オフィス松山 オペラの部屋

オペラ&ミュージカル制作企画オフィスの徒然

オペラの楽しみ お勉強Ⅱです。

2005-07-12 09:30:25 | 劇場
オペラを百倍楽しめるモーツァルトのオペラ「魔笛」からの問題です。
このオペラの終わり頃。この頃になってやっとパパゲーナも歌います。歌わなかったのには物語り上の理由がありますが、パパゲーノとパパゲーナの二重唱からの宿題です。
問い:
短い前奏の後先ず歌うのがパパゲーノからです。
①「パ・パ・パ」とパパゲーノが歌う。続いて
②「パ・パ・パ」とパパゲーナが歌う。続いて
③「パ・パ・パ」とパパゲーノが歌う。続いて
④「パ・パ・パ」とパパゲーナが歌う。続いて音符が細かくなって
⑤「パ・パ・パ・パ・パ・パ・パ・」とパパゲーノが歌う。続いて
⑥「パ・パ・パ・パ・パ・パ・パ・」とパパゲーナが歌う。
と暫く歌詞もなく、ただパ・パの繰り返しです。
これは何でしょう。このパ・パにはセリフ言葉がはめ込めます。
さあ、では下記の①~⑥に言葉をはめ込んでみてください。楽しんでください。
ちなみにこの問題は学生時代、ひつこくオペラの話をする私に対して、音楽美学の先生、藤田男爵から頂いた問題でした。カルメンやバタフライ・トスカ等、先生の設問には全部答えました。
当時、大阪音楽大学には藤田先生と言う面白いいい意味で非常識な素晴らしい哲学的な先生が居ました。そして藤田男爵からは「オペラの赤鬼君」(当時遊んでばかりいて、日焼けの毎日を過ごしていたので)と呼ばれていました。懐かしい思い出です。

さて話を戻して、
♪これが解かれば、この二重唱でパ・パと歌いながらの変で滑稽なダンスはしなくて済みます。
変なダンスは止めてオペラらしく演技表現しましょう。この二重唱は舞曲ではないのです。

①「     」
②「     」
③「     」
④「     」
⑤「           」
⑥「           」

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ロッソカルメン面白い事になってきた舞台制作!

2005-07-11 01:33:56 | 夢舞台制作
今日は合唱場面のお稽古でした。
歌わない特別参加で出演のテキサス出身のロン氏と今回美術担当のフィレンツエ出身のフィリッポ氏の二人は舞台に出演する傍ら舞台スタッフとしても参加する事に決まりました。
本人達曰く
ロン氏[ワタシ、ジブンデ、イエタテマシタ、コノオペラノブタイタテルノ、オテツダイシマス!][松山訳)
と言ってくれました。話がとんとん拍子に進みまして、搬入しこみの人手不足は解消しました。早速図面での打ち合わせを実施します。
舞台の大道具体験実践ワークショッププログラムを実施する事になり、強いては国際交流でのオペラの舞台制作「皆で作ろう夢舞台」が実現します。
これは思ってもいなかった事。今回は搬入仕込みの人手不足で不安で一杯だったのにここに来て一挙に解決したようです。これで、本格的なオペラの舞台でないにしてもオペラらしい舞台が作れそうです。
「皆で作ろう夢舞台」がここに実現しました。あり難い限りです。ここから新たな舞台スタッフ構成が発展します。イタリアの人・アメリカの人・日本の人で舞台を作るのです。オペラを体験し、享受するのは出演だけではなかったのです。一緒に工具を持って舞台を作る。こんなオペラを享受する方法もあったのですね。今回の基本舞台の基礎部品は私が若者の手助けで作ったのですが、それらを舞台で組み立てると立派な美術大道具になるのです。
「皆で作ろう夢舞台」もここに至って面白い実践になってきました。
オペラって本当に面白いものなのです。出演するのも、作るのも。

