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グラの気ままに徒然日記

日々の菜園アクティビティ、旅先での思い出コレクッションetc.

久々の登山~「まさかの遭難・犬戻ノ高」から1年8か月

2022年06月11日 16時01分58秒 | 登山

"まさかの遭難・犬戻ノ高” から、1年8か月も経ったのか!?

コロナも小康状態だし、やがて入梅しちゃう、もう我慢も限界、再開するなら今しかない!

妻とその裏に控える娘も山に飢えた私の三度目の直訴に対し、ついに折れてくれたのである。

「ただし、やることだけはちゃんとやってな」とガツンと釘を刺され、

前回娘がカレンダ裏に書き残していった『山の心得』を突き付けられたのである。

私は、不慣れな事前準備に半パニック状態になりながらも久々の山行にこぎつけた。

 

山名:犬戻ノ高 / 天保尾根  /ソロ

期日:2022年6月9日(木)

場所:三重県度会郡大紀町米ヶ谷

 

4:30 津の自宅発

5:30 大内山🆋下車、R42へ

5:40 熊野古道ツヅラト峠の標識で県道へ

 

5:50 犬戻峡駐車地着 / 分岐地点

妻が握ってくれた味飯のオニギリ、メッチャ美味かった。

5:57 スタート

駐車地から数百mの所の滝

犬戻峡核心部

南亦山登山口に立つ案内板

今回はこの登山ルートは、下山に使った。

まずは、素通りし案内地図の二つ目の登山口から左手の天保尾根を登り、目的の犬戻ノ高を目指した。

その後は、地図正面の稜線を縦走し、右端の南亦山に向かい、再び鳥尾越に戻り南亦山登山口に降りてきた。

 

見かけた花は、林道のこのウツギだけだった。

左手の登山口から天保尾根に取りつく。

分岐点で、明瞭な左折れの道を進んだ結果、シダの藪漕ぎに悩まされることとなる。

この山域へのハイカーは少ないから、荒れていて当然との先入観もあった。

しばらく行くと、間伐された杉の美林に達し道は途絶えた。

杣道に迷い込んでいたようで、引き返すが約30分のロスとなる。

 

7:00 分岐を直進気味に進み谷を横切るのが正しいルートであった。

お馴染みの赤と黄色の中電の鉄塔標識

88号鉄塔を目指す。

左足首にチクッとした痛み、ヒルだ

私はゴムサンダル(バンド付き)なので、ヒルも付きやすいのだろうと覚悟したがそれっきり遭遇しなかった

 

かなりな急登を征し88号鉄塔に至る。

初めての展望を得てしばらく解放感に浸る。

画像中央が89号鉄塔だが、本当に作業道が付いてるのだろうか?とこの時は思った。

しかしこの後、10分ほどで87号鉄塔に接近するに従いチェーンソーの音が高くなり、

       2人の作業員が鉄塔周辺の下刈り中であった。(7:55)

手を止めた彼らとしばし懇談したが、彼らはもう一つの林道大内山線から登ってきていた。

聞けば、すごい岩場があったり危険この上ない険路ということであった。

だいたい作業道は山頂を目指していず、

ハイカーは入らないから荒れ放題が普通で、修復しながら鉄塔に至っているようだ。

彼らと別れて少し戻り分岐を左に進む。

自然林の急登は、枯葉が積もっていてサンダルでは少し辛いが、この時以外、ハンディーは感じなかった。

むしろ足元軽く、足の裏マッサージを受けているようで疲労減退効果アリ、かな?)

天保尾根と言えば、犬戻ノ高山頂から犬戻峡までつるべ落としのようなイメージだった。

所が大小のアップダウンを繰り返し、

3度目のコブ越えが一番きつかったが、その後にも2度ほど記憶している。

木陰の先に除くのは、今度こそ山頂のシルエットか!? と難度思ったことか。

9:00 水分補給 1回目のレスト 

次第に植生が変化し、シャクナゲ林となってきた。

初めて左手の視界が開け、紀伊長島の海が見えた!

