さて、今回はオーナー様と"The Handi-Van"に乗ってきましたのでご紹介します。
ハワイに来たことがある方は2ドル50セントでオアフ島じゅう、どこへでも行ける"The Bus"は御存知かと思いますが、実はホノルル市はその"The Bus"の補助交通機関として"The Handi-Van"を運営しています。
このハンディバン、大変恥ずかしいことに、今回、オーナー様から問い合わせを受けるまで私は全く知らなかったんです。Handyって言うのでてっきり引越しの際にレンタルできるトラックかと思っていました。
ところが調べてみてびっくり!これはThe Busを利用することが難しい方に対する補助交通機関だったんです。ハワイは本当に優しいですね。
障害を持たれていて、ハワイ州に登録をされた方はなんと運賃無料!付き添いの人も一人2ドルで二人まで乗車できます。(但し、荷物は椅子の下に入るサイズまで)
今回、日本からオーナーのIさん御家族が来られるにあたって、実際にその登録から予約、乗車まで一通りやってみましたのでご紹介します。
車椅子を御利用の方は、空港からヒルトンまで来る手段として車椅子が載るタクシー等を利用すると片道1万円近くかかるそうです。The Busはありがたいことに全ての車両が基本的に車椅子OKですので、これまでIさんはタクシー組とバス組に分かれて、車椅子を利用される方と付き添いの方だけThe Busを利用されていました。でもバスの停留所も遠いですし、バスはあちこち回ってくるので時間がかかります。そこで日本で何か手段を探していて見つけたのがこのハンディバンなのだそうです。
空港のBaggage Claimで荷物を受け取って出口を出ると
出口の横の一番いいところに車椅子用の駐車スペースが設けられています。こんなところもハワイは優しいですね。
ハンディバンが到着。この日はダウンタウンが洪水になるほどの大雨であったのに加え、金曜日の夕方だったこともあり予約の時間に1時間遅れで到着。「まあハワイだからこんなもんか」と思いましたが、意外にも帰りは予約した時間にお迎えに来てくれたそうです。
ハンディバンへの乗り降りは全部ドライバーさんがやってくれますので、付き添いの人は何もする必要はありません。ありがたいですね。
車椅子に乗ったままリフトで上がります。
車内にはちゃんとフックがあって
ドライバーさんががっちり固定してくれますから安心です
車内はゆったりしていて
車椅子を3台固定できる設備があります
付き添い者用のシートもちゃんと用意されていますが今回は付き添い者は我々だけでした。
こんな感じで皆さんお一人で乗って来られます
途中で二人ピックアップしたので空港から1時間かかってグランドワイキキアンの車寄せに到着
車から降りる時もドライバーさんが全部やってくれました。
ありがたいですね。これが無料で利用できるとは。。。しかも運転者はチップを受け取ることを禁止されているそうで、ガイドブックにはチップの代わりにThank you Cardを送るよう指示がありました。素晴らしい!
便利なハンディバンですが、利用者の条件は「The Busを利用することが困難な方」となっています。
その為、最初の登録の際に審査があります。
詳細をお知りになりたい方は以下のウエブサイトに詳しく書いてありますので参照して下さい。
http://www.hawaiiguide.com/transp~1/handyvan.htm
尚、今回、ヒルトンまでは無事来れたのですが、チェックインの際に問題が発生!
オーナーのIさんはご予約のときに「バリアフリーの部屋」をリクエストされたのですが、実際に入ってみた部屋は車椅子で入れるシャワー(ロールインシャワー)の部屋ではなかったのです。
本当はこんなシャワールームをリクエストしたはずだったのですが。。。
フロントで話したところ「バリアフリー」と言っても実際には「聴覚障害の方のためのお部屋」「車椅子のままでシャワーに入れるお部屋」など色々な種類があるので、オーナーサービスでご予約をされる際にどんな機能が必要かを伝えてくださいとのことでした。
※ただ残念ながらお部屋の数に限りがありますので、ご希望通りにならない場合もありますことを御了承下さい。
このハンディバンは空港に限らず、希望の場所へ乗せていってもらうことも可能です。
完全予約制ですし、タクシーと違って乗り合いですから時間もややかかりますが、タイムシェアまで迎えに来てくれて、付き添いの方なしでも乗れますので、一つの選択肢として考えてみてもいいかもしれません。
ハンディーバンの存在は、ガイドブックに載っていて知っていたのですが、登録申請の方法等詳細が書いてなく、何をどうすればいいのか全くわかりませんでしたが、斉藤さんにハンディーバンの担当の方と何度もやり取りをして頂き登録できたこと大変感謝しています。やはり日本から直接登録をするのは、英語ができないと難しいかもしれませんね。でも登録して予約をすればバス停でなく直接目的地まで乗せていってくれるのは大変ありがたいです。
予約も英語ですのでハードルが、高いかもしれませんが、このブログを見て一人でも多くの車椅子の方が気軽にハンディーバンを利用してハワイを楽しめたらいいですね。
今回は他にもアクシデントがあり、斉藤さんには大変お世話になりました。担当が斉藤さんでよかったとつくづく思いました。
来年ハワイに行くのが今から楽しみにしています。マハロ
コメントありがとうございます。
来年はお母様の80歳のお祝いを是非ハワイでやりましょう!
ハワイでは本当にお世話になりました。
斉藤さんのおかげでハンディーバンで、空港からヒルトンまでバリアフリーになりました。車椅子に乗ったまま来れるのがいいですね。
ヒルトンまで近くなり、車いすでも心配ないですね。
それから、今度予約の時はロールインシャワーとリクエストします。
今回バリアフリーもいろいろあることを知り、一つ勉強になりました。
マハロ
いろいろなアクシデントはありましたが、皆さん、今回のハワイを楽しんでいただけたようですね。
特にキングスランドは良かったでしょう?
是非来年も来て下さいね。(予約はお早めに~)
私もこんな素晴らしいサービスがあるの知りませんでした。
Hawaiiは全ての人に優しいんですね!
そしてSaitoさんはホテルのコンシェルジェさんより凄いホスピタリーの
持ち主ですね!尊敬します。。。
コメントありがとうございます。
Handi-Vanは使いやすいかどうかは別として一つの選択肢にはなるなと思います。空港の出口からすぐに乗れてワイキキアンの車寄せまで車椅子に乗ったままで来れるというのは便利ですよね。