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ロッソカルメンの大道具、柱の芯円ボード成功

2005-07-10 01:23:30 | 夢舞台制作
ロッソカルメンの舞台装置のベランダ製作で合板円切りルーターガイドを発明しました。大した事は無いのですが。
切れ味も良く、目を瞑っていても円く切れました。工場の機械ではないのですハンドなのです。
来週丸柱を制作します。これで殆どのロッソカルメン用の大道具制作は完成に近づきます。後はホールでの搬入・仕込みです。これでようやく落ち着いて立ち稽古に専念できます。明日日曜日はカルメンの稽古でつくばに行きます。昨日完成した頑丈で重い階段を何とか車に積みました。早速出演者達に歩いてもらって、テストです。大した階段でもないのにかなり重いです。
私は南茨木が大好きです。つくばに近づくにつれて空気が美味しく感じるのです。明日の合唱場面稽古は「二幕終わりまで」が理想です。皆さん宜しく!


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オペラの楽しみ、お勉強

2005-07-09 12:09:23 | バックステージツアー
今日は大道具制作はちょっと休憩。
たまにはこんな話は如何でしょう。

声楽を学んだ人は御存知でしょうが、イタリア歌曲の中に「ケファロ・センツァ・エウリディーチェ」と歌う曲がありましたね。
これはグルックのオペラ「オルフェオとエウリディーチェ」の中のアリアです。
このオペラこそ、オペラを百倍楽しめる部屋の入り口です。

オルフェオの妻エウリディーチェが亡くなり、
音楽家で羊飼いの夫オルフェオが妻の棺の前で誰はばかることなく悲痛な声で合唱の合間にエウリディーチェの名を3回歌うフレーズがあります。当時の作曲作業の過程でよく用いられた短いフレーズを3回繰り返す技法で、オルフェの悲痛さの度合いを印象つける作曲手法が当時よくみられます。
オペラ以外の音楽の他のジャンルでも、このフレーズ三回繰り返し作曲技法が見られます。
ここからが今日のお話の始まりです。
亡くなったエウリディーチェを偲び、命を掛けて愛を貫こうとして剣を胸に当てた瞬間、何処からかアポロの神が現れて黄泉の国に居るエウリディーチェの事を教えて迎に行く事をさとします。
この辺りのなんとロココなことか。
さてその次です。
アポロの神に励まされたオルフェオがさっそくエウリディーチェの居るとされる黄泉の国へと出発します。
ここで一旦幕になり間奏曲[舞台転換用音楽]です。この音楽は実に素晴らしい!よく出来ています。
地面の割れる様子の音楽に始まり激しい気象の変化を思わせる音楽.
急いで歩むオルフェオ。足下から噴出す紅蓮の炎。黄泉の国に続く地獄への道の様子とオルフェオの突き進む様子を髣髴とさせる音楽。聞いていると地割れ、地獄道の様子が目に浮かびます。近代音楽の時代ならまだしも、グルックの時代の音楽界での音楽の中では正に前衛とでも言いましょうか、オルフェオが地獄への道を歩む様を音楽で実に明解に表現しています。この音楽がロッシーニやヴェルデイの嵐の音楽に繋がるのでしょうか、これほどの間奏曲は他に類を見ません。
この後オペラ音楽はモーツアルトへつ続くのです。

