オフィス松山 オペラの部屋

オペラ&ミュージカル制作企画オフィスの徒然

オペラガラコンサート上演のお知らせ

2008-08-27 11:05:40 | オペラのお勉強
よこそ!エレクトーンシアターへ!!
8月30日(土)15:30開演
オペラグループ:コローレロッソ主催
『オペラガラコンサート』
渋谷ヤマハエレクトーンシテイメインスタジオ
コローレロッソでは以前からオペラの上演において、オーケストラの代わりに
エレクトーンを使用する実験を重ねています。所詮は電気機器の音と揶揄されますでしょうが、エレクトーンが何処までオーケストラに迫る事が出来るかではありません。単にオーケストラ演奏には経費が掛かるからと、ではなく、エレクトーンがどこまでオペラの生声と融合できるのか?の研究実践でもあります。
オペラ300年以上の歴史にあってはオーケストラボックスにはオーケストラの演奏が不可欠、生声には生音での考えも、もうとう有りますが、エレクトーンと言う新しい楽器がこれからのオペラ界にどういう影響を示してくれるのか、が今後の期待的課題といえましょう。今国際的には「オペラの演奏をエレクトーンで」のテーマでの
シンポジウム開催も多く観られます。


指揮:井上宏一(ルーマニア国立ヤシ歌劇場常任指揮者)
演出:松山雅彦(オフィス松山主宰)

出演:ソプラノ・安東有貴恵  テノール・東小野 修
        早河明子         渥美直久
        長美奈子    バリトン・清水良一
        菊川 玲
        太田澄子
        小川美恵子
        佐藤淑恵

 エレクトーン・橘 光一
  練習ピアノ・伊藤 恵
         徳本淳子

    曲目  ドニゼッティ「愛の妙薬」から
        プッチー二「ボエーム」から
        ヴェルデイ「アイーダ」から
             「リゴレット」から



  
      
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5分前ベル

2008-08-27 10:13:47 | 川口シティオペラを考える会
「川口シティオペラを考える会」は新しくHPを立ち上げました。「フィガロの結婚」の情報はこちらをご覧下さい。
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横浜栄区本郷台にある公立会館リリスホール????

開演前と言えば?、、、あのブーの音のブザー音が当たり前の習慣になっている日本のほとんどの公立会館ですが、私も以前この開演5分前のブザー音に幾度か変化を期待したことがあります。それはオペラの場合、5分前はブー音のブザーでも良いのですが開演時のブー音はどうもしっくり来なくて困っていましていつの日にか開演時には開演ブザー音を止めた事があります。それはなぜかと言うと、
オペラの始まりは音楽ですのでその音楽の前にブザー音はそぐわないものと思っていましたものですからです。最近ではその方法で開演しているのですが、先日癒しのクラシックコンサートから依頼され、横浜の栄区にあるリリスホールでモーツアルトのコシファントウッテを演出した時の事でした。
係りの人に5分前ブザーお願いしますと言ったら、ハイ、と言って音響ブースに5分前ベルをと連、すると、厳かな?雰囲気?の音楽が30秒間に渡り、館内に響き渡り
ました、
30秒後係りの方が、はい、5分前ベル終わりましたと、発言され、その後、開演告知アナウンスに進行しまして。その後開演ベルも同様で、開演時には
開演を告知する、その音が鳴り~客席が暗くなり~指揮者登場~オペラの音楽は始まる。と言った進行です。
ちょっとまって、客席はモーツアルトのオペラを観に来ているのです。え??始めに各席が耳にするのはモーツアルトではなく何やわからない音楽が鳴り響き、それから本番のモーツアルトのオペラになってしまったのです。
なぜ?と思うのは私だけだったでしょうか。そんな経験は今まで無かったものですから、早速舞台担当の職員にこれがここのホールの開演ブザー?と質問すると「そうです」と当たり前に答えが返ってきました。
開演前にブザーと言うのは普通ブーン音が当たり前で、こんな変な開演ブザーは初めてでした。そこで、さてどうでしょう?今日はモーツアルトの音楽をとおもっていたのに、開演に繋がる開演時の音が、モーツアルトとかけ離れた音楽だとしたら客席はモーツアルトの世界ではなく違う別の音楽の世界に30秒も引きずられてからやっともーツアルの音楽を耳にしなければならない?なんて。これって一体なんの意味があるのでしょう。これなら、いっそ無機質なブーン音のほうがましかもと思うのは私だけ?
音楽に携わる者にとっては開演告知ブザー音は大変気になるものなのです。
表現者にとって最初の一音からが表現なのです。それを意味不明の開演ブザーで
違う音楽が鳴ったら、表現者はどのように対処すればいいのでしょうか?
音楽の始まりにはおだやかな、心地のよい、程よい期待感をもっての集中的緊張感が必要なのです。
音響の悪い会館も困りますが、開演時まで変なブザーでは余計なお世話と言わざるを得ません。開演告知ブザー音としてはバイロイトでの開演告知ファンファーレなどがあります。また、ミュンヘン国立歌劇場の開演告知ブザーは本当に小さな音で
コロコロと優しい耳障りのいい開演告知ブザーがあります。せめてやさしい鐘の音にするとか、もっと耳にに優しいそーっと「これからおんがくをはじめますよーー」的な耳障りのよい音になれば余計な事に振り回されずにすみますが。

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