グラの気ままに徒然日記

日々の菜園アクティビティ、旅先での思い出コレクッションetc.

大日ケ岳登山 標高1,709m

2019年04月30日 11時21分23秒 | 登山

いい雨ですね。

このところ、滞っていた農作業に終日てんやわんやの日々でした。

今日は一日ゆっくりと休養できそうです。遅れましたが、4月23日の登山レポです。

 ・・・  ・・・

平成最後の一週間前、4/23 AM.8:00 郡上市高鷲町ひるがの 分水嶺公園着

別荘地を通り抜けて、大日ケ岳登山口着。(約15台収容可能)

時折、薄日が差しますが空はどんよりした雲に覆われていました。

始めの1時間は、こうした樹相帯で、小さなコブをいくつも乗り越えていきます。

少し、周辺に残雪が目に付き始めた頃、「エッ? もう一ぷく平

登山口からまだ1時間13分しか経っていません。

途中の「胸突き八丁」とか全く気づきませんでした。

一服平を過ぎると一気に雪が深くなりました!

まるで雪対策をしてこなかったので、アイゼンも無しです。

なぜこんな目に・・・ わけは後ほど・・・

 ちょっと気を抜くと、踏み抜いてしまいます

 ようやく超えたらまた下り、次のピークへの挑戦です。

木立の隙間や小ピークからのダイナランドのゲレンデが見下ろせるほどになってきました。

少し風が強くなってきているので、山頂に架かっているガスを吹き飛ばしてくれ~

展望台」到着! やったー! ガスが晴れたー

一服平までは、予定の半分の時間で済んだのに、そこから展望台まで予定より大幅な遅れをとってしまいました。

実は途中の幾つかのコブ・ピークに達する度に、「もうここでいいや、ここが今回の山頂だ!」

という悪魔のささやきを必死に打ち払いながら悪戦苦闘してきました

 

山頂稜線に3人パーティーが下山始めたようです! ズームでパチリ

人影に勇気百倍  山頂まで、二つ手前のコブです。

 

最後の急斜面を逆ㇵの字、即ちガニ股でワッセワッセ ヒトがいる~

 

登山口より2時間53分(予定は3,5h)でした。

振り返えり、登ってきた尾根の全貌を目にすると感慨無量ですね

カメラレンズに雪が付着してました! 雪は拭ったのですが撮り直しを忘れました!!

 山頂からの風景

 隣の天狗岳?

 白山が見えなかったのが残念!

 よく似た稜線です。間違えたら大変! 見えてませんが、右手の稜線が下山ルートのある稜線です。

 絶対に、間違えてエライ目にあった人も一人や二人ではきかないでしょう。

日中も曇り空のお陰か気温も上がらず、残雪もさほど緩むことなくて快適に下山できました。

 

 <行程>

登山口(8:30)~(9:43)一ぷく平~(11:05)展望台~(11:24)大日ケ岳(11:57)~(13:35)登山口

 

今月中旬(4/16)鈴鹿の雨乞岳の山頂で岐阜の男性から大日ケ岳を紹介された。

以前から、阿智村の花桃見物と恵那山登山のセットプランを企画していたのだが、

今春の恵那山の残雪量は例年以上と聞いて先送りにしていた。

その事実を話すと、大日ケ岳には雪がないから大丈夫だというではありませんか!?

調べもせずにそれを鵜呑みにした私が悪いのですが、

恵那山と比較しても標高で300m以上劣る大日ケ岳ならさもありなんと無防備のまま出かけていたのでした。

わかんやピッケルは最初からないけど、アイゼンとスパッツも持たずに・・・

 

下道を4時間近くかけて来ていたので、ここでオメオメ引き下がるわけにもいかず、

まあ、行けるとこまで登ってみよう!と軽いノリで出かけたのです。

で、もうちょっと、もうちょっと、と残雪を踏み抜きながら我慢してるうちに

気が付くと、そこより高い山はなくなっていた!と言う訳です。

 

農作業を早く終えて、今週末🎯、鈴鹿のどこかへ登ろうと思う。

 

 

 

 


分水嶺公園の水芭蕉

2019年04月24日 13時35分16秒 | 登山

 4月23日、大日ヶ岳に登りました、。

スマホであげてるので、慣れていないので下山後のシーンから。

郡上市高鷲町ひるがの  分水嶺公園で見つけました。

左の水路は長良川となって太平洋へ、右は庄川で日本海へ。ロマンですね^_^

水芭蕉

 

  高鷲町西洞では、今が満開でした!

 

桜の木の根元にフキノトウと土筆が。     


新世界への第一歩! 