 

2020年9月28日、

約7時間の縦走で午後3時頃、犬戻ノ高に着いた。

予定では、山頂から一気に天保尾根を下るつもりだった。

秋の日はつるべ落としだが、2時間あれば日没前に降る自信があった。

さあ、下山を始めようと山頂付近で下山口を探すが見つからない。

180度すべて急斜面が谷に落ちている。

濃く深い雑木林が人の侵入をシャットアウト!

私の決断は早かった。

無理は禁物、

しかし同じ無理なら時間はかかるがこのまま縦走を続け、

一度登った南亦山登山道へ鳥越峠から合流する手段を選んだ。

結局、どのみちその日の下山は絶望的だと観念していた。

(スマホ電源切れ!ヘッドランプ不携帯!ハンディーランプもケースだけで中身なし!)

90号鉄塔から滝や谷に下り、日は沈みかけ谷間の危険性を避けて、

山腹をどうにか登り切ると勝手知ったる南亦山登山道に出たが、日没との競争となり

近道だと思えた初めての鍛冶屋谷ルートを駆け下りている途中、

完全な暗闇となり杉の大木の下で夜を明かすことになった。

一方、私と連絡のつかない妻は、娘夫婦と相談して遭難届の提出に至る。

 

やがて広場のような平坦な太尾根となり、右方向に緩斜面を辿るうちにテープが見つかる。

そこで、

もし、あの日、仮に下山道が見つかったとして、果たしてこの広場のようなところから、

正確な方向に下山道を発見できただろうか!?

しかも暗闇迫る黄昏の中で、、、

シャクナゲアーケード

少し不自然な明るさと、岩磐に心の高鳴りが!!! 

9:40 犬戻ノ高 ピークだ

視界は相変わらず閉ざされているが、登ってきた道はポッカリと開いているではないか

 

1年8か月前とは大違い、というか私の件があって整備されたと考えるのが普通だろう。

「大紀の山」の著者、小野さんが尽力してくれたのかもしれない。

大紀町、大台町の山々の登山道を整備してくれた方だから。

今回の山行の目的はほぼ達成されたので後は、おまけで南亦山へ回ることにした。

右尾根が天保尾根で、左は中ノ又の頭への尾根だ。

間の谷の先が犬戻峡で駐車地だ。

天保尾根が覗く

あの山も越える

台高山脈や迷岳など

88号鉄塔から見えた稜線上の鉄塔NO90だと思う。

向こうの山が南亦山だ。

この後、山頂展望台で昼食を食べて

12:00  下山開始

下山中雨となり、持参したアルミのシートを使用し無事

14:12  下山完了

赤線が今回のルート

青線は前回のルート

いずれも時計回りで青線の切れたところがビバーグ地点

 

満足いく山行となりました。

 

 


茶臼山高原

2022年04月25日 20時47分19秒 | 登山

2022/04/25 豊田ライフ最終日

午前中、孫Mは学校、娘は出勤、婿は出張中、仕方ないので二人で茶臼山ハイキングに出かけました。

豊田から1時間半ぐらい、長野県との県境の高原です。

帰路、つぐ高原と面の木園地にも立ち寄りました。

香嵐渓から稲武のどんぐりの湯を経て道の駅アグリステーション名倉から茶臼山高原道路に入ります

 

途中、カーナビに碁盤石山が登場 注意して走っていると、それらしき山が( ^ω^)・・・

茶臼山高原の広い駐車場

先着車が1台ポツリ。。。見渡しても人影なし。。。

 

