熱狂夏の野外オペラ

夏の野外オペラといえばイタリアはベローナの
アレーナデイベローナの野外オペラやローマのカラカラオペラは
毎年話題になりますがわたし的にはオーストリアの３箇所の
野外オペラがお奨めです。
スケールの壮大さでは類を見ない程の壮大で華麗で
迫力満点。一度は見ていただきたいイベントです。
夏のヨーロッパではあちこちで夏季イベントとして野外音楽祭が
盛んです。
イタリアではローマの遺跡のからから浴場跡オペラ
ベローナのアリーナオペラと世界的に有名ですが近年
オーストリアにおいての野外音楽祭も話題です。
先ずは最も世界的に有名なブレゲンツ湖上オペラが
挙げられます。
３国に囲まれた湖に浮かぶ舞台。
舞台表現にはモーターボート等を使用することも多く
よりスケールアップの表現を模索しています。
西向きの客席から見える夕陽が開演の頃合を
教えてくれる様子にはロマンティック舞台を
髣髴とさせてくれます。

そして今年の話題はプッチー二「トスカ」で幕開きでした。

さらにブレゲンツのスケールに勝るとも劣らないのがハンガリーとの国境に位置する
湖の町メルビッシュ湖上オペラがあります。
観光立国らしくウイーンから近い事情もあり、沢山のツアーにも組み込まれる事が多く、夏の観光事業としても話題になっています。
別名オペレッタ音楽祭といわれています。世界で最もスケールの大きなオペレッタが上演されます。先ずは湖上に浮かぶ「ジプシー男爵」からそのスケール感を実感してください。

そしてオペレッタの定番「メリーウィドウ」では噴水も
多用しより豪華に華麗に舞台が展開されます。

さらに湖上オペラだけではありません
山岳の国オーストリアならではの立地を生かしたセント
マルガレーテンのロマンチックアリーナでは岩場に囲まれた
岸壁野外劇場があります。
開演前の会場の隣のビュッへバーでは大勢の人で盛り上がっています。
このビュッへバーのスケールの大きい事。

同じ時刻開演前の会場では一歩会場に足を踏み入れただけで圧倒されます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そしてベルデイ「ナブッコ」が始まります。
オペラだけでなくモーツアルト年には演奏会仕様特別美術舞台を作ってモーツアルト「レクイエム」が演奏されました。


今世紀中にオペラはどうなるかといわれていますがヨーロッパではこのようにオペラは不滅のようです。
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