2019年04月20日 14時32分12秒 | 登山

    

    御在所最深部周回登山 2017/4/16(火)  ソロ     後編

 

   6:39    7:29  11:08 11:48 12:20  13:04  14:25   15:32  16:00  16:53    18:21

 朝明渓谷P~根の平峠~イブネ~杉峠~雨乞岳~東雨乞岳~沢谷峠~御在所岳~国見峠~藤内小屋~近鉄湯ノ山温泉駅

 

 杉峠コルに下り、写真を撮って休む間もなく登り返えす。 振り返ると中高年パーティーの方々が見上げていた。

  急登を一気に登り切った。

 

取りついた尾根上も先ほどまでのイブネと変わらず天上の楽園の様だった。一番奥の峰々は、鈴鹿山脈主稜線だ。

 

 銚子ケ口          チョーシ       イブネ      クラシ   イブネ北端       高昌山   

 何度も振り返り、トレースを目で追う。クマザサの群生地に入り始めた!

 見る見るうちに背丈より高くなり、トンネル内を腰を折って進む。あっという間にズボンの裾が泥だらけになった

 雨乞岳山頂池 不思議とこの池枯れないんだよね

                    御在所        鎌ケ岳

  

  雨乞岳山頂 登山口より5時間40分経過

 

   東雨乞岳        国見岳       御在所岳          ↷武平峠  キララ峰      鎌ケ岳

  東雨乞岳への吊り尾根です。今から向かいます! 直行したら数分ですが( ^ω^)・・・

  東雨乞岳 標高1225m

 

 さあ出発! 次は正面の峰々 ホントに行けるかな

               ゴール ↷                国見岳      御在所岳

 

 七人山への分岐

右足の小指が、いたみ始める前にバンドエイドでケアーしてたら山頂でご一緒した山ガールが下ってきた。七人山とその先の道を教えて別れる。今回のビッグプランを少しもらすといたく感動し、「ぜひ完走(登)してください」と大エール

 ナンか引くに引けなくなってきたぞ! だとすると少しでも体力温存だ!僕は七人山は諦めて、沢道に向かった。

(実は七人山は展望もピーク感も全くないことがわかっていたのだ。勿論彼女にも伝えたよ。ただ距離的にはほぼ同じだ)

 気持ち良い沢道歩きとなる。涼味たっぷりな水音に誘われ、つい手ですくい飲んでしまった。あとはがぶ飲み 

  谷間にひっそりショウジョウバカマ

 彼女と合流! これより30分ほど彼女が先行してくれる。

 若さにはかなわないなあ、速い速い!

 

しかしルーファイはまだまだ甘い。フライングしている隙に僕が先に!

 

 コクイ谷分岐が唯一のエスケープルートとして準備してたけど、つい先行者のペースに引き込まれ通過してしまい沢谷峠に

 着いた。ここで彼女は、YAMAPでルート検索してくれる。御在所へのショートカット道を! 彼女には2人の子供がいて保

 育園への迎えがあるのでホントは御在所まで行きたいのだが、武平峠へ降りると言ってここで別れた。

 

これまでなら、武平峠まで降りてから御在所岳に登り直すところだけど、さすがに軽いバテが始まりつつある。

そんな訳で、初めての近道を使うことにした。

その結果、コースタイムは40分ぐらいだそうだが、しっかり1時間かかってしまった。

途中で背中に鉛を背負っているかのように身体がチョー重くなって、休みまくりとなった。

ここまで休憩なんてカメラを構える間だけだったのに、本来の意味での休息を身体が要求し始めた。

木蔭を見つけてはそこに倒れ込むように這いつくばることもあった。

背中にまともに天道さんが喝をくれてるので暑くて暑くてたまらなかった。スポーツドリンクが美味かった。

 

 灌木(ヤシオ)の間から山上公園の建物が見えた時、「終わった!」と思えた。

御嶽大権現のベンチで小休憩し、少し歩いて東屋でも休憩し、妻にここにいると連絡したら、「まだそんなとこ!?」って呆れられ、電話するのじゃなかったと悔やみ、だけどこれで遅くなっても一応心配の度合いは薄かろうと思い直したりしながら、ヨタヨタと歩く。

 一等三角点も望湖台も無視って、ひたすら平坦道を選び、ゲレンデ下に着いた。前方はロープウェイ終着駅だ。

 左の坂道を観光客とあいさつを交わしながら裏道下山口に向かう。ロープウェイって、下りはやっぱー安いのかな?