駐車場はゲレンデの中腹に当たります。リフト乗り場やレストラン、バンガローが見えます

既にゲレンデの車道を行く妻を追いかけます。

振り返ると、駐車場と背景に茶臼山1416mが控えています。

私たちが目指すのは萩太郎山1358mです。

結構キツイ勾配に息が切れてきました

山頂展望台

ガスが流れ始めました

ここから南アルプスの眺めが良いのですが・・・

山頂周辺の立木はすべて伐採されたようです。

お陰で、見晴らしは良くなりましたが・・・😂

芝桜の丘もガスで霞んできました⁉

今回の目的は、この芝桜だったのですが、全くの見当違いでまだまだ先のことのようでした

ガスが切れた一瞬

丘のテッペンで有名なシンセサイザー奏者が演奏しているのに遭遇したことがあります。

その方とは、西穂高ロープウェイ乗り場での演奏を聞いたこともあります。

 

一帯は現在立ち入り禁止区域となっていました。

でもまもなくでしょうね。GWには間に合うのでしょうね

下山中、霧が晴れ陽ざしが出てきました

ゲレンデ内を歩きます

茶臼山には1度妻と登っています。

萩太郎山には4度目となるかな❓

高原道路を走っていたら、つぐ高原を示す標識につられ行ってみました。

道の駅でした 標高が1000mオーバーなので桜が楽しめました。

更に、面の木園地にも立ち寄りました。以前、見事な樹氷に感動した経験があります。

その時は、茶臼山に向かっていました。

ココからだともう10分弱なんですが、一旦、がくんと高度を下げ登りなおさねばなりません。

わつぃのプリウスはノーマル対アなので、氷結した高原道路には太刀打ちできませんでした。

道路の対面の天狗棚の案内板

中々興味深いお話です

再び道を渡り面の木園地のベンチでランチ

食後、園内散歩で出会った花

スマホでも桜の花吹雪が撮れていました

午後2時過ぎに娘宅に戻りました。孫Mが学校から帰宅するのを待って津市に戻りました。

豊田市から津市まで湾岸道と名阪道を利用すれば1時間20分ぐらいで帰ってこれます。

 

今日も一日、畑作業。

夏野菜の準備で大忙しです。

 

 

 


飯盛山イン香嵐渓

2022年04月24日 22時24分16秒 | 登山

2022/04/24  豊田ライフ3日目

◇期日:2022/04/21  ◇行き先:香嵐渓&飯盛山  ◇メンバー:妻、娘、私

 

"チョット、ウォーキングに行こうよ”

ということで、流石にこの日も孫をずる休みさせるわけにはいかず登校。

"それじゃぁ、しっかり歩けるやん、” ということで・・・

 

足助八幡宮 

参拝は後回し。。。R420を

近くの広い駐車場は、開放されててガラぁ~ン? 

・・・遠くに止めてきたのに(´;ω;`)・・・

巴橋上からの全景

紅葉の時期には必ずこのアングルで放映

橋のたもとの広場の観光マップ

今回は、大体回りました! 足助城は次回のお楽しみだ

でお手洗いを済ませてから、新緑の香嵐渓に入域デス

 

待月橋

紅葉の時期には一押しスポット

渡月橋か宇治橋かというほどの混雑ぶりなのに・・・この日は、人っ子一人いない

”こんなの初めてやね” と言いながらさらに新緑の中へ

 

三州足助屋敷 

シーン、

閉館してました

三州足助屋敷を見下ろしながらさらに奥へ

香嵐橋(吊り橋)

橋のたもとの木立の中に足助村が見え隠れしている

渡ります

 

