下に和訳があります。
高槻先生
私はディネシカ・ディルルクシで、
ゾウさん基金をもらっています。私のように孤児になった子供を助けてくださってありがとうございます。スリランカを津波が襲ったとき皆さんがいかに助けてくださったかを忘れません。今回津波で大災害にあわれたのに何もお手伝いできなくて、とても、てても悲しいです。やがてもとのように回復されるようエネルギーと決心を得られるようお祈りしています。
娘ディネシカ
神のご加護を
おじさん
どうですか?私は元気です。日本に強い津波が来たと聞いて、とても悲しいです。テレビで津波のようすを見ました。すぐに手紙が書けずにごめんなさい。スリランカに津波が来たとき、皆さんが助けてくださいました。
ゾウさん基金のおかげで、私は津波のあとも勉強を続けています。私が勉強できるよう助けてもらってとても感謝しています。日本が早く回復するようお祈りします。スリランカと違ってとても発展しているので、早く復興できると思います。またになりますが、ありがとうございました。
ピユミ・マドランガ
おじさん
心から手紙を書いています。2004年にスリランカを津波が襲ったとき、さまざまに助けてくださいました。でも今度の津波でなにもしてあげられないのでとても悲しく悔やまれます。どうかぼくがともに悲しんでいることを受け止めてください。ぼくたちが再びこういう恐ろしいことに出会わないよう強く、強くお祈りしています。皆さんがエネルギーと決意をもち回復されるようお祈りしています。
ゾウさん基金の生徒
チャミドゥ・マルシャン
高槻先生
仏様のご加護を
まず日本で起きた災害に深い悲しみをもちました。何もお話せず、助けることもしなかったことをお許しください。私はハンバントータから最近コロンボに引っ越しました。ですからゾウさん基金の世話役のドシマンタさんに会っておらず、この手紙を渡すのが遅くなってしまいました。電話をもらったときに住所を聞いて手紙を出したのです。日本での津波をみたとき、仏像のまえでお祈りし、皆様の安全と回復を願いました。仏教徒としてことしは生誕2600年をお祝いし、災害がないようお祈りします。仏様のご加護が皆様にありますよう。
サシニ・ヴィランギマ
仏様のご加護を
日本でおきた出来事を聞いて悲しかったです。テレビをみてショックを受けました。そのとき、2004年の津波でお父さんが死んでしまって悲しかったときのことを思い出しました。学費を送ってくださるおかげで勉強ができています。皆さんの安全をいつもお祈りしています。ありがとうございます。
カルハラ
悲しみを伝えます。
先月、日本で恐ろしい災害が起きたということで手紙を書いています。津波と地震で大きな破壊がありました。先生はいい人だから大丈夫だと思います。スリランカで津波が起きたとき、先生はたくさん助けてくれました。最後になりますが、助けてくださり、ありがとうございます。これからもお願いします。もう災害がありませんように。
(サインが解読不能)
おじさん
日本が被害にあってとても悲しいです。おじさんはいかがですか。ぼくと妹とお母さんはとても元気です。おじさん、津波でお父さんがいなくなったときはとても悲しかったです。今は妹とお母さんしかいません。おじさん、助けてもらってありがとう。この次の手紙でもう少しくわしく書きます。神様のご加護を。
ラヒル
高槻先生
お元気でしょうか。日本での悲しい津波のことを聞いてこの手紙を書こうと思いました。テレビで津波を見ましたが、悲しみをなんと言えばいいかわかりませんでした。そのとき、スリランカに津波が来たときに皆さんがどれだけ助けてくださったかを思い出しました。何もしてあげられないことがとても残念です。日本に行って被災地で何かできたらどんなにいいだろうかと思います。私と同じようにたくさんの子供がお父さんお母さんをなくしたのだと思います。そうした子供たちが元気になって幸せになってほしいといつも思います。いま私は10歳です。皆さんは私のお父さん、お母さんで、学費を出してもらっていることを決して忘れません。ドシュマンタさんがとても助けてくれることをお伝えしたいです。二度とこういう災害がなく、安全であることを祈ります。
神のご加護を
ウチタンガナ
ゾウさん基金の皆さん
日本で起きた悲しいできごとを聞いてショックを受けました。私たちだけでなく国中が悲しんでいます。同時に、以前のことを思い出します。近くに住んでいて、なんとかお手伝いしたいと、何度も、何度も思いました。皆さんと日本のためにお祈りします。神様が二度とこういうことがないようにしてくださいますように。家族みんなで日本が早く回復され幸せになられることをお祈りします。
カンティ(ウチタンガナの母)
高槻先生
津波が起きたときに私を奨学金の学生として教育支援をして頂いた事にお礼もうしあげます。日本で起きたたいへんな津波のことを聞いてお気の毒です。気持ちをすぐにお伝えできなかったことを悲しく思います。日本が早く回復してほしいです。日本は強く、皆さんは勤勉ですから早く回復すると思います。私たちによい見本を示してください。私はいまウェーラケティヤ・ラジャパクシェ校の7年生で、5年生のときに試験に合格してこの学校に入れました。今年私は日曜学校で、詩(歌)の競技会のスリランカ大会の代表になりました。勉強をがんばっていますし、課外活動にも参加しています。勉強をさせていただいていることに改めて感謝します。
サチンタ