さて、日本の新しいリゾートの御紹介。第1弾はヒルトングランドバケーションズ初の日本のタイムシェア「ザ・ベイフォレスト小田原」を御紹介します。
小田原にあまり馴染みのないオーナー様の為にちょっと地理をおさらいしますと、小田原は東京から約90Km、車でリゾートまで1時間半くらい。新幹線なら東京駅から小田原駅までたったの32分です。
小田原駅からはヒルトンの送迎バスが1時間に一本出ています(平日のみ)。この送迎バスで約20分ほどでリゾートに着きます。あとは小田原から2駅先に行った東海道線の根府川駅からは1時間に2本から3本送迎バスが出ていて、これは週末でも運行しています。
新しい「ザ・ベイフォレスト小田原」はこちらのヒルトン小田原のメインビルディングからやや下ったところにあります。以前からあった10戸のコテージタイプのホテルのお部屋をフルリノベーションしてタイムシェアのお部屋にしたものです。
こちらがタイムシェアのお部屋の前の道。遠くに相模湾が望めます
タイムシェアはこんな2部屋が繋がったコテージタイプ。道路沿いに4棟並んでいて
最後の1棟、9番と10番のお部屋だけ道の上側にありました
小田原の場合、8割くらいのお客様は車で来られるそうです。ヒルトン小田原の敷地内には沢山パーキングがありますが、一番タイムシェアに近いのはこちら。ホテルのビルに上がる手前の右手です。
ザ・ベイフォレストは緑に囲まれた別荘の雰囲気
屋根は一つですが、お部屋への入口は右と
左に分かれていてプライバシーもバッチリ。このエントランス。いい感じですね~♪
私は今回、右側の2006号室に泊まりました
では入ってみましょう
玄関を入るとこのように木がふんだんに使われていて、リビングのドアもお洒落なデザイン。
玄関ではちゃんと靴を脱ぐようになっていて、スリッパラックがありました。世界中でもこれがあるタイムシェアは小田原だけでしょう。
まずリビングから見てみましょう。
リビングに入るとモダンな家具の向こうに美しい緑と青い空
グラスエリアが大きく開放的なリビング。緑の林が美しい!
このソファが2人用のベッドになります
ベランダからも遠くに相模湾が望めます
んんんー、ナイス!
朝は海から昇る日の出を見ることができました
ベランダは幅は広いですが奥行きがあまりないタイプ。
建物のサイドまで回りこんでいます
食卓からも綺麗な緑の景色が望めます
テーブルには急須と湯呑みのセットが。
日本茶だけかと思いきや、ミルクも砂糖もありました
次にキッチンを詳しく見てみましょう。まずキッチンは白で統一されています
キッチンハウスというメーカーのシステムキッチンのようです。
椅子も壁も白で統一感があります
流しは意外に小さい!
流しの下にスポンジ、洗剤、布きんとゴミ袋のスペアがありました
日本式に包丁は流しの下の扉の脇にあります。でもこの2本だけ。アメリカのタイムシェアではカウンターの上に12本くらいナイフがあるのが普通なので、これも日本スタイルですね。
オーブン電子レンジ
食器洗い機はこちら
お洒落なデザインの最新式です。
大きさ的にはワイキキアンの半分くらいですが、使い勝手は良さそうです。
そしてこちらには
なんとワインセラーがああ!
でも冷蔵庫はこの通り、かなりこじんまりしてました。6人まで泊まれるお部屋でこの大きさの冷蔵庫と言う事は、あまり料理をする想定をしていないのかもしれません。
コンロもこの通り2つだけです
コンロの上のこれって換気扇かな?ダクトがつながっていないように見えますが。。。
戸棚の中には6人分の食器が収められており、
この様な和食器風のものもあります
上の戸棚の中には湯沸かし器にアイスバケットにミトンもありますし、
ミキサーに電気釜。さすが日本のタイムシェアだけあって、ハワイの電気釜とは大違いの高性能タイプ。美味しいご飯が炊けそうです。
金属のボウルにサラダボウル、コンテナもありました
お鍋類は下の引き出しの中です。まな板が日本タイプのしっかりしたやつなのが嬉しいです。
お鍋は中小各一つづつとフライパン
一番右端に引き出し式の収納がありました
スプーンやナイフ、フォークや調理器具は十分ありましたが、もっとキレイにオーガナイズされていて欲しいなあ。。。
コーヒーメーカーはキッチンの上の戸棚の中
なかなか小洒落たタイプです
使い方はセットしてレバーを右に倒します。コーヒーが入るとレバーが中央に戻ります
次にバスルームを見てみましょう。バスルームは2階のリビングの向かいにあります。
バスルームの壁には波の形のタイルが貼られています。触ってみたらかなりしっかりしているので、結構バスルームにお金かかったかもしれませんね。
洗面台もお洒落なデザイン
このレバーもなかなかいい感じ~
バスルームには洗面台が2つ、下には6人分のタオルが用意されていました
アメニティはラベンダーの香りがする物で、ダブルツリーホテルで使っている会社の物でした。個人的にはピーター・トーマス・ロスの方が好きです。
スペアのアメニティは引き出しの中にありました
シャワールームは天井からのレインシャワーのほかに、
可動式のハンドタイプもあります
御風呂は足を延ばしてゆっくり浸かれる大きさ
御風呂のお湯はプッシュボタンタイプ
波のタイルを眺めながらゆったり浸かりました
トイレはもちろんウオッシュレット。
次に1階のベッドルームを見てみましょう。1階のベッドルームへはここからリビングを出て
この階段で降ります
階段はやや奥行きが足りない感じですが、しっかりとした滑り止めが付いているので危ないことはありません
1階のベッドルームに入ると左側にベッドが2つ
右側に畳の部屋があります。ここに布団を敷けば二人寝れるので、全部でこの部屋に4人寝れます。ただ仕切りがない1ルームですからご家族向きかもしれません。
明るい時間はベッドルームからもキレイな緑が眺められます
ベッドはへッドボードもへッドボードに埋め込まれたコントロールパネルもお洒落なデザイン!
畳の部屋には座卓と座椅子が4人分
右手の木の扉の中がクローゼットになっていて、
引き出しの中に浴衣が入っていました。こんなのも日本以外の国から来たオーナー様は喜ばれるでしょう。
引き出しの下の三段は空です。
布団は左側の扉の中
シーツや枕は一番左の扉の中にありました
1泊はベッドで寝て、もう1泊は畳に布団を敷いてみました。布団も軽いし、久しぶりに畳に寝たのですごく気持良かったです。
畳の部屋のベッドスタンドライト。凝ってますね~。
ベッドルームのカーテンもこの通り。随所に相当なこだわりが感じられます。
お洒落なテレビの下にも引き出しがあり、収納は十分
ベッドルームの入口のすぐ脇にもこのようにキャビネットnがあり
この通り結構な収納がありますので、6名で泊まってもなんとかなりそうです。
湯沸かし器とお茶のセットが4人分用意されていました。が、水は2階まで取りに行かなければならないのがちょっと面倒です。
あとベッドルームを出たすぐのところに扉があり、これがトイレかと思ったらロックされていました。本当はここにトイレがあるといいのですが、残念ながらトイレは2階のバスルームに一つだけです。
以上、4月末にオープンしたザ・ベイフォレスト小田原のお部屋を御紹介しました。モダンでありながらも和のテイストを活かした素晴らしいデザイン。なかなかの仕上がりでした。
次回はヒルトン小田原の施設と食べ処を御紹介します。
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