 何時まで運転してるのかなあ?等、半端ない誘惑との戦いに打ち勝って(?)( ^ω^)・・・

 

裏道下山道から一歩足を踏み出したら、すっかり弱気の虫は影をひそめた!裏道特有のザレた道を、いつものようにボクは小走りに駆けていた。そしてあっという間に、国見峠についてしまった。

眼前の四差路を直進すれば国見岳~青岳~根の平峠~朝明渓谷駐車場だ! 時計を見ると午後4時前だ。陽は長くなってい

る。だが僕には、ヘッドランプを持参していないことが少し前から引っ掛かっていたのだ。もし何かトラブルが生じ陽が落

ちるようなことになったら、15~6年前と同じ失態の再現だ!

・・・銚子ケ口の手前の谷で道に迷いこの日と同じ朝明渓谷の駐車場に真っ暗闇の中、手探りで戻るということをしでかしっているノダ()・・・

ここは安全自重!右折して裏道コースで藤内小屋を目指す。

日本3大壁のひとつに数えられる藤内壁

さらに下り、最高のアングルでパチリ! 下部ゴーロ道を二人のパーティーが下ってきていた。

ここでも昔、友人に連れられて冬季に2度入っている。やはり下の方がきつかった。胸までの雪を両手両膝でかき分けかき分

け・・・むしろ上部の方が歩きよかった。人だかえもありそうな巨大ツララの下はヒヤリとしたけど、それに氷の壁にダブ

ルステッキとアイゼンキックだけで登るという訓練は、指先が痛かった! もう今となっては夢のまた夢!

 無人の藤内小屋

 兄やん頑張って営業せんかいな ココの小屋番の兄さんとは、顔なじみなんだ。

湯の山温泉街の少し上で、東海自然歩道を歩いていて遭遇

温泉街にはタクシー乗り場はなくて近鉄湯の山温泉駅まで歩くことになった。

ここから僕のプリウスまで約10キロ!歩けるわけがない!! 自販機で買った百円のラムネ美味かったなあ

不思議なことに、ここにきて僕の体調はすっかり回復していた。

 

午後6時半のこの明るさとこんなに体力が回復してたら、国見岳越で来ただろうね。今できる話だけど。

タクシー代に三千円も悔やまれてならない。帰宅すると、事情を何も知らない妻が、「案外早かったわね。」

 

 

さあ、70才になっての初登山はどこにしようかな? この後の予定からすると恵那山か大日岳のいずれかカナ!?

 

 

 

 


鈴鹿最深部周回登山~60代の集大成なるか!?

2019年04月17日 21時32分09秒 | 登山

60代もあとラスト2日

ナニかアニバーサリー的なもの?

と考えてはみるが、結局、山登りくらいしか思いつかなかった。

今回のプランは、下の画像の鈴鹿山脈主稜線の裏側の尾根を縦走するというものだ。

そして体力次第で表の主稜線に乗り換えて往路の根の平峠に戻るという鬼のような大周回を目論んでみた。

これこそ60代最後のトライアルだ。

 

R306(サンマルロク)を左折してすぐの所で停車。鈴鹿のメジャーが水田に映える!

 朝明渓谷に入るといつも止めさせていただく。この時期はまだ無人?なので無料駐車

 千種街道登山口を6時43分に通過し、いくつかの堰堤越えと渡渉を繰り返しながらゴーロ道を進む。

御在所近辺の山の特徴は、美しい自然林と花崗岩のザレとゴーロ道であろうか。 

 約1時間後、根の平峠着 (7:30) 

 鈴鹿で人気随一の峠だ。左折すれば国見山、御在所岳へ、右折すれば鳩峰、釈迦ケ岳に至る。

 

峠を突っ切ると緩やかな自然林が展開される。

田部井淳子さんが、私の車の後部座席から「鈴鹿の上高地」といったことを思い出す。

 

上水晶谷(8:00)では岩の上をトントンと飛び越えて、

どこまでも続く美しい風景の中をテンポよく歩いて行くとコクイ谷出合に着いた。

ここで地図を見ると(ヤマップだけど)、どうやらイブネへの登山道を通り過ぎてしまったようだ。

 

左の谷がコクイ谷で、武平峠から雨乞岳を狙うハイカーの周回コースに組まれるルートだ。私もこのプランのエスケープルートとして考慮に入れている。

 こんなに美しい風景にあって、同じ道を戻るのも能がない気がして、↓の神崎川を渡り左岸を戻ることにした。

渡渉後、広々とした明るい空間に身をおくと、葉を落とした木立が程よい間隔で立ち並び徐々に尾根に向かってせり上がっ

ている。私は適当な検討をつけて尾根に向かって登り始めた。余りの美しさに幻惑されたようで最後の斜面では勾配のきつ

さに閉口した。

 尾根に達し、振り返る。画像では残念ながら斜度のきつさは読み取れない。

 尾根上にはトレース(踏み跡)がなく倒木と落ち葉で歩きにくい。

 しかしご覧のように裸木が視界をよくしてくれているので気分的に救われる!

