オフィス松山 オペラの部屋

オペラ&ミュージカル制作企画オフィスの徒然

キャストオーデイションとたまには美味しいもの

2016-06-16 09:49:38 | 天国と地獄2017

川口シテイオペラキャストオーデイションに関して多くのお問い合わせ有難うございます。キャストオーデイション申し込み期限は6月20日と迫っています。詳しくはこのブログの前のページか、ホームページ、”オフィス松山音舞台”でもご検索頂けます。

今日はこんな物作ってみます。中国袋茸(中国マッシュルーム)があります。にんにく玉を多めにむきます。にんにくを厚めに断面スライス(約3ミリ程度)、それから缶詰めの袋茸を乱切りにして袋茸の中の水けもしっかり切り、スライスしたニンニクと混ぜます。しっかり塩コショウをふりかけ約1時間置きます。

土鍋でもいいです。塩コショウして混ぜた袋茸を鍋に入れ、むき海老(イカ・タコぶつ切りも可)を投入。オリーブのエクストラオイルをひたひたより少し以上に入れます。じっくり煮込むと中国袋茸のアヒージョの完成です。我が家ではサイドに梅干を細かくペースト状になるように刻み、きゅうりの輪切りにあえて横に置きます。私はアルコールフライヤーですがワインはもちろんビールにもよく合うそうです。(昔スペイン滞在時の安宿のおばあさんに教わりました)ボナペティ!

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キャストオーディションと「天国と地獄」の喜歌劇について

2016-06-15 22:44:16 | 天国と地獄2017

川口シテイオペラキャストオーデイションに関して多くのお問い合わせ有難うございます。キャストオーデイション申し込み期限は6月20日と迫っています。詳しくはこのブログの前のページか、ホームページ、”オフィス松山音舞台”でもご検索頂けます。

今日は喜歌劇「天国と地獄」の喜歌劇についてのお話です。オペラがオペレッタになった経緯をざっと簡単につぶやきます。

事はギリシャ時代にさかのぼるとしましょう。初めは詩の朗読がそもそもの原点と考えてみましょう。

朗読大会が劇場的環境のもと、客席の期待を背負い、朗読する言葉の抑揚を極限まで極め、表現者たちが切磋琢磨。やがてその表現が歌に変事た事からが始まりです。

そして詩の朗読がセリフ的朗読になり、ギリシャ劇の発達に沿うように登場人物が設定され、その登場人物がそれぞれの言葉のセリフ的想いを歌で表現するようになり、やがて物語として成立するようになると、いよいよオペラの基礎となる時代が来ます。

独唱場面、幾人かが同時に表現する重唱場面に加え、物語のスケールアップに貢献する合唱場面を附加し、詩の朗読時の言葉の抑揚だけではなく物語の抑揚を音楽劇的なまでに昇華させ、いよいよオペラの実態が固まってきました。

この過程にはオーケストラにおける表現追求ための楽器の開発や、音楽における精神性の追求的作曲技法が研究開発される時代とにあいまってオペラ発展のエネルギーとなり、より音楽的ドラマの探求がオペラの歴史を育んできたといえます。

オペラにとってクラシックオーケストラは切り離せない存在で、オペラは永くクラシックオーケストラが伴奏。(本来は伴奏と解釈せず、舞台と同じ相互の表現演奏グループと考える、いわゆる演奏といった方がいいのですが、ここではとりあえず伴奏といいます)する時代を経ています。

オペラはやがてオペレッタを生みます。オペレッタではオペラと同じでクラシックオーケストラが伴奏しますオペラはイタリアから始まったとされています。そもそもオペラが取り上げる題材は英雄伝記物が多く、歴史劇的要素が強く、悲劇的かつ荘厳を競っていました。

そんなん中、音楽の都ウイーンではワルツが大流行。人々は挙ってワルツを楽しみ、道に飛び出し、ワルツに興じる。それはそれは大勢の人々が道に繰り出し、狂ったようにワルツを楽しむ時代が訪れました。あまりの流行に、踊りすぎた人のための病院が出きたくらいです。当然オペラにもワルツが組み込まれるようになります。

時はパリ万博の頃、ドイツ出身のオフェンバッハはパリでオペラ作曲家として大活躍。出身地の町の名前をペンネームにし、ジャックオッフェンバックと名乗り、オペラ作曲に勤しみ、数々のオペラを発表。たちまちパリッ子から称賛され、ロングラン公演の連続で、その名声はウイーンにも届き、オフェンバックのオペラはいよいよウイーンに登場します。オッフェンバックはオペラのことをただ面白くすることに力を置き、いわゆる喜歌劇を量産していました。

その頃ウイーンではオペラは悲劇性が強く、劇的に荘厳性が強い正歌劇と位置づけられいて、オペラよりもより軽いオペラ、いわゆる軽歌劇が人気でオペレッタと呼ばれるジャンルがはじまっていました。オペラに民族的ダンスが加わりオペレッタが喜ばれる時代がやってきます。