 さてオルフェオが地獄の岩の門の前に到着した時のこと、
門番達に囲まれたオルフェオ。
ここで展開される音楽こそ本当の意味でオペラの夜明け!プロジェクトX!
 こうなっています。
先ず門番達がオルフェオに「来るな!」と恫喝します。
オルフェオと門番達との問答が始まります。
するとオルフェオは竪琴をかき鳴らし門番達を説得しようと試みます。
ここの音楽(音符)の変化に注目してください。
はじめのオルフェオのメロデイーの音符は4部音符が中心。
次のメロデイーの音符は8部音符が中心。曲が進むにつれて音符が細かくなっていきます。
次は、な、なんと焦燥感を漂わせた3連音符の多用です。16分音符のメロデイーに変化します。オルフェオの奏でる音楽に心打たれた門番達。
終に門番達は黄泉の国へつ続く門を開けオルフェオを称え、導きます。
この時、この時です。
音楽が変化します。当然場面も変化します。非常にナチュラルに!
まるで朝日が差し込むように変化します。
この場面の楽譜に、注目です。装飾音符の巧みな多用。小鳥のさえずり、小川のせせらぎ、限りなく透明な白から総天然色に。もうたまりません。この様に音楽では音符の変化、音程の変化、強弱の変化、(歌いはじめのメロデイーは強拍からか弱拍からか)等の変化により人間本来の心の情景を表すのです。
これがオペラドラマの根本です。
話を戻して。
オルフェオと門番達の問答の結果、オルフェオの勝利から黄泉の国の出現までが一番オペラの醍醐味を感じさせます。
私の場合オルフェを舞台中央に立たせ、オルフェオを中心点としてオルフェの居る処から放射状に白く光ながら変化する、観える転換を試みました。スタッフの高度な技術に支えられ、見事舞台中央のオルフェオのところから舞台床面全面が黒から真っ白に徐々に変化しました。音楽の変化に合わせた魅せる舞台転換には驚きと共に音楽の偉大さを感じ取れました。
さてこの様にオルフェオの勝利は紛れもなく芸術です。音楽によるものなのです。
このとこを発見した学生時代黙って入られず。
一番に故・朝比奈隆先生に報告しました。
すると朝比奈先生は「お前もオペラ中毒になりよったか」と笑顔で握手をしてくださいました。
あの時の先生の手の感触は40年近く経ってもいまだに忘れません。

  ここから私のオペラ地獄?(天国?)が始まったのかも知れませんね。正にオペラは踊る!

オペラでの音楽は楽譜の読み方ではなく捉え方なのです。
オペラのドラマと音楽。やがてオペレッタにミュージカルに「オペラの歴史は踊ります。」

それでは宿題を一つ
オペラ「カルメン」の事。カルメンは何故ホセを避けるようになってしまったのか?
その証拠とその理由について述べよ。。。。。。では。

エスプレッソマシーンが私を待っています。今はカプチーノといきましょうかね。
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様になってきたロッソカルメン合唱団

2005-07-07 23:57:40 | 夢舞台制作
立ち稽古2回目で早くもタバコ工場の喧嘩場面騒然とした女たちの戦い。
それをくい止める兵隊達。この兵隊達こそ歌わない兵隊達なのです。歌わなくてもオペラに出演出来ます。ほらこの通り。
オペラグループコロレロッソのオペラは歌う人も歌わない人も舞台に出演します。みんなでオペラを享受する為に。地域文化体験ステージを実践しているオペラ団体です。そんなだから私は喜んで協力しています。人と地域文化は大切です。文化が育成されると街は綺麗になります。

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ロッソカルメンの階段できました。

2005-07-07 13:03:38 | 夢舞台制作
泊りがけでカルメンの大道具制作のお手伝いの頼もしいD君です。彼は出来上がった階段に一番に上がりましてさぞや笑顔かと思いきやふと見ると彼は感慨深げに階段に座っていました。相当に疲れたのか
オペラって大変なんだなと想っているのか一瞬気を使いました。悪かったねD君。本日製作の終了と同時にせめて美味しい食事をと妻が大頑張り。
刺身(カンパチ・サザエ・中トロ等)と昨日Y君が食べそびれた我が家特製ベジタブルステーキ等と。もちろん喜んで食べて帰ってくれました。帰りは深夜になってしまったし、車で家までお送りしました。その帰りにD君の父上からお土産を頂き恐縮の極みです。D君有難う!ご苦労様でした。彼は電気に詳しく天才的閃きを持っています。
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ロッソカルメン:ベランダで出来た大道具

