おやぢタイプ

音楽とマラソンと、時々、映画と府中

COSMICOLOR / m-flo

2007-04-15 23:55:13 | Music
R&B

待望の"m-flo"のニューアルバムがリリースされた。
『"Loves"シリーズ最終章にして最高傑作!!!』というキャッチコピーがつ踊っている。
m-floの場合、他のアーティストとコラボ作品をm-flo loves ****** (アーティスト名)と呼んでいる。
ボーカルの Lisa が脱退後、固定メンバーとしてのボーカリストを置かず、アルバムのほとんどの曲にゲスト・アーティストを招くようになった。
様々なゲストアーティストを迎える lovesシリーズは、それぞれテイストが違う曲となり、コンピレーションアルバムのようでとても気に入っていた。
アルバム『ASTROMANTIC』から始まった m-flo lovesシリーズは、次の『BEAT SPACE NINE』でも続き、今回の『COSMICOLOR』に引き継がれたのだが、唐突に最終章だと言い切っているのだ。
しかも最高傑作!!!なのだ。
ということでアルバムリリースの4日程前に amazon に予約をしたのだが、リリース前日に amazon からお詫び!のメールが来た。
「こちらの商品は、人気商品のため入荷に遅れが生じており、現在もAmazon.co.jpに未入荷の状況となっております。」・・・。
amazonに入荷が無いってどういうこと!? なんかスゴイ事になってるなぁ。
しかし amazon の丁重なお詫びに好印象を感じ、更に数日待ってやっと手に入れた。

さて Loves シリーズ3部作の最終章と言われるこのアルバムのゲストが豪華だ。
前2作でも lovesしていたCrystal Kay、Melody、日之内エミ、Ryoheiなどに加え、安室奈美恵、倖田来未、MONKEY MAJIK、BONNIE PINK、MINMI、Charaなどが参加している。
聞いてみると前2作と比べるとよりダンサブルでクラブ・ミックスっぽい曲が多い。
そのぶんポップなチューンは減っている感じだ。
そんな中で一番キャッチーで気に入ってるのは、昨年夏丸井のCMで流れていたloves 日之内エミ & Ryoheiの"Summer Time Love" だ。
MONKEY MAJIKとの lovesは意表をつく組み合わせだったし、Charaとの loves ではスイング風なアレンジに完全な Chara ワールドを展開していた。
ただ3作目にして新鮮なlovesの組み合わせや冒険的なアレンジなどのサプライズはあまり感じなかった。
前2作では loves しているゲストアーティストの良さを引き出すような曲やアレンジだったのに対して、本作では m-flo らしさを強めている。
m-flo のコアな原点に戻り、それを極めたアルバムのように感じた。
ポップチューン好きの自分からすると前2作の方がどちらかというと好みだ。

さて、本作が loves シリーズの最終章となると次作以降はどんな展開となるのだろうか?
きっと間違いなく予想を超えるサプライズを提供してくれるだろうね。
after loves の m-flo の今後の展開が楽しみだ。

お気に入り度: 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