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フィガロはスキャンダルオペラ?
さて物の本によるとボーンマルシェのフィガロ3部作には「セビリアの理髪師」に始まり、「フィガロの結婚」に続き「罪なる母」の3部作からなります。
セビリアの理髪師はローッシーにやパイジェルロによってオペラになっていますし
「フィガロの結婚」はご存知の通りモーツアルトが作曲。
と、まあ、ここまでは皆様ご存知の事ですが。。。。
さて、3dサクの3作目のオペラは有名ではありません。
しかし、一つありました。それは昔私が大学卒業した頃、風の便りにボーンマルシェの3部作の3作目のオペラ「罪なる母」がオペラとなってスイスのジュネーブ歌劇場で初演された、と聞いた事がありました。
そのオペラはフィガロの結婚から20年が過ぎ、アルマヴィーヴァ伯爵夫妻はパリに移住当然フィガロ夫婦も一緒にです。伯爵夫人は事もあろうに元小姓のケルビーノと恋仲になり不倫の子レオンが誕生。ケルビーノはレオン誕生に苦慮し自殺してしまいます。伯爵はレオンは我が子で無いと疑い、伯爵は伯爵で不義の娘フロレスティーヌを養女に迎えます。またこの養女フロレスティーヌと結婚した、秘書ベジャーズは伯爵の財産に目を付け陰謀を企むがフィガロがその陰謀を見破り伯爵を助けます。そんな折伯爵夫人はケルビーノとの不義を認め、修道院へ入ります。そして
20歳になったレオンはマルタ騎士団に入団。
そんなこんなでようやく伯爵家の結束も固まり、3部作の大団円となりますが、
ところが、これで終らずまだまだ話しが続きます。
ボーンマルシェではなくエデン・フォン・ホルバート作の「フィガロの離婚」と言うオペラが存在します。イタリアで初演されたそうです。
フィガロ夫妻は伯爵の館を出て小さな理髪店を経営。
その生活も上手く行かずついにフィガロとスザンナは離婚と言う物語が展開します。結婚なければ離婚なしといった感じでしょうか。
これでフィガロスキャンダルボーンマルシェと他の作家で4つのオペラとなっています。
でも話はこれでは終らず、もう一つあります。
フランスオペラのマスネーが「ケルビーノ」(シェリュバン)と言うウオペラを作曲しました。こちらは詳細は不明ですがフィガロスキャンダルオペラに加えると
フィガロ関係オペラは全部5作品となります。
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