★絶対評価と相対評価
1週間が経つのは早くてもう毎日が戦争のようです。例年5月は比較的暇なのですが何やかやと忙しい日々を送っています。今日は大垣まで所用で行ってきました。
世間では岐阜新聞はじめ各社安保法制について朝からテレビや新聞でどんどん話していますが私は先週ご紹介させていただいた同志社大学の浜 矩子教授の「不戦の誓い」に賛成です。
塾の方は5月の連休も終わり振替も無くなって落ち着いたかと思えば月末には修学旅行が控えていましてもう今月はドタバタです。
今日は入試と絶対評価についてお話をしたいと思います。何故なら特色化選抜がなくなり学校の評定が非常に大事になってきているからです。今までは相対評価でしたので5:5のようになってました。入試の本番で悪い点をとっても内申点が同じ点数ですのでカバーができていましたが絶対評価になって全く分からなくなっている方も多いのではないでしょうか・・・。
最初に相対評価と絶対評価についてお話をいたします。絶対評価は2002年から導入されました。それまでの相対評価は統計学の理論を基準にしているのですが5段階評価で5が7%、4が24%、3が38%、2が24%、1が7%と目安になっていました。ですから点数が取れればそれだけの評価が得ることができたのです。しかし一方絶対評価は違います。絶対評価は生徒本人の成績で評価するもので到達度評価と認定評価の二つがあります。到達度評価はあらかじめの目標に対しどの程度できたかを判断し、認定評価は教師が頭の中でイメージで考えていることに対し満足度成果を評価するものなのです。非常に抽象的でありますが相対評価はクラス、学年のレベルによって評価が変わりますが絶対評価は自分がしますので全員が5の場合もあれば全員1の場合もあるわけです。それぞれに長所欠点があるわけですが何といっても絶対評価が分からない。90点取っても通信簿が3であったとか、逆に60点しかないけども通信簿は5であったとか・・・。先生の主観によって随分変わる。受けがいい子と悪い子で随分と通信簿が違うという話を聞いたことがないでしょうか・・・。実はこういう仕組みになっているのです。
All About の「そうだったのか!中学校の通知表の成績はこう決まる」を紹介します。http://allabout.co.jp/gm/gc/66170/
これである程度はお分かりになったと思います。ですから成績は提出物などはきちんと出さないと内申点が上がらない仕組みになっているのです。
問題はここからです。では現在の岐阜県の入試は普通高校はほとんど3:7、あるいは4:6になっています。3,4は内申点です。ですから実力重視になっているわけです。これを通信簿にどのように反映されているのかというのがキーポイントなのです。これは私のブログの一番の人気サイトになっていますが内申点と入試の学力検査なのです。これもここに紹介しておきます。
http://blog.livedoor.jp/o_dozan/archives/7895304.html
これでお分かりかと思います。これでもまだ分からない場合は「誰でもわかる偏差値の見方」を参照ください。
こういう風に絶対評価は生まれ変わっていますが2020年にはセンター試験も変わりますから当然こちらも変わってくることと思います。第一志望校に入るだけのテストになっています。ですから高校生は希望の大学が必要としない科目であれば高校の授業が赤点を取らなければいいわけです。そういったことの無いように全科目の評定を上げていこうというわけです。評定を上げて推薦を勝ち取ろうというのとよく似ていますね。
従って高校入試は多少点数が悪くとも実力が付けば問題はないといいますができるだけ合格率を高めていくことが大事になります。そうすることで逆転も真実味を帯びてくるわけです。全員の方が第一志望校に行ってくれることを祈っていますが今月に入って連休後3年生は一斉に実力テストが実施されましたね。次回は夏休みの後の9月になるでしょう。大方はここで決まりで、先生のイメージは出来てしまいます。『夏期講習で君の人生が変わります』。そのためにいますることは何かということです。
先般志望校判定模試の結果をお送りいたしました。今回は全般的に難しかったですがあくまで総合点で考えず偏差値で考えてください。特に今年初めて1年生になった方は驚かれたでしょう。上にお兄さん、お姉さんがお見えになる方はレベルを知っていますのでそこそこに志望校を書かれていましたがお見えにならない方は少しできる方はみんな岐阜高校でした。本当に行けるように頑張りましょう。テストの詳細については6月8日(月)からの学習相談会にてお話説明をさせていただきます。
また、中学受験をされる方は少し難解すぎて驚かれたでしょうがこれが実態です。偏差値は通常は一番多くの方が点数を取られる50点あたりが一般的ですが中学受験の方はその平均点の50点以上の方の中での偏差値です。ですから偏差値が50点であれば上位の中で真ん中であったということになります。これを一般テストに置き換えますと10点から15点ほどUPします。つまり中学受験で50点ですと一般のテストですと60から65はあるということなのです。
さて、最後になりますが6月13日に第1回漢字検定を実施いたします。また6月10日に高校生の全国高校共通テストの実施、7月11日に270回数学検定の実施を予定しています。理数に特化した塾として理数科希望の方が多いですがそれでも文系希望の方も随分増えてきています。特に高校生はMEIKO MUSE(映像授業)の評判がよく無料体験が5月だけでもかなりきています。確かに今までの生徒の皆さんは講師の方に指導をしていただいていますのでどちらかと言いますとそちらを希望される方が多いのですが新しい方は目の色を変えてやっています。よく映像は眠くなるでしょう・・・。って言われますが明光義塾の映像は演習の説明、演習時間。そして解説、演習の説明と3段階式に変わってきますので寝る間がないのです(笑)。きっと皆様の悩みに解決してくれることでしょう。
そんなことで今日は絶対評価が入試にどのように扱われるのかご説明させ頂きました。今月は長良教室&芥見教室とも『テスト対策』の募集をしています。是非無料体験を試してください。個別もたくさん出来ましたが週に1科目で完全5科目を指導できるのは明光義塾長良教室&芥見教室のみです。他塾の方は自習勉強と云っているようですがここで最後に少し言っておきますが長良教室&芥見教室の授業は自習とは全く別物で授業として土曜講座で実施しているから可能なのです。これは講師の方の熱意によってできた長良教室&芥見教室の『完全なるオリジナル』なのです。ですから明光義塾の他塾でも実施はされていません。私どもは如何にしてこの不景気な中で他塾の個別指導と差別化するか考えてきたのです。従って仮に週2回で5科目などという姑息なことはしていないわけで完全に5科目、あるいは苦手科目をもう1週するとか前年の学年に遡ってするとか・・・。色々仕掛けをしているわけです。是非教室に来て確かめてください。熱い講師の皆さんが土曜日には尚更頑張っています。テスト対策は5科目完全にしましょう!
<今日の言葉>
『自由でないのに自由であると考えている人間ほど奴隷になっている』
ゲーテ
<今週のYouTube>
谷村新司の『22歳』を選びました。
https://www.youtube.com/watch?v=SjGz5pTqRo8
テスト対策受付中!
無料体験実施中!
<詳細>
http://mm.visia.jp/dozan/
長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170
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