2005-07-07 09:36:10 | 夢舞台制作
サアここまで出来たぞ!みんなの力で!
我が家を所狭しと占拠している道具達。ダイニングであってもお構いなし。大道具様にはかなわない。何でこんなに作るの?って聞かれます。車に詰めるだけいっぱいの木材を買いました。購入した大量の材木を車に積んでいると、様子を見ていた通りすがりの人が「こんなに材木買い込んで一体何を作るのかい?」とききました。何て答えていいのやら。私達は怪しい者ではありません。堂々と「舞台を作るのです」「へえ、舞台かい?」と言って怪訝そうに去っていきました。我が家はマンションです。材木の置き場所に困ります。とりあえずダイニングに、と。
いやあ始まってしまったね。例の悪い癖。
コンサート様式ホールでのオペラ上演。興味をそそられます。私の才能が黙っていません。こんな舞台、あんな舞台を作りたい。PC活用の素人デザイン。そうです。私は日本のオペラの低予算(今でも同じ)時代に育った演出家です。おおくの小道具・舞台の模型・しいては大道具等枚挙に暇が無いくらい。なんでも作ってきました。今の私は右腕しか使えません。そんなこんなで幾人かの犠牲者がいます。妻にはじまり、D君・Y君・O君・I氏・Mさんみんな黙って手伝ってくれます。美味しい料理を食べながら。皆さん有難う日本の舞台芸術界が感謝しています。
 みんな最初の一言「何故大道具会社に発注しないの・・・?」と「それはやな予算は無いけどいい舞台を作りたいのや」と答えると皆呆れ顔で黙って手伝ってくれています。きっとみんなあきれて物も言えないのでしょう。申し訳ない」

 昔、こんなこともありました。オペラ舞台スタッフに目覚めた私はある公演の舞台助手として参加していました。その時のキャストには後輩が多かった事もあり、みんなの稽古の一助になればと考え、3夜徹夜の末その時の舞台の模型を作った時のこと。出来た模型を持って阪急電車に揺れて、模型も壊さずに無事、稽古場に着いた。その時何人かの後輩キャストが自主稽古していた。超度いいと考え、急いでみんなに見せるべく模型を組み立て説明しようとする。
 と後輩キャスト達から意外な反応が帰ってきた。模型を見もせずに「その辺に置いといて」だった。私はその場で模型をぶっ壊した。その時その模型見て「好きだね」と一言で片付けた先輩歌手も、いましたっけね。
 好きで作っているのではないのです。ヨーロッパの歌劇場なら当たり前に模型はあります。まだまだ日本ではそんな模型など必要とされていなかった時代です。一番参考になる模型のサイズは30分の一のスケールです。1尺・1cmこれが一番解かりやすいのです。バイロイトでは20分の1スケールでした。
舞台表現には構図と言うジャンルがあるのです。音楽もこの構図を意識して作品を創造しています。この構図を説明する為に模型で人形まで[キャストにあわせた30分の1です)作ります。
この作業の中で「ウィズ」と言う人間と人形の関係や環境問題を意識したミュージカルを創造しました事もあります。
当時日本のオペラ界は本当にかなり遅れていました。舞台では立つ位置によって見え方も変わって来ます。そんなことを教えてあげたいのです。だから模型は必要なのです。今は模型の変わりに図面で持って説明しています。とにかくいい舞台を。オペラらしい舞台が必要です。いっそのことオペラ基金を設立し、みんなで支えるオペラを!みんながオペラを享受する劇場を!日本のオペラを世界のオペラに!は夢か。。。還暦迎えてこの青さとは。。。笑ってしまいますね、エスプレッソでも頂きましょうかね。。

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ロッソカルメン・フランス語で歌う子供達

2005-07-05 11:19:40 | 夢舞台制作
ロッソカルメンのオペラではコローレロッソ子供合唱団はみんな良い子達ばかりです。親子参加の子供もいます。稽古ではきっちりときっかけを覚えていきます。皆フランス語で歌いながら一生懸命お芝居します。小学低学年が主です。実に健気です。稽古場を走り回りおしゃべりを叱られたりバラェティ豊かです。女の子には「ま」の付く名前が多く見られます。男の子もいます。T君頑張って!

