気が大きくて気が弱いデザイナーの会社設立日記

大学在学中ですが、京都で「建築&ウェブ」のデザイン会社を友人4人で設立しました。

念願のIKEAに行けあ(^^)

2006-06-26 02:05:30 | 気になるもの
こないだ、念願のIKEA(イケア)に行ってきました!!
アメリカに行ったときに必ず行っていて、いつ日本に出来るんだよ~と10年以上待っていたIKEAが日本再上陸。いや~嬉しい、ほんと。
日本のたくさんの家庭が、この安さに負けて、プチおしゃれになることを心より祈ります。まぁ最近ニトリとかも意外といい感じのようですが。
で、なんか欲しいものがあって行ったわけじゃないんだけど、行ったらそれは買わなきゃ!ということで、曲面のラインがかわいいテーブルランプ990円!と、MacOS Xの右下にあるゴミ箱にそっくりなゴミ箱490円!を購入。テーブルランプは手吹きガラス、ゴミ箱はちゃんとメタル。なのにこの値段。オソロシヤ。

そして、どちらも小さいものではないんですが、もちろん、IEKAの青バック(70円)に入れて、ニヤニヤしながら抱えて新幹線で帰ってきました。
立地的にも、嬉しそうにディズニーランドから、ミッキーの袋を抱えて返ってきているのと対して変わらんな…。

京都という地方都市

2006-06-23 00:58:03 | なぜ会社を設立したか
「どの場所で働く」ということに関していろんな選択肢があったと思うのですが、自分は生まれ育った地である「京都」で会社を設立しちゃいました。だからたぶんこれからずっと京都で働くのと思います。

「東京で仕事をする」っていう選択肢もありました。チャンスも動くお金も大きいし、仕事の対象となる相手も多いから、有利に働くことが多いですよね。自分もその選択肢を取れた。でも、京都という場所で動くことにした。

京都を選んだ理由は、生まれた町、好きな町、という以外に、きっと強い物があるとは感じています。でも言葉にはまだできないです。

「東京一極集中」の世の中だからこそ、「地方都市で仕事をする意味」はしっかり持っていたほうがいいと思うのですね。だからそれを今後、ちゃんと口に出せるように考えていきたいなと思います。

手始めに京都の人口から調べてみました。全国15政令指定都市+東京特別区で16中「7位」の140万人。意外と上位かも?
ちなみに1位東京は839万人、2位横浜は350万人。

あと、昼間人口が重要で、2000年のデータですが、東京は1100万人、京都は150万人。約7倍の差ですね。しかし京都は他県からの流入者が少ないなぁ(笑)そら排他的と言われるわ。
今日のところは、てなところで。

<出典>
政令指定都市人口 http://glin.jp/cpf/seirei.html
昼間人口・夜間人口 http://glin.jp/arc/arc.cgi?N=30
表は、出典を元に独自に作成

会社設立1年半(まであと3日)

2006-06-01 01:36:41 | なぜ会社を設立したか
6月4日で会社設立から1年半です!なぜ「3日前?」っていうと、ちょうどその日に書けるかどうか自信がなかったので。なぜ「1年半?」っていうのは、1年のときは振り返る予定がまったくないほどバタバタだったのです(T.T)

この1年半、まさに「紆余曲折」「波瀾万丈」。でも、ほんと何も分からないながらも手探りで進んでいたら、最近だいぶ仕事っぷりがまともになってきたような気がします、と多少、自画自賛(*_*)自分だけでなく、周りのパートナーを見ていてもですが。われわれもようやく、仕事を遂げていくことが、身に付いてきたのかも知れません。

こうなってこられたのには、大きな理由があります。今、うちの会社には、共同主宰の4名のパートナーの他に、常勤のスタッフさんが2名居てくれています。また頻繁に顔を出してくれるバイトさんもいます。これが本当に大きなことです。一人増えるたびに、ヒシヒシとその人の力を実感するのです。人間ひとりができることっていうのは、すごく大きなコトなんだな、と。スタッフの時間を借りることで、作ることができるわれわれの時間。この余裕のおかげで、心や体に余裕ができて良い仕事ができたり、スケジュールを守って仕事をできるようになってきたのだと思います。(もちろんまだまだヒヨッコだし、全然、完璧ではありませんが…。)

社会人を始めてから学んだことは本当に多いです。(まだ院を修了してねーだろ、というツッコミはナシ(..;))

とにかく「1にスケジュール」「2に予算」。普通に働いている皆さんにとっては、とっても当たり前のことですよね。けど、われわれは最初はこの重要性がどのくらいかさえわかってなかった…。「どれくらい現実のものとして捉え、どのくらい正確にこれらの予測を立てるか」が、社会人への第一歩なんだな、と感じています。というか「それが仕事」くらい重要なことなんですよね。

すべてを自分たちだけでやっていたときは、このスケジュールや予算を立てた上で自分たちがすべてのデザインもしなければいけなかった。しかも社会人経験のないヒヨッコたちが…(←ていうかこれが問題なんですね、ベテランの人は1人でもやっておられるから。)結局、無理をしまくってて、休みもないし、徹夜も当たり前で、心も体も崩壊してました。いま、人が増えて、自分たちも少しずつ仕事に慣れ、少しはこなせるようになってきたのかなと。もっともっと予測の精度をあげ、デザインのクオリティを上げること。その努力で自分たちを高めていかないといけないのだな、と気持ちを新たにしたいと思っています。

この1年半の間に、ひよっこの我々に仕事を頼んでくれたこれまでのクライアントの皆様方が、われわれにこんなことを教えてくれました。仕事を頼んで頂いただけでなく、われわれを育ててくださってもいます。本当にありがたいな…と。また恩師であり顧問であるホイヘンス氏が、折に触れアドバイスを下さり見守って下さっています。他にもたくさんの方々からのアドバイス…。これらがなかったらもう倒れていたかも…。

一番大事なもの、それは「人」ですよね。人との繋がり、人の期待に応えること、人の信頼を裏切らないこと。何よりも大事なことです。その手段としての「スケジュール管理」「予算管理」、そして「成果物のクオリティ」なのかなと。難しいし…できてないことも多い。それが身に染みてきてつらくもなりますが、がんばります!

いいんかな~1年半の振り返りってこんな感じで(^_^; 青いことを書いている気がして気恥ずかしいですが、青いときに感じていることはそのときにいろいろ書き残しておきたいなと思いまして。半年後に自分がこの文章をどう思うか、楽しみです。
では、また半年後に。