岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★平成24年度一般選抜試験予想

2012年02月26日 17時30分14秒 | 受験

★入試までにしておきたいこと

 大学の国公立の二次試験が昨日25日から始まりました。岐阜大学や県看護学校ではかなりたくさんの方が受験されたようです。今年はセンターからトラブル続きでしたが何とか昨日は無事だったようです。岐阜新聞に昨日の問題文が掲載されていましたが基本的には昨年並みであったようです。しかし昨年までは長文が多く特に英語や国語は泣かされましたが今年は長文とそれに記述量が多くなったことが傾向として上げることが出来そうです。

 各科目においてはそれぞれで分析の結果が今から出てくると思いますが云えることは将に時間が足りない・・・、時間との戦い・・・だということです。特に今年のように長文&記述と云うことが求められますと所謂勘で処理をすることはできません。本当の力を付けていないと出来ないということになります。今後は記述問題が多く出てくると思います。その点長良教室&芥見教室が実施しています志望校判定シニア模試はすべて記述模試で実施していることは自慢ではないですが方向は間違っていなかったということが言えると思います。

 さて、今度は3月13日(火)は高校の一般選抜試験になります。これで一通り受験は終わりになりますが最後の難関を予想していきたいと思います。しかしもう3週間を切った中で出来ることは限られています。基本的には苦手な科目や得意な科目の確認に時間を掛けてもらいたいものです。あまり難しい問題は出ませんし仮に出ても出来ない場合は問題を捨てる勇気が必要かと思います。試験当日出来そうもない問題に時間を費やすほど無駄なことはないです。

 入試の平均点ですが過去10年位は320点位になっています。300点を切ったのは余りありませんが昨年は298点でした。ですからかなり例年に比べて難易度が高かったといえます。平均点は国語<67点>理科<69点>英語<59点>数学<47点>社会<58点>合計<298点>でした。22年度は312点、21年度は318点、20年度は312点、19年度は316点、18年度は321点となっています。
 
 このように平均点は310点から320点の間と云うことになりますが昨年は298点で難しかったです。ですが難しい方が頑張った方には良いのです。ボーダーラインが下がります。しかし今年は例年並みになると予想します。何故なら昨年が難しかったからです。平均点は難しくても駄目だし易しくても駄目なのです。学校のテストで先生の自己満足的な意味のない難解な問題を出して自慢している教師もいるようですが平均点の位置づけをもっと考えるべきかと思います。
 
 従って今年は平均点は320点で偏差値50と考えていいと思います。これより下がれば下がるほど得点をされた方はいいのですから志望校に対して自分は320点に対してどうなのか判断してください。±10点が1点で計算してください。例えば380点でしたら+60点ですから偏差値が56となります。-20点ですと48となります。そこで私共の偏差値表を掲示していますので合わせてください.
http://mm.visia.jp/dozan/     <志望校判定模試の欄参照>
  
 さて問題ですがこう考えます。
<国語>
 まず取り敢えずは寝る前でも構いませんから漢字の読み書きを確実に押さえてください。 共通していることは論説文で筆者は何を考えているのかを問う問題が例年出されています。結論付けをどうしたか把握しておきましょう。古文漢文は基本問題で充分。課題作文は主題がしっかりした文章構成が必要ですが興味ある記事やニュースなど生徒の優れた発想を見る加点法的は採点方法が目立っているのが最近の特徴です。

<理科>
 比較的安定した問題が多いです。第1分野では光と音が2年連続、化学変化と質量が3年連続、第2分野では植物の体のしくみが4年連続、地球と太陽系は昨年は出てませんがそれまでは4年連続、押さえが必要です。分野的には平均的に物理、化学、生物、地学から均等的にに出ると思います。に注意する点は特色化でも出ました移行処置からの問題は要注意です。特に仕事と仕事率や酸・アルカリとイオン、電流とイオン等は復習をしておいてください。

<英語>
 
昨年はリスニングテスト1題、長文読解1題、対話文2題、英作文1題の構成でした。英文を読んで内容を理解し答える問題は正答率はかなり低かったですので今年も同じ傾向が強いです。会話文はほぼ出されると考えてもいいと思いますので絵やグラフを見て答える連中をしておく必要があります。長文は早く時間に対応が出来るように何度でもやりましょう。しっかり構文等は押さえる必要があります。

<数学>
 例年数学は5科目の中で平均点が最も低いです。必ず出るのは数・式の計算、平方根、二次方程式、一次関数、二乗に比例する関数、関数とグラフ、図形、特にその中でも合同、相似。三平方の定理。図形は平面図形、空間図形、計量と出ます。あと証明は5年連続、作図も5年間で4度出ています後は確立を押さえておけばいいです。最初の計算問題は確実に押さえミスを出さないことが大事です。

<社会>
 歴史、地理、公民と平均して出ますが歴史が毎年正答率が低いです
歴史分野は年表を利用した問題が多いです。流れや重要事項を押さえておいてください。地理は地図を活用した問題が多く方位や距離など地名・用語等は確認をしておくことが必要。統計資料や地図帳の活用が中心になって来るかと思いますのでもう一度整理をしておこう。公民は新聞、ニュース等が重要になりますから今年の時事問題ぐらいは確認しておいてください。憲法や政治、社会、福祉など基本的な知識を確認しましょう。 

以上が大筋でまとめましたが最近の傾向は先の大学受験のところでも書きましたが記述問題が多くなっています。これはしっかりした考えを要求するとともに正しい答えを要求しているわけです。ですからしっかりした考えを普段から持っていないと出来ません。団塊の世代の競争時代の詰め込み式からゆとり教育にかわりみんなで渡れば怖くない式の指導ではもう駄目になっているということなのです。ですから今後は自分の考え主張が試される時代になってきます。もうすでにそうなっているのかもしれませんが感性も大事にしながら考える理性が大事になってきているのです。そこで自分は何を発信していくのか・・・、そこが今からの若者に対する期待度のような気が致します。

 凡そ長良教室&芥見教室は何故か昔から理系が強い教室です。文系が駄目と云うわけではないのですが何故か理系が強く生徒も数学の好きな生徒が多く集まってきます。これは講師が理系の方が多いということかもしれませんが不思議と数学は強いです。ですからこれからはもっともっと特徴を出せる教室にしたい。平均的な考えは大事ではありますが特にその中でも特徴を明確にさせていくことがこれからの塾には必要かと思っています。

 今私共始め塾業界は毎日大変な日々を送っています。ですが新しく進出して来る塾もあれば潰れていく塾もあります。競争の激しい世界です。ですが何とかしのいでいるのは生徒が何を要求しているのか・・・、いつもそれを考えているからだと思っています。残り試験まで日数がありません。風邪などひかない様にしてください。インフルエンザは落ち着いて来ましたが体調面には注意が最も大事です。今まで頑張って来たのですからそれを無駄にしないように注意しましょう。
春はもうそこまで来てる!頑張れ!

今週のYouTubeは絢香の『強くなりたい』を選びました。
http://www.youtube.com/watch?v=CoPj9V__ZwY

<今週の言葉>
『一番騙しよい人間は、すなわち自分自身である』
                   パルワ―・リットン

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<詳細>
【ここからでも無料体験の申し込みが出来ます】
http://mm.visia.jp/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170


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