★伝統52年・2,000教室・生徒数140,000人の謎!
沖縄が梅雨が明けたそうです。今や中部地方はむしむしとし先日は台風が来ました。教室の方は早々に休講にしたのですが予想に反して大したことが無くよかったです。
それぞれの期末テストも終わり本格的な夏期講習の募集期間に突入致しました。チラシを打ったり校門で消しゴムなどを配ったりして夫々努力をしています。目立つのはのぼりの旗をほとんどの塾が立てていることでしょうか・・・(芥見教室は立てていません)。
チラシには講習時間何時間とか色々特長を沢山書いています。しかしあまり変わり映えはないですが前年と比べて街の中心街は動きはさすがに早いです。私の教室でも長良教室は出足は早いです。周りの環境がそうなっているのかもしれません。反面芥見教室の方では動きが少し悪いですが例年並みの感じです。
ここに来て感じることがあります。入会して辞めていく生徒が見えます。期間は1年未満で、原因は成績が上がらないからと云うのですが実はこのサイクルが非常に早くなっているのです。つまり今までは1年から2年ぐらいじっくり腰を据えて見守っていただけたのですが即結果を求められる方が多くなってきています。塾は手品ではないのですから基本からやり直さなくてはいけないわけですし分からなければある程度お金もかけていただかなくては仕方がない場合もあります。ですから面談時にお話をしています。即結果をお求めでしたら正直通常のやり方では難しく特別なカリキュラムを組む必要があります。ですから同じようにして結果だけ大きく求められるとこちらも少し戸惑うのです。またお子様の現在の実力を過信のあまりかなりな上位校を要求されるのもちょっと困るのです。従って現在の学力でお子様の位置を明確にお話しています。それでもご納得できない方はもうそれではどうぞ・・・と云う感じです(笑)。
これは逃げ口上で云ってるのではないのです。塾も経営ですから黙ってそうですね、希望の高校・大学に努力します。といってしまえば良いのかもしれませんが嘘を云ってまで入れることは私には出来ない。それは馬鹿正直なのかもしれませんが現況を説明しそして取り敢えず目標の高校・大学に対しどう対処をしていくのか・・・。それをお話しするしかないのですが長良教室&芥見教室は責任のある解答しか致しません。それが一番地元に対して誠実だと考えるからです。私も元は脱サラ。しかし『先生』と呼ばれる以上は責任があります。講師の方にしてもしかりです。『先生』と呼ばれる以上教育者であることを忘れてはいけないし『次代のエースは君だ!』の伝道師でもあるのですから・・・。
さて、前書きが長くなりましたが『個別指導専門塾と集団塾の個別指導の違い』はどうなんでしょうか?今日のテーマはそこを考えたいと思います。
そもそも個別指導の歴史はやはり家庭教師からの発展かと考えられます。明光義塾もやはり家庭教師から出発したわけですし『個別指導』という言葉さえ明光が作ったとも云われています。今や歴史的には『老舗』の分類に入っています。
しかしながらこの個別指導の背景にはバブルが弾け世の中が景気が悪くなって職がなかった頃に急激に伸びた業種でもあります。つまりちょっと器用な方なら誰でも出来たですし、第一商売をするのに仕入れが要らない・・・。最初の加盟金やロイヤリティぐらいですがデフレの世の中で手っ取り早い仕事はFCに加盟して手段を選ぶことでした。ですから明光義塾以外にもたくさんの個別指導の塾が出来ました。加盟金にしましても高いところや安い処など様々です。ですから個別指導と云っても色々で工夫は多く各社しています。勿論明光義塾そのものも他を寄せ付けない物を持っています。
一方集団塾の個別指導と云いますとどちらかと云いますと後発部隊になります。後発であるから悪いというわけではありませんが集団塾は7名いれば採算が取れると云われています。生徒がたくさんいる時代はよかったです。クラスを三クラスぐらいに分けて成績順に座らせて競わせるのです。子供の心を操りながら競わせるのですから出来る子はいいですが遅れている子は傷つき大変です。しかしそれもスルーなのです。構っていることは出来ないのです。そこで一人、二人と歯が抜けていくように生徒が辞めていきます。その生徒の行き先はみんな個別であったのです。そこで集団の方も考えたのです。それは単純に個別部門を作ればいと云うことなのです。ですから今の集団塾での個別対応は単なる生徒が減ることに対する歯止めでしかないのです。集団でついていけないと云えば『うちの個別に行ってください』と云われます。しかしそこでのノウハウはほとんどが物まねの域を出してはいません。何故なら利益率は格段に集団がいい訳ですから個別には本格的には力は入れていません。そして費用だけは一人前に取っていますからお笑いです。
集団塾でよく私の塾の講師は手前の社員ですとチラシに書いています。確かに自前の社員、もしくは契約社員となっているようです。反面個別はほとんど学生が主体になっています。岐阜地区で学生を使っていない個別の塾があれば教えて欲しいものです。大手のS塾、SI塾、N塾全て学生です。何故なのかご説明いたします。
凡そ集団塾は一同に生徒を指導致します。ですから多くの方を引きつける能力が必要となります。ですから自前の先生を育成する必要があるのです。ですが個別の場合は対象は2人から3人ぐらいですからそこまでの能力は必要とはしないのです。また自前の講師ですと人件費の問題も出て来ます。その点時間講師ですと費用的にも安くつくのです。そんな理由で個別に学生が定着してきました。
しかしながら最近はこの学生の講師が見当たらないと云いますか敬遠されています。学力が低下していることもありますが就職活動の礼儀作法を教えてもらうために居酒屋チエーンなどの方が楽しくてお金が稼げるという方も多いのです。就活は大事ですので大変ですがまた我々の仕事も大変なのです。ですから岐阜新聞テストや進研模試などその日のうちに解決し説明をしています。その為に長良教室&芥見教室は医大生を中心にした塾になっています。また性格的にも優れた方を採用しています。従って私共の採用テストは難しいです。勿論礼儀作法なども指導しています。
そんな訳で餅やは餅やということでしょうか。集団塾の個別指導と我々個別指導専門塾とは中身が違うということです。また明光義塾はFCの関係上月謝などは変わりませんが教室によってかなり温度差もあるかと思います。しかし最善な方法を取っているわけですので他の教室のことを云える立場ではありません。ですから長良教室&芥見教室のオリジナルは独自で生まれて育ててきたのです。そしてまた新たな挑戦を生徒と共に闘っていこうと考えています。
夏期講習の受付が始まりました。是非一度教室を覗いて体験をしてみてください。もう教室を開いて14年になります。そこにはいくつもの経験やデーターの引き出しがあります。君の課題はどの引き出しにあるのでしょうか・・・?きっと見つけてあげます!共にこの夏戦いましょう!!
今週のYouTubeは松山千春の『さよなら』を選びました。
http://www.youtube.com/watch?v=GEi0_40f8yY
<今日の言葉>
『一番騙しよい人間は、すなわち自分自身である』
パルワー・リットン
夏期講習無料体験受付中!
6月度入会 <入会金無料+無料券4回>
長良教室&芥見教室
http://mm.visia.jp/dozan/
長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170