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word[縦] (ズームできる) / [並べて表示] (ズームできない)

2021-05-10 12:27:44 | word

word[縦] (ズームできる) / [並べて表示] (ズームできない)

最近の Word では、複数ページにわたる文書をこんな風に↓表示できるのです。

"word2021423-205-1" 

word[並べて表示] という設定が有効になっているとこのような状態になります。

しかし、自ら「複数ページ表示」としたわけでもなく、なにかをした自覚もなく、ズームも使えない!ということで、なんでー!となっているユーザーさんがいらっしゃるようです。(これが使えるようになってからもうだいぶ経つけど、浸透力が少な目・・・)

"word2021423-205-2" 

いわゆる「今までの状態に」戻したいときは、リボンの [表示] タブの [ページ移動] グループの [縦] をオンにしてください。

"e2004b73a604e84018d5d19654a0cb1c.png" 

"word2021423-205-3" 

word[並べて表示] のとき、これ以降のページがあるとき、右端をよく見ると紙が重なっているように表示されています。

"word2021423-205-4" 

[並べて表示] のとき、タッチパネルが使えるのならフリップすればよいし、ホイール付きマウスで操作するのならホイールを下に転がすとページをめくるように移動できます。もちろん、ホイールを上へ転がせば逆方向に。


"word2021423-205-5" 

そしてもう 1 つ。

[並べて表示] が有効のとき、リボンの [表示] タブの [ズーム] グループの [サムネイル] を有効にすると、各ページの縮小版を一覧で表示できます。

いずれかのページをクリックするか、[サムネイル] をクリックしてオフにするともとの [並べて表示] の状態になります。

"word2021423-205-6" 


おそらく、ほかの方が作成された文書で [並べて表示] が有効になっており、それをもらったから作業しよう!なんていうときにあれ?あれ?となるのではないでしょうか。

[並べて表示] を有効にして保存すると、その表示が維持されることを確認しています。また、サムネイルも同じ。


なので、自分が意識してやったかどうかではなく、適切な自分が求めている状態に戻せるかどうかが大切なのだと思います。 


word画面には表示して、印刷はしたくない文字があるとき (隠し文字)

2021-05-10 12:24:06 | word

word画面には表示して、印刷はしたくない文字があるとき (隠し文字)

ときどき、研修などで印刷をした問題を配布することがあるのですが、そのときに使っているのが [隠し文字] の設定です。

たとえば、word図の緑色の文字列には [隠し文字] の設定をしているので印刷したページには表示されません。

"word2021423-204-1" 

 word[隠し文字]の設定をする

[隠し文字] は文字列に対する書式設定です。ショートカット キーを使用して設定するか、または [フォント] ダイアログ ボックスで設定します。

ショートカット キーでの設定と解除

ショートカット キーで設定する場合は、印刷をしたくない文字列を選択して、[Ctrl] + [Shift] + [H] を押します。

[隠し文字] の設定をやめたいときも、文字列を選択して同じショートカット キーを使って解除できます。

"word2021423-204-2" 

[フォント] ダイアログ ボックスでの設定と解除

文字列を選択して、リボンの [ホーム] タブの [フォント] グループの右下のボタンをクリックするか、[Ctrl] + [D] のショートカット キーを使って [フォント] ダイアログ ボックスを表示します。

ちなみに、図の「xxx」の左右には半角スペースをいれてあります。隠し文字の設定をするとその場所が詰まるので、少しでも空間を設けたいときには前後にスペースを入れています。(詰めたくない、という場合は [隠し文字] は向かないです。)

"word2021423-204-3" 

[フォント] タブの [文字飾り] の [隠し文字] をオンにして [OK] をクリックします。

"word2021423-204-4" 

word選択している文字列に [隠し文字] が設定され、点線の下線が表示されます。

この下線は、「ここは隠し文字ですよ」ということを表す編集記号です。

"word2021423-204-5" 

段落記号と同様に既定で表示される設定になっていますが、表示されない場合は [Word のオプション] ダイアログ ボックスの [表示] で [隠し文字] のチェックをオンにしてみてください。

"word2021423-204-6" 

[隠し文字] をスタイルに組み込む

文書内の複数の場所で [隠し文字] の設定をしたい、[隠し文字] が設定されている場所をまとめて選択しやすくしたい、一括で解除したい、といった思いがあるときは、わたしはスタイルに [隠し文字] の設定を組み込みます。

たとえば、下図では、[見出し 2] のスタイルを問題集の回答用とし、文字に赤い色を設定するとともに、[隠し文字] の設定を追加しています。これで、[見出し 2] を適用するだけで [隠し文字] の設定ができるし、ギャラリーの [見出し 2] を右クリックして [すべて選択] などを使えば該当箇所をまとめて選択できます。

"word2021423-204-7" 

[隠し文字] も印刷したいとき

[隠し文字] の設定はそのままにしておきたいけれど、いまは隠し文字も印刷したいんだよな、というときには、[Word のオプション] ダイアログ ボックスの [表示] の [印刷オプション] の [隠し文字を印刷する] をオンにしてください。

[Word のオプション] ダイアログ ボックスは、[Alt] → [T] → [O] (オー) のアクセス キーでも表示できます。


印刷プレビューに [隠し文字] の編集記号である下線が表示されていても、この下線は印刷されないのでご安心を。

"word2021423-204-8" 

[隠し文字] の設定が使えると、印刷用と投影用 (すべての文字が表示されている状態) を 2 つのファイルに分ける必要がないし、印刷のたびに消したりなんていうこともしなくてすみます。

ただし、途中でも書きましたが、[隠し文字] を設定した文字列が消えて詰まってしまうのが嫌な場合は、設定で変更することができないので、別の方法を考えるべきでしょう。わたしだったら、隠し文字用の文字スタイルを作って、文書の作成時はフォントの色を [赤] にして編集し、印刷する直前で、このスタイルのフォントの色を [白] (ページの背景と同じ色) に切り替えるなどの対応をするかもしれません。

いずれにせよ、すばやくできないのならかえって非効率なので鍛錬は必要ですね。