見失っていた妻と娘が古民家の煙の中から現れました

開業日に向けて、固焼きの準備中とのことでした

香嵐渓はほぼこの辺りまでです。

香積寺

復路は、一番上の道を選びました。

途中に、古刹発見 急な石段を上り詰め、山門を潜り抜けます。

更に石段を登ると新緑の中、凛とした本堂が佇んでいました。

しかし、『飯盛山登山口』という標識に芽が釘付けになっていると、お連れの二人から、

”登ってみようよ” という意外な反応

気が変わらぬうちに、そそくさと先頭を切って

見事に整備された登山道でした

山頂まで50m地点の標識

この50mが、急登に次ぐきゅとう

久しぶりのお山登りで、爽快な息苦しさを満喫です

人工的に盛った情景の山頂でした。

興味深い謂れが記されています。

肩の部分からわずかに足助の町並みの展望が得られます。

反対側についた登山道を15分ほどで林道に出ました。

閑散と眠りについた足助の町並みをぶらりぶらりと帰りました。

お気に入りの路地奥からの大通り

 

巴川の堤で、ランチして帰路につきました。

 

豊田ライフ4日目(最終日)は、『茶臼山登山』のつもりです。

明日頑張って投稿します。

 


大台ケ原最深部の秘峰~奥坊主探峰計画

2021年05月05日 21時31分14秒 | 登山

本日は終日、雨

一日中パソコンとにらめっこして、熊野の秘峰・奥坊主に関するブログをあさり読んだ

先日(4/30)、まだお会いしたことがないヤマップつながりの山友Pさんから

大台林道の千尋峠から花抜峠周回登山の報が入り、次回は日の長い6月に秘境奥坊主を狙うということだ。

勿論私への誘いの言葉も添えられていた。

私のワクチン接種日は5/16と6/06なので、2~3週間後より効果が表れるとしたら7月に入ってしまう。

同行できるか微妙だけど、いかなる場面にも対応できるよう準備だけは怠らないことにした。

フィジカル面は日々の野良仕事で事足りるとして、私のような高齢者はメンタル的なイメージトレーニングも必要となる。

可能な限りのルート上の情報収集が欠かせないが、皆さんのブログはとても参考になる。

 

それで今日は、登山コースの概念図(マイマップ)を作成した。

 

1枚目は、昨年同行できなかったが『大台林道探索計画』の際の概念図を再掲してみた。

赤線は大杉谷ルートで、2017年秋、第3発電所から日出が岳を一泊二日でピストンしている。

更に、七ツ釜滝までなら何度も歩いているので、案外とイメージしやすくなっている。

 

2枚目の赤線が、千尋峠から奥坊主までの日帰りルートだ。

皆さんのブログを拝読させていただいての感想は、山行タイムのバラツキの凄さだ。

速い人は、花抜峠登山口から奥坊主まで約3時間で総所要タイムが7時間31分で、

ご夫婦で、11時間11分というケースもある。更にデーター収集の要アリ。

 

 

3枚目は、標高の高い大台ケ原からスタートしての周回ルートだ。

まだ2~3人の方のブログしか拝見していないけど、日帰りでは13~15時間必要でどうも無理っぽい。

そこで1泊2日の興味深いコース取りを見つけた。

[1日目〕 大台ビジターセンター~日出が岳~シャクナゲ平~堂倉小屋~大台林道分岐地堂倉橋~平らな尾根~奥坊主~口坊主

そして復路は同じルートを戻り、粟谷小屋で宿泊 (所要タイム 10時間21分)

〔2日目〕 粟谷小屋~大台林道分岐地・堂倉橋~テンネンコウシ高~日出が岳~ビジターセンター(所要タイム 5時間6分)

 

 

堂倉山経由だと、アップダウンの険しい600mの下りを覚悟しなければならない。

復路の登りは、現在の私にはバテバテ必至で論外だろう。

ただ、我が山友Pさんは、往路はこのルートで復路は、千尋峠に待ち車と考えているようだ。

もう少し、考えてみよう。


痛恨のミス・山岳遭難!~春日嶺・犬戻ノ高(前半)

2020年10月02日 21時34分59秒 | 登山

フォロワーの皆様へ

随分迷ったが、記録として公表することにします。 

先月末(09/28~29)私は 山岳遭難という痛恨のミスを犯してしまった。

 

はじめに、

三重県警、地元消防団、大紀町役場等関係者各位には

多大なるご迷惑をおかけし心からの謝罪の意を表します。

 