細尾根の凹凸を繰り返す。ひときわ大きなコブをを越えた頃から古く危ういテープを時折目にするようになった。

右手に崩落地のむき出しの白い肌が見えてくると突然下りが始まり、そのコル(鞍部)付近にいくつかのテープが見つかっ

た。なんとそこには小峠との木札がぶら下がっていた。正規ルートとの合流地だった。 (9:05)

 あとはイブネ北端に向かっての直登あるのみだ! 

積雪で更に難度を増したこのルートを妻は難なく登って私を驚かせたのはもう20年以上昔のことか!?

激登の合間にはこんな素晴らしい出会いもある 

 イワウチワの群生地は多いが、このように咲いているのは2カ所のみだった。

 

雑木林の急登に加え巻道と岩場も何カ所かあるが、涼味たっぷりだ。壁に右手を突きながら細い道を通る。 (9:35)

 

小谷に出合うが、渡らず手前を右折しジグザグに尾根に向かう。手がかりのない斜度のある地面は難儀だ!

木の根岩角を手掛かりとして一つ一つ難路をクリアーして登り進む。 (9:53)

 

やがて水音が風に乗り届く。ほどなく谷芯に着く。初めての給水! (10:00)

 

正規ルートを少し離れてオプショナルツアーとして高昌山(1,125m)に立ち寄った。(10:30)

 高昌山からの風景  

    御在所岳       三角点          御岳大権現            武平峠    鎌ケ岳

 

                東雨乞岳              雨乞岳

      イブネ                            イブネ北端

 

この美しい風景をスルーしてサッサとピークを目指すのも味気ないし、

つい道草を食ってしまうが、これが鈴鹿の山の醍醐味! もう道は合ってないに等しい。気儘に林間を歩く

イブネ北端はもうそこだ!

 

イブネ北端と風景

 

 

      チョウシ                           クラシ

 3山の集合体としてのテーブルマウンテンだ。ピークはほとんど見つからない。

 4~50年前には全山クマザサで覆われていた。

 酸性雨か、シカの大繁殖か、それともクマザサは60年周期で枯れるともいわれているが・・・?

 さあ、雨乞岳に向かおう! まずは杉峠の攻略だ。

 正面を下ると、佐目峠だ。遠く左側に覗くのは滋賀県の名山・綿向山だ。

佐目峠はだだっ広い尾根上にある。大きな岩に木札がついていて初めて分かる程度だ。

左下の神崎川からのルートとの合流地でもある。 

 美景だ。沢には雪が残る。いつまでもこの場にとどまっていたくなる。

 ドンドン下ると人声が大きくなってきた。初めて会う人たちは中高年の大パーティーだった。

 この枯れ木の隣に、数年前まで大杉が立っていた。

 

 

        次回は、雨乞岳から御在所岳への縦走レポです。

 

 

 


みれん桜/2弾

2019年04月15日 09時11分43秒 | 日記

~4月8日の近場の花見の続編レポ~

芸濃町北神山に続いて、雲林院、梅ケ畑~宝並、錫杖湖と花見ドライブが続いています。本日は湖畔の桜です!

 ダム建設に伴い、杖立集落は湖底に沈んでいます。

 河内渓谷は往年には10箇村ありましたが目下、限界集落から消滅集落へと加速しています。

湖水荘の前の駐車場に駐車しました。湖水荘の前身は河内小学校でした。その名残が二宮金次郎像です。

画像⇩の右上の道を往き湖上の橋を渡りましょう。

橋上からの風景。中央の建物が湖水荘です。

この橋の下でしたかね?記憶も曖昧ですが、杖立集落から元小学校へと伸びた道や橋もすべて水面下です。

夏が過ぎるころから渇水状態が続きこの辺りの湖底が日差しを浴びてひび割れている様は、レ・ミゼラブルですよ。

橋の袂(たもと)桜

振り返り桜

 

そよ風渡り桜

剛腕桜

車で少し戻り、安濃ダム入り口付近で駐車。

 

 錫杖ケ岳が呼んでるぜ。

妻のカメラマン振りも日ごとに( ^ω^)・・・

 

河内渓谷とお別れしての帰路、普門寺はどうせ人一杯桜だから、石山観音に立ち寄ることにしました。

道中の忍田神社の桜に思わずブレーキ

明日はは石山観音の多彩?な摩崖仏群です。