セカンドライフ、旭川市が情報館、まず冬まつりアピール

2007年12月17日 | 仮想空間・3D
 北海道旭川市はインターネット上の三次元仮想空間「セカンドライフ」内に「旭川観光情報館」を新設した。市内に点在する古い倉庫のレンガ造りをイメージ。冬季の観光客増をめざし、まず、来年二月七―十一日に開催する「2008旭川冬まつり」を前面にアピールしていく。
 旭山動物園、男山酒造り資料館、優佳良織工芸館など、観光スポットの紹介パネルを設置。将来は動画提供も計画する。巨大雪像や氷彫刻世界大会が呼び物の「冬まつり」PRのため、近く仮想空間内で雪像コンテストも開催する。
 市では産業振興課有志が「ゼロ予算事業」として一日に「企業誘致何でも相談館」を開設。ネット接続会社のホッカイ・ネット(恵庭市)が整備した「HOKKAI NET島」の一部を借り受けた。これを受けて観光課も隣に「情報館」を設けた。