尚、

警察への捜索依頼をはじめ諸手続き等世話をかけた弟、

写真転送、ココヘリ(京都)への連絡等で世話になった娘夫婦、

とりわけ、前夜より心痛で眠れぬ夜を過ごさせてしまった妻、

みんな、心配かけて、ごめんなさい。

 

・・・

 

以下、

その顛末と行動概略を綴りつつ猛省し再発防止に努めたいと思います。

 

*9月28日早朝8時 犬戻公園出発

*同午後3時ごろ目的地犬戻ノ高着。しかし、下山道発見できず。

*同午後4時33分 前回歩いた鳥尾越まで足を延ばすことにする

*同午後4時33分 その手前90号鉄塔から滝ヤ谷に降るが道不明となる。

*同滝ヤ谷から南亦山ルートに脱し、鍛冶屋谷ルートで下山途中日没、ビバーグ、となる。

*同午後9時ごろ、私の家族(弟)からの通報を受け深夜、警察署内に対策本部が設置

*9月29日夜明けを待って登り返し南亦山ルートで降る

*同午前6時、警察署員、地元消防団、大紀町役場の職員等、大内山村米ヶ谷、犬戻峡に集合

*捜索隊員45名が9班に編成され、各々谷筋や尾根から捜索に向う、あるいは向かおうとする

*同午前8時20分、下山

 

 

登山前、駐車地は私の車一台きりだったのに、一夜明けて赤い救急車や関係車両で埋め尽くされていた。

路上に設置された異様に大きなアンテナを目の当たりにした時、この深刻な事態にクラクラっときた。

私は恥ずかしいやら情けないやら、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいとなり、

『ごめんなさい』を連呼しながら待機中の隊員が待つ輪の中に入っていった。

 

口頭での簡単な健康チェック、そして数名の方からの事情徴収ランダムに続くそばで、

「行方不明者発見」の報をキャッチできた班から順次戻り始める。

 

天保尾根87号鉄塔まで向かわれていて戻るのが一番遅くなった手捜索隊員から、

”ご無事でよかったですね”と笑顔でねぎらわれた時、

 

それまで緊張しまくっていた私は一気に胸が熱くなった。

 

 

約1時間後、捜索本部のある集落内の公民館へと、先導車に続き移動することとなった。

再び、テーブル上に提示された地図でルート、迷いポイント、ビバーグ地点など遭難原因の説明となるが

10時間以上の縦走は一枚の地図では収まりきらず2~3枚継ぎはぎする形で説明が困難であった。

結局、関係者のある方所有の宮川流域案内人の小野幸年さんの著書が役立った。

 

 

それでは再度、自己反省を心に刻みながら、このような人騒がせかつ重大な事態に至る足取りを追うことにする。

フォロワーとりわけ登山愛好者の皆様には日ごろから安全登山に徹していられるとは存じますが、

何かの参考になるようであれば幸甚です。

 

・・・

 

春日嶺、犬戻ノ高周回登山

三重県度会郡大紀町大内山米ヶ谷

2020年 9月28日 快晴 ソロ

 

薄明るくなったころ津市自宅を出発。松阪よりR42をひたすら南下して、JR梅ケ谷駅手前で右折。熊野古道ツヅラト峠の看板も目に付く。米ヶ谷集落を20分ばかり、人家が途絶え対向車が来ないことを祈りつつ走る。少し開けたところで道は直進と右折に分かれる。今回は県道を直進。

 

犬戻公園

(7:58)

 

駐車スペースは約10台、簡易トイレ有り。(翌朝、捜索隊員と関係車両で埋まる)

 

6月には、弟と二人で右手の道を犬戻峡にはいり南亦山に抜けている。

今回は、ここから一人で左の県道を終点まで歩いたが65分もかかり若干誤算だった

 

