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気ままな散策に出かけた寺神社、風景、人、城跡、歴史建物、花などです。写真は他に転載禁止

北国脇往還

2005年07月07日 | 街道と宿場

滋賀県の伊吹町(現在は米原市)北国脇往還を散策した。

関ヶ原から中山道と別れて、敦賀方面に行く街道。

今回は藤川宿と寺林宿へと向かった。

藤川宿の陣屋(林家)

藤川宿の蔵

藤川宿の藤原定家の屋敷跡と言われている。

この道を写真左へ行くと藤川城跡があると言われていたが、何もなかった。

寺林宿へ入った。街道の名前が北国海道となっていた。

寺林宿は小さな集落であり、光了寺へ寄った。

光了寺の住職。伊吹町の文化財専門委員でもあり、いろいろお話を伺った。

伊吹の事は詳しい。伊吹山の快晴は年平均19日程度であると言う。

伊吹に関しては、織田信長の火薬の材料の山とか、薬草の山とか、原始仏教の話など興味深い事ばかりでした。日本書紀での伊吹山は[膽吹山]と言う。

北国海道とは桑名と敦賀への道であり、北国脇往還とは言わないとの説明でした。この寺の裏にあたる山には上平寺城があり(京極高清氏)それらの発掘の一部資料もここで見せて頂いた。

寺林宿址碑

道標の後方が上平寺城山である。今の時期は無理との事でした。次回挑戦の思いで帰路へ。

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