滋賀県の伊吹町(現在は米原市)北国脇往還を散策した。
関ヶ原から中山道と別れて、敦賀方面に行く街道。
今回は藤川宿と寺林宿へと向かった。
藤川宿の陣屋(林家)
藤川宿の蔵
藤川宿の藤原定家の屋敷跡と言われている。
この道を写真左へ行くと藤川城跡があると言われていたが、何もなかった。
寺林宿へ入った。街道の名前が北国海道となっていた。
寺林宿は小さな集落であり、光了寺へ寄った。
光了寺の住職。伊吹町の文化財専門委員でもあり、いろいろお話を伺った。
伊吹の事は詳しい。伊吹山の快晴は年平均19日程度であると言う。
伊吹に関しては、織田信長の火薬の材料の山とか、薬草の山とか、原始仏教の話など興味深い事ばかりでした。日本書紀での伊吹山は[膽吹山]と言う。
北国海道とは、桑名と敦賀への道であり、北国脇往還とは言わないとの説明でした。この寺の裏にあたる山には上平寺城があり(京極高清氏)それらの発掘の一部資料もここで見せて頂いた。
寺林宿址碑
道標の後方が上平寺城山である。今の時期は無理との事でした。次回挑戦の思いで帰路へ。