そんな時、オッフェンバックのオペラがウイーンに登場します。ワルツを含む軽いオペラが受け入れられる時代でパリで大流行した軽歌劇のオッフェンバックははウイーンの作曲家達に刺激を及ぼします。そしてウイーンが本場とされるオペレッタにオッフェンバックのオペラが加わりオペレッタが世に一つのジャンルとして成り立していきます。。。。そしてそのオペレッタがアメリカでジャズと融合し、今日のミュージカルに変遷します。

さあ!川口シティオペラ「天国と地獄」にようこそ!面白いですよ。来年ですが。

 

 

 

 

 

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2017「天国と地獄」の合唱団参加募集

2016-06-12 10:35:04 | 天国と地獄2017

オペラ合唱ご参加へお声掛け!

第8回川口シティオペラ2017「天国と地獄」について多方面からお問い合わせ有難うございます。合唱団に関しては市内の公民館等で「天国と地獄」の新しい楽譜のもとで、この作品の練習が始まったばかりで、どちらも詳しくはホームページ”オフィス松山音舞台”でご検索ください。

オペラ合唱参加は地域文化民度向上に欠かせない地域参加型合唱団活動であります。地域コミュニケーション向上にはこれほど適した番組は他にありません。シテイオペラにご参加いただく事は健康上にも好影響で、合唱形態活動においても普通の楽曲を合唱するのも良いのですがオペラの合唱は一味違います。

オペラにおいての合唱場面の楽曲表現の傾向は普通の合唱時における歌唱だけではなく、その場面その場面に応じた心的表現に伴う動き(演技)をまとった表現が要求されます。ドラマの進行に即した心の身体的表現の発声は目的とする表現に向けて大きな動きに加えてドラマチックな歌声も探究します。結果において健康的身体活動を促す行為は加齢による痴呆遅延にもつながりますし、歌うことは良いことと昔から言われています。オペラによって健康になることは願ってもないことです。”さあオペラにいらっしゃい!”

さて川口シティオペラは来年2017年6月3日(土)に創団10周年を迎え、第8回公演「天国と地獄」を予定しています。川口シテイオペラとは今日、日本の各都市でみられる市民オペラ団体の形態を維持しています。先ず団体名を選定するにあたって、オペラ本来の文化性を鑑み広く市民の文化享受を目的とする為「川口でオペラを歌おう!」のスローガンを掲げて「川口シテイオペラを考える会」として、オフィス松山が公演監督となり団体発足しました。なぜ「-考える会」を付したかというと、

シティオペラを考える会としての実践       

☆:シティオペラ合唱団の発足。 だれでもが自由参加とし、経験年齢不問で若い母親対策としても幼子の手を携えての練習参加もみんなで協力しあい、親子での舞台デビューの応援も可能とする。そんな、参加垣根のない団体を目指す。

☆:市内の子供達の活躍。 

川口シティオペラの子供場面では毎回川口少年少女ミュージカル団が参加しています。もともとミュージカルのルーツはオペラでミュージカル団の子供たちが参加することはミュージカル活動に不可欠でもあります。オペラ出演を機に音程力、歌唱力の強化につながるオペラ舞台の経験は次代を担う子供たちにとっての若年層育成プログラムとして充実した番組です。

このようにシテイオペラの実践を踏まえ、今や川口シティオペラを考える会は本当の意味での市民による市民のためのシティオペラとしての形態を充実させて

 ☆:キューポラの街から文化の街としての川口シテイオペラとして日々活動しています。

ご賛同される皆様のご支援ご応援をよろしくお願いいたします。            オフィス松山

 

     

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2017「天国と地獄」について

2016-06-11 13:28:56 | 天国と地獄2017

キャスト-オーデイション。合唱参加に関しては先のページ又はオフィス松山ドットコム音舞台でご検索ください。

今日は川口シティオペラ第8回公演「天国と地獄」のオフィス松山版についてのお話です。ドイツ出身のフランス喜劇オペラの大御所作曲家ジャックオッフェンバッハが”面白くなければオペラじゃない!”のスローガン?を掲げてフランスはパリで自身の考えるオペラを数々発表し、其の度ごとに大反響で再演に次ぐ再演で、発表されたオッフェンバッハのオペラは超ロングラン公演の実績を誇ります。

このオッフェンバッハの喜劇オペラはワルツ大流行の真っただ中にあったウイーンに渡り、ウイーンで始まった軽歌劇(オペレッタ)の発展に多大な影響を及ぼしました。刺激を受けた時のオペレッタ作曲家達が競ってオペレッタを発表し、今日に続くオペレッタの歴史がはじまりました。そしてそれがやがて海を渡りジャズと融合し、今日のミュージカルの歴史につながります。

さて川口シティオペラ1017「天国と地獄」での登場キャストとは?