初めての山は予めネットリサーチし、山行ルート概念図を作成してイメージトレーニングをしておく。

そのコピーをポケットに納め、原図は自宅に残していくのが常だが、今回に限り原図を持参してしまった。

もし自宅に残っていたら遭難範囲の絞り込みや特定に役立っていたはずだ。

今回は我が家の登山届として、台所の壁に大学ノートがぶら下がっていてそれに日付と山名、発着地点など書き込むまないと妻から登山許可が出ない仕組みになっている。しかし今回の貴重な手掛かりとなった。最近では面倒なのでその3点しか記入していないが、予定ルートも加えたほうがよいと思った。

山行ルート概念図

県道分岐地が発着地点➡徒歩で県道終点まで➡尾根に登り時計回りに周回・犬戻ノ高を目指す。

👇山頂から天保尾根コースで犬戻峡Pまで下山する予定だったが・・・鳥尾越手前の鉄塔から滝ヤ谷に降る

 

大内山川源流部を5~6回、渡僑し最奥地点に向かう。(℗発8:00)

↓の画像は七軒橋付近からの天保尾根(下山路予定)と87号鉄塔?

 

 

65分後、ガードレールに囲まれた県道終点広場に到着。(9時5分) 15~6台駐車可

その先は二股となり、道は土石流に埋もれ大荒れで歩行も困難なほどだ。しかししに誤算だったのはそこからの登山口探しに30分以上消費したことだ。根元よりポッキリと折れた案内標識を見つけたが正しい方向を指しているとは思えなかった。両岸は洪水か土石流で抉り取られガレているし、谷はゴーロ道で歩けたものではない。結局、広場の「春日嶺登山マップ」を参考に、対岸を少し下り主稜線から派生した比較的大きな支尾根に取りつくことにした。比較的緩やかな勾配の山腹を這うようにして登ることになった。

 

終点広場の折れた標識。示す方向は谷芯でとてもとても無理だった。

広場の先

広場にあった春日嶺登山マップ

東千カ山から時計回りに犬戻ノ高の予定が延長して963,993ピークまで周回することになる。

 

対岸に渡り少し下流の最も勾配の緩いと思われた山腹を登ることに。

 

悪戦苦闘を約10分、尾根に取りつき薄い踏み跡を辿ると突然、作業道に出る。(9時53分)

直登気味に登ろうとするが、時折ショートカット道が不明なため、

作業道に沿ってジグザグに歩いたり思いのほか時間がかかる。

 

シンパク高と犬戻ノ高が作業道の崩落現場から見えた (10時20分)

 

まもなく尾根というところまで作業道が現れる。意表を突く真新しい標識!

雑木林の尾根に出るとかなり明瞭な登山道が見つかりホッとする。

立ち止まることなく時計回りに北西方向へ進むとほどなく東千か山(読み方不明)に着く。(11時17分)

登山口よりすでに3時間17分経過していることになる。

林道歩きと登山口探し、その上やたらと蛇行する作業道にてこずり時間を食い過ぎている。

 

小さなアップダウンを30分で千か山 標高949mをスルーする。ー(11時47分)

ー千か山の「か」は伐採の伐からにんべんを取った字ですー

 

10分ぐらいで尾根が急に広くなり踏み跡が消えたのでヤマップで確認する。尾根の集積エリアのようだった。

 

北方向へ進路が変わると細尾根となり左右の木陰から少し視界が開ける。

しばらくして松の大木の根元にキノコを見つけたが松茸ではなさそう。(12時)

 

右手にシンパク高が覗く。その右の目指す犬戻ノ高は木が邪魔している。(12時16分)

 

登りがきつくなったところが長吉坂

ココでメモノートを15分ほど前少し休憩した地点に忘れたことに気づきザックをデポして探しに戻る。

結局見つからず広い尾根まで探しに戻るが徒労であった。これで30~40分のロス

 

長吉平を経て池谷山 標高993.4m

 

進行方向左手、北西方向は迷岳、古ヶ丸方面で、画面の切れ目からやや左には仙千代ケ岳があるはずです。

そこから派生した尾根は地図上では私のいる稜線につながっています。

 

進行方向右手、北東方向は歩いてきた尾根とその先は熊野灘

 

時折開ける風景に癒されながらなだらかな尾根歩きを楽しむ。

今年初めてのトリカブトです。

 

うわー!だいぶあるいてきたなあ

すり鉢状の稜線のほぼ半円を踏破してきているんだ!

