気が大きくて気が弱いデザイナーの会社設立日記

大学在学中ですが、京都で「建築&ウェブ」のデザイン会社を友人4人で設立しました。

絵描き「下田昌克」:情熱大陸

2006-03-26 15:57:49 | 気になること
今日は1ヶ月半ぶりの休日。ものすごく久しぶりに休みを取ることができました。
実はうちの会社にもスタッフが増えました。人がひとり増える分、仕事を処理できる量というのはかなり増えます。
人間ひとりのエネルギーの大きさを改めて実感しています。
その力を借りながら、もう少し休みを取ることが出来る生活になれれば、と切に思っています。

録画していた情熱大陸を見ました。「2006年3月19日」放映の「下田昌克(shimoda masakatsu):絵描き」です。何の前知識もなく見始じめ、ぱっと見、怪しい気だな…と(笑)いぶかしげに見始めたのですが…。彼が絵を描くときに見せるあふれんばかりの笑顔、驚くべきスピードで動く色鉛筆の動き、その姿に一気に引き込まれました。彼の絵の描き方をみると、まずはすごくおおざっぱに光をとらえ、その後見えてくる光を、色とりどりの彩で紙の上に焼き付けていく。「光の粒子が見えてくることがあるという」というナレーションがあったのですが、彼は本当にこのことを実感している。白い光の中にある赤から紫までの光のスペクトラムが、本当に見えているのではないか。絵を描いていくプロセスや完成した絵を見て、そう感じました。彼にとって、世界は色に満ち満ちた本当に美しいものに見えているのだなと。

私も、デジタルカメラでの撮影の仕事を始めて、もう4年以上になりますが、光に対する感覚は敏感になっていきました。また色調整という仕事を通じて、光が「赤・緑・青」の光の3原色でできているということを強く意識するようになり、白い光の中に、ばらばらの色が見えてくるような感覚になることがあります。(もちろん思いこみなのかもしれないんですがね。)

もちろん私には彼のような表現力を持っていないので、あんなステキな絵を描くことはできませんが、彼がとらえているであろう光の見え方を感じ方、その表現の仕方に、こころを揺さぶられました。また、産みの苦しみを抱える一面を見せながらも、とにかく楽しそうに、人を楽しませるため、自分が楽しむため、に絵を描く姿。その姿に元気をもらうことができました。

人の持つエネルギーに元気をもらうことが多い、わたし。
それは身近な友達からも、テレビの向こうで活躍している見ず知らずの人からも。
友達に会う時間も、もっと増やしたいなぁ。

リンク:下田昌克オフィシャルウェブサイト http://www.701-creative.com/shimoda/

写真出典:情熱大陸ウェブサイト http://mbs.jp/jounetsu/


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2 コメント

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Unknown (じゅごん。)
2006-03-26 19:05:00
「絵描き」にこだわるところがステキですよね。

溢れる満面の笑みでガーッと色えんぴつを走らせてる時のエネルギーといったら!!



情熱大陸っていつも、本当に旬な人を、

他の番組ではできないような超接近戦で捕らえてくれる!

面白くてついつい見てしまうんだよね~。

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お、見てたのね (ohen)
2006-03-26 19:35:36
こんときの情熱大陸見てたんやね(^^)

そうそう、絵描きっていうのが、いいな。たぶん本人もかっこつけてなくて、本当に自分はただ絵描きだって思ってた感じがしたもん。

情熱大陸、人によって、その人へのつっこみ度合いに差があるけど、今回の下田さんの場合はすごく身近に感じられた、良い取材だな~って思いました。

前に情熱大陸見て、良かったなと思ったのは、「花屋:東信」もかな。

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