Second Life用ユーザー登録ページを任意のWebサイトに掲載できるASPサービス

2007年12月12日 | 仮想空間・3D
トランスコスモスは、任意のWebサイトに、インターネット3次元(3D)CG仮想世界サービス「Second Life」のユーザー登録ページを掲載できるASPサービスを開始する。初期費用は20万円から、保守運営費用は月額3万円から。

Second Lifeのユーザー登録は、運営会社である米Linden LabのWebサイトから行うことになっている。同サービスを利用すると、自社Webサイトに登録ページを設け、登録時にユーザーの情報を得られるというメリットがある。自社の会員情報とSecond Lifeユーザーのアバターを連携させることで、Second Life内におけるユーザーの行動状況をマーケティングなどに活用できる。ユーザーがSecond Lifeで最初に到着する地点を、自社のSIM(島)にすることも可能となる。

またトランスコスモスは、Second Lifeの情報交換サイト「NaviSL」に掲載する広告の販売も始める。トップバナー広告の掲載料は月額5万円で、表示回数50万インプレッションを保証する。さらに、同サイトで公認コミュニティを構築するサービス(月額10万円から)も提供していく。

NaviSLはゴールドフィッシュが運営するSecond Lifeに特化したSNSサイト。2007年11月末日時点の登録者数は1万6000人以上、月間ページビュー数は300万PV。トランスコスモスでは、NaviSL利用者のアクティブ率が高いことから、広告掲載や特設ページの開設、コミュニティ構築といった取り組みでSecond Lifeユーザーに対する働きかけが効率よく行えると見込む。

関連情報
・トランスコスモスのWebサイト http://www.trans-cosmos.co.jp/
・ゴールドフィッシュのWebサイト http://www.goldfish.co.jp/


http://www.nikkeibp.co.jp/news/it07q4/555055/