★何故1:1は駄目で1:2~3なのか?
早いもので5月の半ばが来ます。先日まで入試でばたばたしていましたがもう桜も散ってゴールデンウイークも終わり初夏の爽やかさが頬を撫でる気持ちのいい季節になってきました。本当に月日のたつのが早いです。
『一日一生』この言葉が好きです。高橋信次の『心の原点』に出て来ます。そう云えば先日国民栄誉賞をもらった松井秀喜氏もこの言葉が好きだったようです。
この高橋信次氏は霊的体験を重ねるとともに心と体の係わりを解き明かした方で自らの予言どうりの生涯を終えた方です。現在は娘さんの高橋佳子女史が活躍されています。余談ですが『人生で一番知りたかったこと』がよく読まれています。
そんな訳で一日一生が座右の銘のように私はなっていますがそうかと云ってその日その日で全て処理が出来るかと云いますととてもそんな時間もないし金も能力もありませんが、ただ言えることは毎日を充実させることと満足することは別物であるということです。
先般多くの高校生はGWのあと課題テストがありました。また全統模試をされた方もいましたね。中学生では実力テストをされた学校も多かったのではないでしょうか。
このようなテストは年間行事の中に組み込まれています。我々もそういう中で並行して頑張っていますがなかなか上手く噛み合わないのが実情です。ですからこんな中で二期生、三期生がばらばらの状況では非常に難しく集団塾ではどう対処しているのだろうかと考えたりいたします。
反面、家庭教師の方はどうなんでしょうか・・・。そう云ったことを踏まえてやっていることとは思いますが非常に難しいのではないでしょうか。
よく聞く話ですが
『お宅様は指導は1:1ですか?1:2ですか?・・・』
この手の話はよく聞きます。長い時間見て欲しい訳です。しかしこの『長い時間』に大きな落とし穴があることをほとんどの方が知らないのです。
つまり1:1で指導してくれる。自分の子供だけを指導してもらいたい・・・。と云うことになります。では以前も書きましたが成績が上がるためには何が必要なのでしょうか・・・。そのことについて少し触れてみたいと思います。
1:1は家庭教師です。つまり誰もが家庭教師のようにして欲しいと願っているのでしょうか?
『答えはNO!なのです』
もっと掘り下げましょう。では家庭教師ならば成績が上がることは確実なのでしょうか・・・?
ではどうして集団塾に行くのでしょうか・・・、何故、個別指導に行くのでしょうか・・・。
この事が理解できないと学習塾を理解できないしお子様の成績を上げるということが出来ません。何故なら家庭教師のみ存在し集団塾や個別指導塾は必要がないということになります。云いかえれば費用が家庭教師は高いから集団塾にしているという考えをもしもお持ちでしたらもう少しお考えください。
私共明光義塾は1:2または1:3で基本的には廻しています。中には1:2でなければ厭だという方も見えますが片方が休めば1:1になりますといいますと変に納得されます。私の知っている塾では1:20なんて塾がありますがまさに集団塾です。ですがその塾は集団と云う言葉を使用していません。何故なら指導は1:1だからです。1:1の指導を個別指導と云うのです。
元に戻りましょう。家庭教師の場合は1:1です。ならばどうして家庭教師の方に生徒が全て行かないのか・・・。高校の予備校にしても集団ですね。中には仕方がないから学校別にクラス分けしている塾もあります。ですが塾生もよく出来る生徒もいれば遅れている子もいます。特に高校生の場合は中学のような点は取れません。それで下がった下がったと騒いでる方も見受けられますがそれはまだ中学の勉強の仕方、中学の考え方をしているからです。
そこで1:1の家庭教師の場合講師の方はどうされているでしょうか・・・。大抵生徒が問題を解いているのを傍で見ているだけで少しでも間違いが出てくると待っていましたとばかりに説明をする・・・。そんな状況です。
では私たちの1:2~3人の場合はどうなんでしょうか・・・。固定式巡回指導となります。1コマ90分ですから一人の持ち時間は30分となるわけです。この90分の巡回の仕方に秘密がある訳で成績を上げるには何が必要か・・・何が不可欠なのかと云うことです。
結論を云いましょう。1:1ではお子様が考える能力が明確につかないのです。つまり勉強の成績を上げるには考える力、調べる根気、観察する目、組み立てる力、創造する能力など合理的に個々の能力を鍛える必要があるのです。
ですから講師の役目はヒントを如何に出してやるか・・・。そこがポイントなのです。ヒントの出すのが上手な方は必ずお子様の成績が間違いなく上がります。だらだらと説明をする講師は私から云えば成績が上がった試しがないです。
ですから集団塾にしろ家庭教師にしろそういうヒントを上手く出せる方はいいのではないでしょうか。私はそう思っています。ですがまず集団塾でヒントを出しても分かる方は少数でしょう・・・。だから結論を云ってします。家庭教師はどうでしょうか・・・。講師はすることがありませんから教えてしまいます。
ですからそれぞれ考える力が弱くなってしまうのです。では個別はと云いますと他のお子さんに指導している間に問題を考えさせているということでそういう意味では1:3が非常に効率がいいということなのです。
『考える力』それが成績を伸ばす生命線なのです。
個別にしても色々あります。机の前に黒板を置いている教室もあります。これって1:2の小集団塾みたいですね。戦術はその塾の宝です。是非体験をして体得してください。
凡そどの塾についても戦略があります。そしてそれをどう活かすかと云う戦術があります。それが上手く機能している塾は生徒を多く集めているのではないでしょうか・・・。集団塾にしても個別にしてもしかりだと思います。
中間・期末テストが近づいています。是非長良教室&芥見教室の体験を受けてみて下さい。最近は中学時代は集団塾に行っていたのが高校に入ってから個別に行きたいという子が増えています。当然集団では対応が出来ないのですからそうなります(講師の質が問題ですが・・・)ですから私から云えば競争がきついのは小学生、中学生なのです。集客の戦術は最近は以前も云いましたがハイブリッド授業なのです。HVは車のハイブリッドと同じなのですがガソリンと電気で異種的なものを意識的に合わせて走るのですが学習塾にもすでにHV授業が取り入れられています。
昨年、近いうちにハイブリッド授業に転換されるということは書きました。しかしHV授業の意味さえ知らない方も多く逆に我々の授業をライブ授業なんて云ってるところもありますが時代は進んでいます。このことはまたの機会にお話ししたいと思います。
ともあれ1コマ4回の授業が特別価格で受講できます。長良教室&芥見教室につきましては下記詳細をお読みください。お申し込みにつきましても資料請求の欄から申し込みが出来るようになっています。
今日のYoutubeはBENIの『好きだから』を選びました。
http://www.youtube.com/watch?v=Z7yxM8kN6W4
<今週の言葉>
『人間誰だって有名になりたいさ。それは無理だと悟るまでが青春なんだよ』
永六輔
中間・期末テスト特別料金
長良教室&芥見教室
<詳細>
http://mm.visia.jp/dozan/
長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170
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