熱演。プロミスとは違い、今回は壮大なスケールの作品で、やっぱりチャン・ドンゴンはこういう作品に出てこそ・・・だなぁと思いました。

海賊シンとは対照的な海軍のエリート将校セジョンを演じたイ・ジョンジェ
国の命令により、復讐に燃えるテロリストとなったシンを追い詰めていくのですが、シンの身の上に起こった壮絶な過去が明らかになるうちに次第に芽生えてくる複雑な心の葛藤をうまく演じています。

対決の時にシンがセジョンに「同志」と呼びかけるシーンがあるのですが、とても印象に残っています。もしシンが無事に韓国に亡命できていたら、二人は友達になってたかも知れない・・・と考えると悲しかったですね。シンとお姉さんの再会の場面は言うまでもなく胸が痛み、涙が出そうになってしまいました。
自国が分断された悲劇は日本人の私には計り知れないものがあるけれど、こういう映画を観るたびに、伝わるものが確かにあります。

さて、タイトルにもなったタイフーン。それはシンが復讐に向かう船につけた名前でもあり、その船は二つの巨大タイフーンが発生している海上に・・・。
二つのタイフーンって、なんだかすごいですよね。まぁ、もともと核うんぬんの時点で、ものすごいスケールになってしまっているんですけども。
荒れ狂う激しい海と、船の中での二人の対決シーンは確かに迫力はあるものの、その後の結末はうまくまとめられすぎのような気が少し・・・。

でも、いろいろな事をあらためて考えさせてくれた映画でした。













なぜか・・・。

2006年05月07日 | 雑記
なんで「ナイロビの蜂」の宣伝をこの人がしてるのか・・・?
「ナイロビの蜂」っていうフレーズを聞く度に、「紅の豚」って気がしちゃうのは私だけでしょうか。

デュエリスト

2006年05月05日 | 映画
監督:イ・ミョンセ
出演:カン・ドンウォン ハ・ジウォン アン・ソンギ


【あらすじ】
朝鮮王朝時代。国中を揺るがす大規模な偽金事件が発生した。その背後に潜む陰謀を暴くため、極秘捜査に身を投じた若い女刑事ナムスン(ハ・ジウォン)。武術にも長けたナムスンは、市場での潜入捜査中に悲しい目をした謎の刺客(カン・ドンウォン)と運命的に出会う。ナムスンは宿敵であるはずの男に惹かれ、切ない想いを募らせていく。


気がついたら1ヶ月も映画を観ていなかった・・・あぁ、病んでましたね、私。
と、いうわけで観てきました「デュエリスト」
朝鮮王朝時代ということで韓国の時代物なんですが、今の私にはピッタリの映画でした。現代物の台詞がごちゃごちゃと多い作品はあんまり観る気がしなかったもので。

異国情緒あふれる幻想的な世界観と美しい映像、そしてそして、カン・ドンウォン扮する「悲しい目」の刺客。あれは絶対にズルイと思いました。素敵すぎる・・・。台詞はほとんどないのですが「悲しい目」の憂いのある表情にすっかりやられてしまいました。カン・ドンウォンって、映画以外ではそれほどいいと思わないんですけども、「悲しい目」はすごくいい!!!


男まさりで勝気なナムスン役のハ・ジウォンはかわいらしかった。市場で初めて、仮面をつけたの男(悲しい目)の剣の舞を見たときから、すでに惹かれていましたね。私も惹かれてました。ああ。
この映画、究極のラブストーリーでありながら、キスシーンひとつないのですが、二人が剣を交える格闘シーンは、まるで優美な舞踏。闘っているはずの二人が近づき目線を合わせるだけでドキドキしてしまいました。

でも、映画としてはどうなんだろう。
アクションシーンに物足りなさを感じる人は多いだろうし、唐突な場面が多く、全体的にわかり難い描写が多かったような気がしました。
この映画、日本公開向けに編集されているんだそうです。情緒的な部分に焦点をあわせ、二人のラブシーンを際立たせる為に、あえて説明的なシーンをカットしたとの事ですが、なにか肝心なところが抜け落ちてるような気がしたのは、そのせいなんでしょうか。「悲しい目」とナムスンに感情移入できない人には、つまらない映画かもしれません。
ナムスンの上司役のアン・ソンギの存在が全体を引き締しめていてよかったです。