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ロッソカルメン集合画像

2005-07-05 09:46:02 | 夢舞台制作
オペラの稽古で集合写真を撮るのは初めてでした。合唱の皆さんとの楽しいオペラの時間を過ごせています。皆さんの笑顔が素敵ですね。中学生から年齢不詳のおじいさんまでイタリアから、アメリカから参加されている人もいます。言葉の壁を乗り越えて国際文化交流の場としてもつくば市地域の特色を活かした合唱団です。
今回の、このロッソカルメンの合唱団には歌わない人たちも居ます。そうです!
ここのオペラの特徴は歌わなくても参加できるのです。オペラ「カルメンに」は色々な登場人物が存在します。そんな色々な人物を創定すれば、歌わなくてもオペラを経験できるのです。これが南茨城で地域文化向上に貢献すべく活動しているオペラグループ「コローレロッソ」の特徴であります。
最近各地で「カルメン」の上演のニュースを聞きますので今回私は「ロッソカルメン」と呼称しています。出演者達もこのグループ名に現れているが如く情熱満杯元気一杯のメンバー達です。
前回の集合写真に比べて今度のは如何でしょう。この国際交流ぶりは。
特に今回はつくばノバホールでのコンサートホールオペラに挑む熱き情熱に触れられますよ。

通常オペラは劇場で上演されるものですが、
つくば市には必要普通規模設備のある舞台やオーケストラボックスのあるホールはないのです。劇場文化を考えるなら、先ず普通のシアター(映画館ではないですよ!いわゆる多目的ホールと言う名の使えない無駄なホールではないですよ)いわゆる本当の意味での劇場が必要なのです。このように地域文化に貢献すべく活動している団体があるのに、中央の有名歌手しか眼中にない行政の人たちの見識を疑うのは私だけでしょうか?
 地域の文化は、地域の活動団体だけが、地域の人達が劇場文化体験を享受する基盤を築けるのです。
地域文化の向上は、それ自体広く市民の文化民度の向上に繋がります。この民度
、これが最も重要なのです。行政の方達、解かりますか?税を文化に還元しましょう。色々な文化向上の方法教えますよ。文化向上は街の環境問題にも影響します。
いろんな事件が頻発する昨今、文化民度向上は必要不可欠なのです。
子供の頃からの劇場文化育成を考えないと、将来は不安に満ちます。街の大人達も文化を探しています。
こんな事を考えて活動するオフィス松山です。

私がオペラで地域活動のお手伝いするのは音楽によって救われた事が多かったからです。
その恩返しと言いましょうか。目下全国に向けてオペラ協力のキャンペーン中です。

プロのオペラ歌手にはオペラセミナー(プロ用短期集中型オペラ講習会)
少年少女にはミュージカルを
地域の大人達にはオペラ体験を
それぞれみんな大切です。
いままでいろんな地方のいろんな劇場を見てきました。
「使いやすい、より地域住民にとっていい劇場かどうか」が重要です。

コンサートホールオペラでの上演には表現の制限を強いられます。
「芸術創造に自由はないのか?日本」
しかしその特徴を活かすのも、舞台演出職人としての使命なのでしょうね。
これはコンサートホールでのオペラ上演の言い訳では在りません。
日曜大工で出来る舞台、みんなで作る夢舞台ノバホールならではの舞台つくりを!
作った大道具を全部スペインの土壁色の布で包むのです。
「お安く」「お安く」が命題です。
      さて次は子供達です。

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