世論(メゾソプラノ)・地獄王プルート(テノール)・従僕ハンス(バリトン)・ジュピター(バリトン)・ジュノー(メゾソプラノ)・マーキュリー(テノール)・マルス(バリトン)・ヴィーナス(ソプラノ)・キューピッド(ソプラノ)・ダイアナ(ソプラノ)・オルフェオ(テノール)・ユリディ―ス(ソプラノ)・羊達・音楽生徒達。

世論(社会的倫理の塊で、この世の摂理を説き人間社会のバランスをとろうといつも見張っている存在)

オルフェオ(浮気性の音楽教師)

ユリディース(目下不倫中のオルフェオの妻、プルートと密会の日々を重ねている)

プルート(その実態は地獄の王で人間の羊飼いに扮してユリディースに言いより、いい仲に)

ハンス(プルートの従僕でドン・ジョバンニの従僕レポレロよろしくプルートに尽くす。)

ジュピター(神々の王として独裁者的立場で全能の神として天国に君臨する)

ジュノー(ジュピターの妻で、あまりも変化のない天国には飽き飽きして退屈している)

キューピッド(ジュピターの子供で愛の天使神)

ヴィーナス(美女神として天国にいるが毎日朝帰り生活)

マルス(軍神で天国にて休息生活中)

マーキュリ―(な神としてジュピターに仕え、伝令として情報収集の為地上に派遣されている)

「天国と地獄」原題≪地獄のオルフェオ≫あらすじ
時と場所:神話時代ギリシア地方。パロディーオペラで天国と地獄という超地上的な場面が展開される。


 

-第1幕(牧場)

まず世論が現れ、世の夫婦の有り様、人の世の様の、その正しさを述べる。

音楽教師オルフェオの妻ユリディゥスは羊飼アリステのために花輪を編む。ユリディゥスは夫のオルフェオに飽き飽きしていてアリステに恋している。

しかしそのアリステ、実は地獄の大王プルートで、ユリディゥスを誘拐するために人間に変装している。

一方オルフェオは、妻を自分の好きな羊飼の娘と間違えて愛のセレナードを歌う。お互いの浮気心がばれて、二人は喧嘩を始め、別れてしまおうとする。

そんな時、人間のアリステに扮した地獄王プルートは、ユリディゥスと恋をかたる麦畑に毒蛇を隠す。ユリディゥスは毒蛇にかまれ倒れてしまい、そしてアリステは本性を現し、

毒蛇にユリディゥを噛ませ地獄に連れ去ってしまう。

妻がいなくなったことを知ったオルフェオは悲しむどころか羊飼の娘の所へ行けると喜ぶ。が、世論に「後世のためにも大神ジュピターに頼んで妻を黄泉の国から取り戻せ」と命じられ、しぶしぶ世論とともに大神ジュピターの居る天国へ向かう。

 

第2幕(神々の天国)

天国では1人眠りの軍神マルスだけが起きていて他の神は寝ていた。角笛が響き一同は目を覚ます。そこへ走ってきたマーキュリーが現れ、プルートがユリディゥスを誘惑して地獄に連れ帰ったと報告。

呼び出されたプルートは誘惑ジュピターの追及をごまかすために神々をあおり、ジュピターの暴君ぶりを糾弾する。そんな折、世論に連れられてやってきたオルフェオは世論にせかされ、神々にグルックのオペラのアリアをもじり「妻を帰して欲しい」としかたなく

歌う。それを聞いた神々はユリディゥスを探すために地獄に行こうとジュピターに願う。ユリディゥスに密かな下心を持つジュピターは神々一同を連れて地獄へ向かう。

 

第3幕1場(地獄の隠し部屋)

ユリディゥスはプルートの隠し部屋にかくまわれている。ユリディゥスを見つけたジュピターはハエに化けて鍵穴から入り、ユリディゥスを助けに来たと誘惑。ジュピターはユリディゥスをバッカスの巫女に変身させ、共にオリンポスへ行こうと誘う。ちょうど地獄に飽き飽きしていたユリディゥスも快諾して、二人して宴会の最中に逃げ出そうと約束を交わす。

 

第3幕2場(地獄の大宴会場)

 

地獄の大宴会場ではすべての神々が大宴会で飲んだくれ、上機嫌でいる。

頃合いを見てジュピターとバッカスの巫女姿に変身したユリディゥスが逃げようとするとプルートに見つかってしまう。

そんな騒ぎの中、オルフェオが世論と共に登場。オルフェオはしぶしぶ妻を帰してほしいと懇願。

ユリディゥスを帰したくないジュピターはグルックのオペラにならい、オルフェオは地上に戻るまでは決して後ろを振り向いてはならないとの条件で妻を返す。しかしオルフェオはなかなか振り向かない。業を煮やしたジュピターは雷を起こす。

オルフェオは驚き、後ろを見てしまう。

ジュピターは大神の権限でオルフェオの失敗を盾に取り、ユリディゥスを酒の神バッカスにすると決めてしまう。ユリディゥスは自由の身を喜び、一同はバッカスの神を称えて幕となる。

 

 

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