 

涸れ芯だけ残ったバイケイソウの群落地帯

 

緩やかに下り再び登り返した視界の利かないピークが春日嶺だった。

縦走路はここから右旋回し今回のハイライトに差し掛かる。

 

尾根が次第にガレ始める。

 

尾根左の西側にトリカブトが群生していた

 

カルスト地形でしょ、これって 

 

尾根は1~2mの先の尖った岩が堆積した形状となり、その上を歩くことになる。

 

ひと際高い岩の上から東方向を眺める

長島~尾鷲~九鬼~熊野方面

西方向には台高山脈

まだ特有のガレ場が続く

しばらくして絶景ポイントに到着。

このエリアは紀伊山地南部に位置し日本3大峡谷として知られる大杉谷の隣の無名の秘境ということになる。

 

真下にシンパク高の大崩壊地が口を開けている。

サルの群れが私の気配を察し岩陰に逃る様が可愛い。

正面の熊野灘の中央に浮かぶ小島が大島ダ

 

奇景絶景を堪能しているうちに時間がドンドン過ぎていった!

緩やかな山腹をゆっくりと登っていくと・・・

 

その雑木林の突端が犬戻ノ高 標高1073mであった。(14時56分)

歩き始めてほぼ7時間、ココから天保尾根を下れば予定より遅いが16時半ごろ下山できるはずであった。

 

 

御覧の通り、雑木林の中で一方向のみのしかも狭い視界しか開けていなかった。

長居は無用、下山路に向かうが・・・

踏み跡や標識を探して行ったり来たり・・・全く手掛かりがない・・・刻々と時間が・・・

スマホの電源も心もとなくなってきている。

”秋の陽はつるべ落とし” 躊躇している暇はない、

直ちに前回歩いている鳥尾越峠を目指すことに決意する。

山頂から少し離れると、下山路となる天保尾根が見えた。(15時26分)

もう少し探すべきだったかと後悔の念が沸き起こるが後の祭りだ。

後悔するよりハリーアップ

幸平(ハピネス平)963m

中ノ又の頭 993m (16時13分)

犬戻ノ高から約1時間20分で中ノ又の頭に着いたが依然として林の中だ。

スマホの電源が10%を切った!!

 

 

鳥尾越の手前の滝ヤ谷コースを降りることにする。(16時20分)

旨く行けば、数度のアップダウンを経て鳥尾越まで歩く時間を短縮できると考えたのだ。

下の画像のザック上の道を数分降ると、小尾根上に91号鉄塔(?)に達する。

鉄塔の下をくぐっている時突然スマホの呼び出し音が響く。

しかしポケットから取り出し開けた途端に電源の1%の文字が消え画面は真っ暗となってしまった。

私はその瞬間、「僕や!」とスマホに向かって叫んでいたが、届いただろうか? (のちに聞くと無反応だったと)

鉄塔からの下りは、悪夢のようだった。

登山道はすぐ消え歩けそうな斜面を探しながらのづり降りを重ねた。

途中で、引き返すことはもはや無理と悟り、意を決し、ひたすら谷芯に向かって降ることにした。

 

 

もはや時間との戦いとなる。

日没になればアウト!

安全な場所を見つけビバーグもやむを得ない。

 

ここで前半を終了します。

後半は、キャノンの写真からとなりますが、さすがに翌朝の数枚があるだけです。